貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

春日部市:東陽寺①芭蕉が宿泊した寺、そして笑う少女像!

2024-09-20 15:03:30 | 日記
令和6年9月20日(金)
 大谷選手が50-50の
Major League Baseballの歴史上
に残る大記録をあっという間に
達成!
 6打数6安打3本塁打2盗塁、
51-51も達成!!!
 本人も生涯の記念すべき試合
となる。
 ほんと、おめでとう!
 さて、今日は粕壁宿!
 春日部市:東陽寺   
 東陽寺も二度目の参詣。

 黒松も見事な枝振りである。

 本殿前の境内に、 
 「笑う少女」の像が
目に入る。

 よく見れば少女なのだが、
可愛いお婆ちゃんのイメージ…?  
    
 北村西望氏の作品。
(数ヶ月後、
本間美術館で本物を
見ることになる。
 もうびっくり!)

 粕壁宿に、
芭蕉が泊まった寺である。
~つづく。

春日部市小渕山観音院②人の短と己が長!芭蕉の座右!

2024-09-19 11:46:36 | 日記
令和6年9月19日(木)
春日部市小渕山観音院②

芭蕉句碑が最後になる。
<芭蕉句碑>

 句は、
「毛のいへば     
   唇さむし       
     秋の風」 。
「物いへば 
   唇寒し 
     穐の風」
である。
 座右乃銘
「人の短をいふ事なかれ 
  己が長をとく事なかれ」
として、
『芭蕉句集』で紹介されている。
 ここ十年の己が人生を振り返る。

 ちょっと忘却の彼方に
去ってしまった詞のひとつかな?


春日部市:小渕山観音院① 仁王様と珍しい参拝の仕方と花祭り

2024-09-18 10:35:40 | 日記
令和6年9月18日(水)
春日部市:小渕山観音院①        
 国道4号線を北上する。
 春日部市に。
 粕壁宿がいいなあ。     
 仁王門が素晴らしい!



 左右の仁王像の表情が独特である。 
 何か愛くるしく温かみを
感じるのは私だけ? 
 花祭の歌詞が刻まれた碑を、
初めて見る。 
<観音院社殿>
                      
 この観音院のお詣りは、
右の写真のように、
神仏習合の祈願寺だから、
「先ず、鰐口を2回鳴らす。
そして、二拍合掌をしながら、
願い事をする。
 その後、回廊を左から回る。
天井の唐獅子十八体が
清浄して下さるという。
 正面に戻ったら、
二拍合掌して
参拝終了となる。」
という手順。
その通り参拝。
 一寸新鮮!
<花祭り歌碑>
~つづく。

草加市百代橋②「月日は・・・」の暗誦と芭蕉文学碑!

2024-09-17 10:30:11 | 日記
令和6年9月17日(火)
草加市百代橋②
 ドナルド・キーンさんは
1922年6月18日、
ニューヨークで生まれ、
ケンブリッジ大学、京都大学等で、
日本の文学や文化を研究し、
それら研究の第一人者となられる。 
                   
 日本とアメリカの二つの祖国を
持つと自負されているのも、
その人なりである。         
 隣のトイレで用を足し、
芭蕉文学碑を見る。 
 少し読み取りづらし。
「月日は百代の過客にして、
 行かふ年も又旅 人也。」                 
 最近は加齢のためかこの言葉が、
実感と して分かるように
なってくる。
 凄い書き出しであ る。
 草加市や伊賀上野、
大垣などでは、小学生が暗唱している
ことだろう。
<芭蕉文学碑>

 良き文章は、
幼い時から暗唱させていくのがよい。
 意味などは後で分かるように
なるのだから。
 戦後の急変した私の小学生時代に、
少しでもそういう機会があったら…
と、つくづく悔やまれる。 
 古希過ぎてから細やかだが、
新たな生きがいともなったので、
今となっては良しかな…? 
 やっとこの書き出しも
暗誦できるようになった。


草加市: 百代橋(はくたいばし) ①百代橋堪能そしてドナルドキーン碑!  

2024-09-16 10:09:01 | 日記
令和6年9月16日(月)
草加市: 百代橋(はくたいばし) ①  
 前回訪れた橋は松原大橋。
 百代橋と勘違い。

 獨協大学に向かって左に、
ドナルドキーンの記念植樹の
石碑があり、
右側に芭蕉の文学碑がある。
取り敢えず周囲から百代橋を眺め、
百代橋を現代の芭蕉と化し、
徐に渡る。

 橋からの眺めは今風だが、
バランスも景観もよし。
 しばらく人の動きや車、建物、
松等、草加の風とともに
観察させていただく。



 ゆっくり橋を下り、逆戻り。
 上る楽しさと下る心地よさを
二度楽しんだ。



 その後、
「奥の細道国際シンポジウム」で、
ドナルド・キーンさんが 
講演された時の記念植樹の前に立つ。

 ドナルド・キーンさんとの
出会いは、10年前、
『百代の過客』という文庫本を手にし、
日本人の日記を、
平安時代から徳川時代まで
まとめたものを読了。 
 その中に、『野ざらし紀行』
『鹿島詣』『笈の小文』『更科紀行』
そして、『奥の細道』、『嵯峨日記』
と芭蕉の紀行日記をまとめておられる。
 その博学ぶりと
美しく、確かな日本語に驚嘆。
 ドナルド・キーンさんは
1922年6月18日、
ニューヨークで生まれ、
ケンブリッジ大学、京都大学等で、
日本の文学や文化を研究し、
それら研究の第一人者となられる。


~つづく。