☆映画の日なので、朝からMOVIX昭島に向かった。
女性が好みそうな『幸せになるための27のドレス』をセレクトし、続いて、連れにもう一本見る余裕があれば、一度観た『ランボー 最後の戦場』を再見しようと思った。
先ずは、『幸せになるための27のドレス』だ。
◇ ◇
公開二日目だが、客の入りはいまいちであった。
が、20代後半くらいの女性が目立って多く着席していた。
うん、この作品は、前向きな女性が幸せをつかみとる話でもある。
多くの適齢期の女性が、この作品からパワーを与えてもらおうと見に来たのだろう。
そうした作品としてみると(いや、見なくても)、なかなかの佳作だと思う。
◇ ◇
プロローグの、主人公の幼少時代の、結婚式にまつわるエピソードが良かった。
花嫁さんを襲ったハプニングを、まだ幼かった主人公が機転を利かせて「ノープロブレム」状態にする。
そこで、主人公は「晴れの舞台(結婚)」をサポートすることに喜びを見い出し、大人になって「ブレイズメイド(結婚付添い人)」となった。
私は、このような伝説チックなはじまり方が好きだし、自分の人生に運命づけをしたい女性も好むのではないだろうか?
◇ ◇
物語は、バリバリ働いていた主人公ジェーンが、いつかは想いが届くだろうと思っていた上司を、妹に取られたことから動き出す。
辛い境遇ながらも、ジェーンは、「ブレイズメイド」と言う<恋の盛り上げ役>を職にしていることもあり、上司と妹の恋を応援するはめになる。
ただ、妹は、調子のいい女で、数々の嘘をつきながら、上司と交際を続けていた。
ジェーンは、恋の成就を祝福すべきか、現実を告げるべきか迷う。
・・・とまあ、書きようによって深刻になるが、物語は至って「コメディ&ペーソス」、軽快に進む。
◇ ◇
主人公の新たな恋の相手であるケビンとして、なんと! 『魔法にかけられて』のバカ王子(ジェームズ・マースデン)が出ていた。
これには、驚いた^^
『魔法に…』と真逆の役柄だったのだ。
『Ⅹ-Men』シリーズでも、彼は、恋人を奪われる役柄だった。
だから、この作品においての、これでもかの恋の成就には、おじさん、嬉しくなっちゃったよ^^;
実に、人間味のある演技で、演技のふところの深さに感心した。
◇ ◇
主人公ジェーンを演じるキャサリン・ハイグルは、微妙な心の揺れ動きを実にうまく演じていた。
しかし、それをあまり深刻に感じさせないのは、ジェーンと言う女性の誠実な役柄だろう。
私は、どうにも、こういう「大人の女性」に魅力を感じない。
だから、彼女が、今までブレイズメイドとして着た衣装をちょっとしたファッションショー風に披露しても、なんともときめかない^^;
ただ、ジェーンとケビンが、大雨に降られて、ずぶ濡れでどこぞの飲み屋に行き着き、酔いつぶれて語り合い、「ジェッツ&何とか」とか言う歌を踊り、心を通わせるシーンは、羨ましかったな^^
◇ ◇
この作品は、いたって軽快に進む物語であったが、一つだけ、テーマとして、特筆すべきことがある。
それは、
「秘密の暴露」
と言う問題であった。
ケビンは、ジェーン姉妹の「秘密」を新聞で発表してしまい、
ジェーンは、妹の「秘密」を、妹と上司の婚約パーティーで知らしめてしまうのだ。
この作品では、全てをさらけ出した後、さらけ出したが故の「和解」が待っている。
何故、「和解」し得たのか?
それぞれの「暴露」が、けして、個人的な感情によるものではなく、長期的な道理を考えた時に、告白しておくべきことだったからだろう。
だから、「暴露したほう」も、「暴露されたほう」も、熟慮した時、分かり合えたのだろう・・・。
◇ ◇
・・・私は、今、他の所有ブログで、以前所属していた会社の犯罪的な行為を暴露し続けているので、この問題については、そのブログで考えて行こうと思う。
PS.ジェーンの同僚のケイシー役のジュディ・グリアは良かったなあ^^v
(2008/06/01)
女性が好みそうな『幸せになるための27のドレス』をセレクトし、続いて、連れにもう一本見る余裕があれば、一度観た『ランボー 最後の戦場』を再見しようと思った。
先ずは、『幸せになるための27のドレス』だ。
◇ ◇
公開二日目だが、客の入りはいまいちであった。
が、20代後半くらいの女性が目立って多く着席していた。
うん、この作品は、前向きな女性が幸せをつかみとる話でもある。
多くの適齢期の女性が、この作品からパワーを与えてもらおうと見に来たのだろう。
そうした作品としてみると(いや、見なくても)、なかなかの佳作だと思う。
◇ ◇
プロローグの、主人公の幼少時代の、結婚式にまつわるエピソードが良かった。
花嫁さんを襲ったハプニングを、まだ幼かった主人公が機転を利かせて「ノープロブレム」状態にする。
そこで、主人公は「晴れの舞台(結婚)」をサポートすることに喜びを見い出し、大人になって「ブレイズメイド(結婚付添い人)」となった。
私は、このような伝説チックなはじまり方が好きだし、自分の人生に運命づけをしたい女性も好むのではないだろうか?
◇ ◇
物語は、バリバリ働いていた主人公ジェーンが、いつかは想いが届くだろうと思っていた上司を、妹に取られたことから動き出す。
辛い境遇ながらも、ジェーンは、「ブレイズメイド」と言う<恋の盛り上げ役>を職にしていることもあり、上司と妹の恋を応援するはめになる。
ただ、妹は、調子のいい女で、数々の嘘をつきながら、上司と交際を続けていた。
ジェーンは、恋の成就を祝福すべきか、現実を告げるべきか迷う。
・・・とまあ、書きようによって深刻になるが、物語は至って「コメディ&ペーソス」、軽快に進む。
◇ ◇
主人公の新たな恋の相手であるケビンとして、なんと! 『魔法にかけられて』のバカ王子(ジェームズ・マースデン)が出ていた。
これには、驚いた^^
『魔法に…』と真逆の役柄だったのだ。
『Ⅹ-Men』シリーズでも、彼は、恋人を奪われる役柄だった。
だから、この作品においての、これでもかの恋の成就には、おじさん、嬉しくなっちゃったよ^^;
実に、人間味のある演技で、演技のふところの深さに感心した。
◇ ◇
主人公ジェーンを演じるキャサリン・ハイグルは、微妙な心の揺れ動きを実にうまく演じていた。
しかし、それをあまり深刻に感じさせないのは、ジェーンと言う女性の誠実な役柄だろう。
私は、どうにも、こういう「大人の女性」に魅力を感じない。
だから、彼女が、今までブレイズメイドとして着た衣装をちょっとしたファッションショー風に披露しても、なんともときめかない^^;
ただ、ジェーンとケビンが、大雨に降られて、ずぶ濡れでどこぞの飲み屋に行き着き、酔いつぶれて語り合い、「ジェッツ&何とか」とか言う歌を踊り、心を通わせるシーンは、羨ましかったな^^
◇ ◇
この作品は、いたって軽快に進む物語であったが、一つだけ、テーマとして、特筆すべきことがある。
それは、
「秘密の暴露」
と言う問題であった。
ケビンは、ジェーン姉妹の「秘密」を新聞で発表してしまい、
ジェーンは、妹の「秘密」を、妹と上司の婚約パーティーで知らしめてしまうのだ。
この作品では、全てをさらけ出した後、さらけ出したが故の「和解」が待っている。
何故、「和解」し得たのか?
それぞれの「暴露」が、けして、個人的な感情によるものではなく、長期的な道理を考えた時に、告白しておくべきことだったからだろう。
だから、「暴露したほう」も、「暴露されたほう」も、熟慮した時、分かり合えたのだろう・・・。
◇ ◇
・・・私は、今、他の所有ブログで、以前所属していた会社の犯罪的な行為を暴露し続けているので、この問題については、そのブログで考えて行こうと思う。
PS.ジェーンの同僚のケイシー役のジュディ・グリアは良かったなあ^^v
(2008/06/01)
主人公の幼いときの結婚式にまつわるエピソードは掴みいいですよね。
秘密の暴露はジェーンがはじめてノー!といえたことで、妹があのまま結婚したとしてもうまくいかないのは目にみえてますね・・
肩がこらないラブコメでした。
ええ、実に後味のいい作品でした。
今思い出すと、受付の娘も良かったなあ^^;