貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

勝軍地蔵菩薩は初めて!

2022-06-20 10:17:10 | 日記
令和4年6月20日(月)
第5番 板野郡: 地 蔵 寺                                    弘仁十二年(821)、嵯峨天皇の勅願により                     弘法大師が開創した霊場。

 大師自ら刻んだ本尊の勝軍地蔵菩薩は、
高さ一寸八分(約5.5cm)で、
右手に錫杖、左手如意宝珠を持ち、
甲冑姿で軍馬に跨がるという勇                     ましい仏様。
 その後、紀州・熊野権現の導師を務めて                     いた浄函上人が、神託により刻んだ
延命地蔵菩薩の体内に、大師の
勝軍地蔵菩薩を納める。

 このため、源頼朝・義経初め多くの武将
の信仰が支えとなり、数々の寄進で
広大な土地を有するようになる。
 かつては、阿波・讃岐・伊予の三カ国に
三百の末寺を擁し、塔柱中二十六ヶ寺を
数えたという。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                   樹齢800年の大銀杏の姿は雄々しい。

 根の瘤が自然の造形美を醸し出している。
 納教所で、奥様から感謝の可愛いはがきを
おまけにいただく。


室の八島巡り 完了!

2022-06-19 10:51:26 | 日記
令和4年6月19日(日)
 4つめが、覆い屋根付きの冨士浅間神社。

 5つめが、島根県にある熊野神社。

 そして、朱塗りの太鼓橋を渡る。
 6つめが、栃木県の日光市にある
二荒山神社。

 最後に、千葉県にある香取神宮に参拝。

 ひとつひとつ心を込め、
お祈りと感謝の参拝をする。
 福岡県にある太宰府天満宮にも
お詣りしたのに、なぜか写真に収まって
いない。

 季節が違うので、青々とした勢いはない。
 そして、鳥居を潜り、一礼。
 室の八嶋巡りを完了する。



室の八島 前編

2022-06-18 13:40:43 | 日記
令和4年6月18日(土)
 『奥の細道』での
室の八嶋の記述は、右の説明板で、
 <室の八嶋>  
が分かるようにしてある。

 朱の鳥居を潜ると、そこは八嶋である。

 先ずは、茨城県にある筑波神社。

 筑波での研修を3回も受けることに
なったので、
本物の筑波神社は何度か参拝。
 ここでも、感謝と祈願を込め、参拝。
「祓い給え 浄め給え 守り給え 幸え給え」
も自然に唱えている。
 社寺参拝が多いので、
いつしか身についた一つだ。
 深謝、深謝!!
 二つ目は、同じ茨城にある鹿島神宮。

 三つ目は、雷電神社。

 三つとも造りがよく似ている。
 違い探しをするようだ。
 つづく。



糸遊とは?

2022-06-17 10:05:48 | 日記
令和4年6月17日(金)
栃木市  大神(おおみわ)神社  
 栃木市は、家康の霊柩が日光へ改装され、
朝廷からの勅使(例幣使)が日光東照宮へ
毎年参向するようになり、
宿場町として栄える。
 いわゆる「例幣使街道」
(れいへいしかいどう)という、
ちょっと変わった名の街道である所以だ。 
 歌枕として有名な「室の八島」は、
この大神神社にある。

 その創建は約千八百年前頃、
第10代崇神天皇の皇子、豊城入彦命
(とよきいりひこのみこと)によると
伝えられている。
 別名を六所明神といい、
延喜式社の筆頭社となっている。

 春(4月中旬頃)には、馬上から弓を
射て豊作を占う流鏑馬が、
秋(11月中旬頃)には、
「おくるめ様」と呼ばれる童女が
神事に奉仕して、五穀豊穣や安産を
祈願する御鉾祭が延々と行われているという。
 二度目の参拝!          
「御足ひたし所」というテーブル付き
ベンチが新たにセッティングされている。

 そこで休むことままならず、
芭蕉句碑とその傍にある、
室の八嶋の散策を開始。

芭蕉の句は、
糸遊に 
  結びつきたる 
    けむりかな
 解説によると、
「昔、この辺りから不思議な煙が
立ち上っていたといわれ、
『室の八嶋に立つけぶり』は、
京の歌人たちにしばしば歌われている」
と記されている。

 「糸遊」は、「陽炎」のこと。
 室の八嶋の辺りの野に立つ糸遊(陽炎)
に、伝説の煙も結びついて、
陽炎が盛んに燃えているという意。
つづく。




最初の大日寺。33体の観音像に感服!

2022-06-16 16:00:54 | 日記
令和4年6月16日(木)
4番 板野郡: 大 日 寺 
 
 弘法大師が四国巡錫中に開基。
 大師の刻んだ本尊の大日如来に因み、
大日寺と号し、第4番目札所に定める。

 本尊の大日如来は、
八十八ヶ所中六ヶ寺あり、
真言宗では、
「宇宙の中心、万物の根元とされる
人々に普く慈悲をもたらす最高の仏」
とされているという。

 本堂と大師堂をつなぐ回廊には、
粉河寺などいろいろなお寺の木造                              観音像33体が安置されていて、
観音様のいろいろな表情を愉しんだ。
 
 
                                        いろは紅葉もきれいだった。