☆さてと・・・、いつものMOVIX昭島に、本日公開の『ジェシー・ジェームスの暗殺』を、女子中学生と観に行った。
・・・しかし、この作品、私にはまあまあ面白かったのだが、中学生には難しいようだった。
文芸作品っぽく作り込んであって、物語に、娯楽作品的な「ケレン」がなく、映画と言うのは「観る者をグイグイ引っ張ってくれるもの」と考えているだろう中学生には、まだまだ難しいようだった。
だから、娘っ子とのデートには、今ならば『ナショナル・トレジャー2』辺りをお勧めする^^
# # # #
南北戦争直後のアメリカで、悪名を轟かせた犯罪者ジェシー・ジェームスと、彼に憧れつつも暗殺したロバート・フォードの物語である。
ボブ(ロバートのあだ名)は、何とも、落語で言う「与太郎」に「オタク」風味を混ぜたような気持ち悪い男なのだが、ジェシー一党の最後のヤマ・列車強盗に参加し、ジェシーと知り合う。
物語は、その最後の強盗に参加したメンバーの離散集合と、最終的にはロバートに撃たれるジェシーの最期が描かれる。
とても格調高くアメリカの自然が撮られており、鮮明な画像や、画面周囲をぼやかしたような映像、高速度撮影などの技術も使われている。
物語自体は他愛無いのだが、それが豪華なセットに彩られ、何よりも、出演者の演技が見事で、それだけで3時間に近い上映時間がもった^^;
主人公ボブの気持ち悪さも、それこそ演技のうまさの証明だった。
途中で、少佐の後家さんってのが出てくるのだが、その表情のエロさったらなかった^^;
そして、ブラッド・ピットである。
この人、うまい俳優だと思う。
ジェシー・ジェイムスと言う、カリスマ犯罪者の奔放さと気性と猜疑心がとても伝わってきた。
・・・目なのである。
あの、青い透明な瞳で、仲間の裏切りを疑心するさまは、切なささえ感じるほどに、迫真だった。
# # # #
私は、ブラッド・ピットを目当てに映画を観に行ったことはない。
しかし、近年、彼ほどに映画館で目にした俳優はいない。
そして、その演技に失望したこともない。
名優なのだろう・・・。
(2008/01/13)
・・・しかし、この作品、私にはまあまあ面白かったのだが、中学生には難しいようだった。
文芸作品っぽく作り込んであって、物語に、娯楽作品的な「ケレン」がなく、映画と言うのは「観る者をグイグイ引っ張ってくれるもの」と考えているだろう中学生には、まだまだ難しいようだった。
だから、娘っ子とのデートには、今ならば『ナショナル・トレジャー2』辺りをお勧めする^^
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南北戦争直後のアメリカで、悪名を轟かせた犯罪者ジェシー・ジェームスと、彼に憧れつつも暗殺したロバート・フォードの物語である。
ボブ(ロバートのあだ名)は、何とも、落語で言う「与太郎」に「オタク」風味を混ぜたような気持ち悪い男なのだが、ジェシー一党の最後のヤマ・列車強盗に参加し、ジェシーと知り合う。
物語は、その最後の強盗に参加したメンバーの離散集合と、最終的にはロバートに撃たれるジェシーの最期が描かれる。
とても格調高くアメリカの自然が撮られており、鮮明な画像や、画面周囲をぼやかしたような映像、高速度撮影などの技術も使われている。
物語自体は他愛無いのだが、それが豪華なセットに彩られ、何よりも、出演者の演技が見事で、それだけで3時間に近い上映時間がもった^^;
主人公ボブの気持ち悪さも、それこそ演技のうまさの証明だった。
途中で、少佐の後家さんってのが出てくるのだが、その表情のエロさったらなかった^^;
そして、ブラッド・ピットである。
この人、うまい俳優だと思う。
ジェシー・ジェイムスと言う、カリスマ犯罪者の奔放さと気性と猜疑心がとても伝わってきた。
・・・目なのである。
あの、青い透明な瞳で、仲間の裏切りを疑心するさまは、切なささえ感じるほどに、迫真だった。
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私は、ブラッド・ピットを目当てに映画を観に行ったことはない。
しかし、近年、彼ほどに映画館で目にした俳優はいない。
そして、その演技に失望したこともない。
名優なのだろう・・・。
(2008/01/13)