『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『イーグル・アイ』を観た(HAL9000祭り^^)]

2008-10-18 23:41:31 | 物語の感想
☆今、観て、帰ってきた。

とても、興奮している。

・・・私が、映画に出てくる役で語ることが最も多いのが、『アマデウス』のサリエリであり、『ダイハード』のマクレーンであり、『モンスターズ・インク』のブーであり、そして、『2001年 宇宙の旅』のHAL9000であった。

   ◇   ◇

私は、この『イーグル・アイ』を、予告編を見た感触から、粋なサスペンス佳作『ニック・オブ・タイム』的なもの、ヒッチコックの『知りすぎた男』的なものを想像していた。

すると、物語が進むにつれて、その予想は半分裏切られていく。

「あああ・・・」と心の中で感嘆し、その懐かしさに鳥肌を立てるのだった。

こ、これは、HAL9000じゃないか!!!

合理と経験の狭間で自己崩壊していった「悲しきコンピューター」・・・。

HALと言うか、『2001年・・・』では多くを語られなかったが、続編の『2010年』で種明かしをされたことが、

この作品では、饒舌な「空気(エアー=アリア)」によって自ら語られ、物語上でサスペンスを盛り上げてくれる。

『2001年・・・』を真似しようとしても、チープな予算では笑われるだけだろう。

しかし、この作品では、ふんだんに予算を費やされ、例えば、国防総省地下23Fのギミックなどは素晴らしい。

何よりも、あの無機質な「一つ目」が、現在に甦ったのは嬉しい。

マニピュレーターによる殺人や、メモリースティックを引き抜いていく場面など、ホント、HAL好きの私にはたまらないのです!!

   ◇   ◇

そして、シャイア・ラブーフをはじめとする役者陣の演技も、作品を盛り上げた。

空軍の捜査官をした女性なんか、ライス国務長官を可愛くしたみたいで、凛々しいし、

FBI捜査官も、『逃亡者』のジェラード警部みたいで魅力的でした。

人間がちゃんと描けていて、物語に格調高さが生まれてくるのです。

アクションも、火力が満々で、爆炎マニアの私はご満悦^^

   ◇   ◇

そして、エンディングは、スピルバーグ印でハッピーエンド!

えがったです^^

PS・「ボウマン」と言う名字の男は、人類最高の人工知能と戦う運命にあるのですね^^

                       (2008/10/18)
コメント (6)
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