『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[三十一世紀の人々による芸術美術番付]

2016-05-11 23:59:11 | 新・物語の感想

☆・・・一昨日、ある方が来て、先刻、世界を旅してまわっている男と話したという。
 その男曰く、「マチュピチュも行ったけど、アンコールワットに勝る遺跡はないね」とのことだった。

 ・・・引用をしておきたい。
 『2001年宇宙の旅(早川書房)』で有名な作家アーサー・C・クラークの作品からである。
 クラークは、SF作家と言うより「未来予測作家」と言える、その代表作の完結篇『3001年終局の旅』において、三十一世紀の世界についての詳細な詳述がある。

   (引用)
 <・・・「しかしテッド、人類の偉大な芸術作品の大半は、宗教心にインスパイアされていることは否定できないだろう? これは何かがあることを証明してるんじゃないか?」
「うん。・・・しかし、信者たちが安心するような証明ではないな。人間はときどきいちばん大きいとか、いちばん偉いとか、いちばん優れているとか、そういうもののリストを作って楽しむ。君の時代にも、これは人気のある娯楽じゃなかったかね?」
「おっしゃるとおり」
「いや、これを芸術の分野でやろうとする有名な試みが何回かあったんだ。もちろん、こういうリストは絶対的な・・・永遠の・・・価値を確定させるものじゃない。しかしなかなか楽しい企画ではあって、人間の好みが時代時代によってどう変わっていくかがよくわかる・・・。私が見たいちばん新しいリスト、・・・これは数年まえ、<地球アートネット>に載ったものなんだが、・・・これは建築、音楽、視覚芸術、等々の分野に分かれていた。・・・二、三の例は覚えている・・・。パルテノン、タージマハル、・・・音楽ではバッハの「トッカータとフーガ」が一位になって、二番めがヴェルディの「レクイエム・ミサ」だ。美術は、・・・もちろんモナリザ。次は、・・・はっきりした順番は忘れたが、セイロン島のどこかにある一群の仏陀像、それから、若きツタンカーメン王のデスマスクだ。ほか全部を仮に思いだすことができたとしても、・・・私には無理だが・・・、それは問題じゃない。重要なのは、その文化的・宗教的バックグラウンドだ。全体からいうと、ひとつの宗教が独占するということはなかった。・・・ただし音楽は別だ。これは純粋にテクノロジカルな偶然だろう。電子楽器以前の時代のオルガンとか、そういった楽器は、みんなキリスト教化された西欧社会で発明されたものだからね。状況がまったく違ってしまうということもありうる。・・・たとえば、ギリシャ人や中国人が機械をおもちゃ以上のものだと、もし考えたらとしたらだが。しかし、けっきょく論争に決着をつけたのは、私が見るかぎり、人類芸術の最高作品をひとつ挙げるとしたらという問題で起こった国民一般の合意だ。何回くりかえしても、ほとんどどんな投票リストでも、・・・答えは<アンコールワット>だ。ところが、これを発想する基となった宗教は、十何世紀も昔に滅びてしまった。あれがどういうものか、だれも正確には知らない。ただし、神はひとりじゃなく、何百という神がかかわりあっているということがわかっているだけだ」・・・>
   (引用終了)

 三十一世紀の人々による芸術美術番付においても、<アンコールワット>は、常に一位なのである^^
                  (2003/12/14の再掲)

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[仕込みとおみやげ]

2016-05-11 22:50:15 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・アランチーニを大量に作った。
 これで、旅行期間中はもつでしょう^^
 トリッパを仕込んだ。

   

 これも旅行期間中はもつでしょうが、アッコさん、出すのかな?^^
 広島みやげの生モミジ、モチモチしていておいしかった^^

   

 オノッチに会いにマックへ、でも不在^^;

   

               (2016/05/11)

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