貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

白石市田村神社:甲冑堂②おくのほそ道二文碑と桃隣の句碑!

2024-12-20 15:24:11 | 日記
令和6年12月20日(金)
白石市田村神社:甲冑堂②
 芭蕉と曽良は、
元禄2年(1689) 5月3日に
田村神社の甲冑堂を拝観。
『奥の細道』の、      
「二人の嫁がしるし、
 先哀也。   
 女なれどもかひがひしき
名の世に聞こえつる物かなと 
袂をぬらしぬ。」
という二文が、
碑に刻印されている。
<おくのほそ道の文章碑>

  また、
桃隣の句碑が残っている。 
 桃隣とは芭蕉の弟子で、
本名は、天野勘兵衛。
<桃隣の句碑>

 芭蕉の(支考代筆)口述遺書中、
「桃隣へ申し候。
 再会かなはず。
 力落さるべく候。
 いよいよ杉風・子冊・
八草子よろず御投げかけ、
ともかくも一日暮しと
存ずべく候」
と書かれた人物である。
 碑には
元禄9年(1696年)に詠んだ句。
「戦めく 
  二人の嫁や 
    花あやめ」