令和4年6月20日(月)
第5番 板野郡: 地 蔵 寺 弘仁十二年(821)、嵯峨天皇の勅願により 弘法大師が開創した霊場。
大師自ら刻んだ本尊の勝軍地蔵菩薩は、
高さ一寸八分(約5.5cm)で、
右手に錫杖、左手如意宝珠を持ち、
甲冑姿で軍馬に跨がるという勇 ましい仏様。
その後、紀州・熊野権現の導師を務めて いた浄函上人が、神託により刻んだ
その後、紀州・熊野権現の導師を務めて いた浄函上人が、神託により刻んだ
延命地蔵菩薩の体内に、大師の
勝軍地蔵菩薩を納める。
このため、源頼朝・義経初め多くの武将
の信仰が支えとなり、数々の寄進で
広大な土地を有するようになる。
かつては、阿波・讃岐・伊予の三カ国に
三百の末寺を擁し、塔柱中二十六ヶ寺を
三百の末寺を擁し、塔柱中二十六ヶ寺を
数えたという。
樹齢800年の大銀杏の姿は雄々しい。
樹齢800年の大銀杏の姿は雄々しい。
根の瘤が自然の造形美を醸し出している。
納教所で、奥様から感謝の可愛いはがきを
おまけにいただく。