水泳指導演習
東京スポーツ・レクリエーション専門学校(TSR) にて 2000年4月 ~ 2005年3月 まで 受け持っていた 選択授業 です。。
チャイルド・スポーツ科
幼児教育(幼稚園教諭・保育士) の 資格を目指して・・・ スポーツ指導 出来る 幼児のスペシャリスト を養成する 学科 ですが・・・
5年間 波多野イズム(師匠;波多野勲 の 水泳を学問として捉えてコーチングを行う!)の 知識と技術 を 学生たちと共に学んできました。。
子ども を含め・・・
波多野 勲 は、、 人 が泳げない理由 を 4つ に分けて解説しています。。
その 1つが・・・
昨日 説明した 固体との段階離脱!
いきなり・・・
泳ぎだす! という ことが怖いのです。。 固体(プールサイド;壁、ビート板)を上手に使い、、 段階的に離れていく! ことが重要です。。
泳げない から・・・
習いに来ているんだから、、、 いきなり は 泳げないけれどね。。(;^ω^)💦
泳げない理由 の 2つ目 は・・・
皮膚感覚 の 問題です!
今年は・・・
コロナ で プールの授業 あるんかなぁ??
外プール は 水温 が 低い時もまま あります!
足先 つけて、、、 指先付けて、、、 冷てぇ~~!!
では・・・
水に入るのも 嫌 だよね。。
でも・・・
外プール の 場合は、、、
心臓麻痺! なんて 怖さもあります。。
ので・・・
シャワー(水) を 足先 から 手先 と・・・
からだ の 末端から浴びていき・・・
心臓に負担をかけない シャワーの浴び方 をまず行う必要があります!
そして・・・
プールサイド で・・・
腰かけキック (絵; 幼児水泳教室 指導案 より・・・)
この 学生たち が 考えた 指導案 には・・・
<プールに入る> として・・・
・ プールに入るときのお約束をしましょう。
飛び込まない。 赤い台のあるところから入る。 勝手に一人で入らない。
・ プールに入ることに怖がっていたり、抵抗したりする子どもに対しては、始めから水のなかに入ろうとしないで、プールサイド
に座り水慣れをするとよい。1例をあげると、
① プールサイドに座り、足だけ水のなかに入れる。
この時、 見るからにお風呂と違って『大きくて』『冷たくて』『深い』というプールへの恐怖心を取り除けるような言葉かけ
等をするとよい。
② プールに入っているお友達がやっていることを一緒に見ながら、興味を持てる言葉かけをする。
③ ①、② の会話をしながら、おもちゃのショベルやジョーロを使ってさりげなく子どもの膝、もも、おなか に水をかける。
子どもが水をかけられていることに気づいたら、先生にもかけてもらう。かけてもらったら先生は楽しそうに喜んで肩や背中に
も水をかけてもらい、同じように喜ぶ。 ・・・
いいねぇ!(*^^*)
そうやって・・・
子ども達は、、 水に親しみ・・・
ルール(飛び込まない、走らない等々) を覚えていくんだね。。
実際・・・
2005年度 から 幼児水泳教室ゼミ 担当になるんだけれど、、、
幼児&小学生低学年 との 関りから・・・
学生たちは、、 良い指導者 の 初めの一歩 を 歩き出します! 目の前に 子ども がいるってのは・・・
ほんと いい勉強になります!
ルールとマナー 水に入るときの やくそく!
水を怖がる子ども への 指導者 としての 行動!
としては・・・
これで 100点です!
おいらが・・・
水泳指導演習 や 2005年からの 幼水(幼児水泳教室ゼミ) で 教えて来たのは、、、
からだ の 仕組み です!
飛び込まない!
は 危険防止 の 約束(ルール) ですが・・・
水に 入るときは・・・
カリキュラム№1 の 腰かけキック のあとは、、、
どぼん! と 水のなかに入る方がいいのです!
皮膚には・・・
痛点(痛みを感じる)、 圧点(押されている圧力を感じる)、 温点(熱い!を感じる)、 冷点(冷たい!を感じる) が 点在しています!
水は冷たい!!
との 思い込み が 特に泳げない子(お風呂とは違うもんね!) は あります。。
そんなところにゃ
入りたくないね!!
だからこそ・・・
一気に どぼん!! と入るのです。。
4つの 感覚点(痛、圧、冷、温) が 一気に脳へ・・・
信号を送り、、、
脳が 混乱します!
ゆっくり入ると・・・
冷たいつめたい!
と・・・
思って入るので、、、
冷点 が 強く 反応して・・・
脳が 嫌がります。。
これが 泳げない(水が嫌だ!) の 2つ目の 問題です。。
要は・・・
脳をごまかす!
楽しみながら プール に入れれば 大丈夫だね。。