『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[近況(102)]

2015-05-11 05:02:31 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・午後11時には、もう、帰宅していた。
 日曜日の終盤は暇なこともあるが、それよりも、ツン氏が、「母の日のプレゼントにどーぞ!」と、生のロブスターを2匹も持ってきたので、私は、「母親が起きているうちに家に運んで、茹でてもらおう」と思ったのだ。
 生なので腐るのも困るし、私が茹でるにしては、ロブスターの外見が怖かったのだ^^;

   

 日曜日は、午後の1時から開店しているわけだが、昨夜は、午後序盤は暇で、私はミートボールを作った。...
 これねえ、具材をまとめて手で混ぜるんだけど、いつも、すっごく手が疲れるんです。
 言うなれば、手の握力をつけるために、ゴムボールを握り続けるかのような重労働なのです^^;
 ちなみに、ミートボールの写真に見える黒いものは、干しブドウをみじん切りにしたものです^^

     

 夕方からは、永田っちファミリーが来店してくれた。
 高校生と小学生の娘っ子たちは可愛い^^
 まだ子供なので、飲むことはなく、食べるの主体だ。
 先日、パスタを頼んだばかりなので、今回は、それ以外でお腹を満たすのだが、私は、パスタを封じられたときの「お腹にたまる」メニューの少なさを思い、まだまだメニューを増やさねばならないことを痛感するのだった。
 そう言えば、母の日だったので、永田っちになんかサービスしたかったなぁ。
 永田っちは小野ッチ同様、小さくて細い華奢な方で、シャープで格好良いんですよね^^

   

 そして、昨夜のチラシ配りの効果がてきめん!^^
 三組のお客さんが来た。
 それぞれがいっぱい食べ飲んでくれて、ホクホクである^^v
 満席の時に、店の前で立っていた方たちもいたので、これもチラシ効果だと思う。
 とある社長さん夫婦とは話が弾んだ。
 私にアンジェリーナ・ジョリーに似た従業員を紹介してくれるそうだ^^
 アンジェリーナ・ジョリーは美人だが、アンジェリーナ・ジョリー似は、厳しい点がありそうだぞ^^;

 なお、賄いで食べたカップ焼きそばだが、よく見てください、二種類の麺が混じっている。
 私は常々、カップ焼きそばの量がもの足りなかったので、別個に、袋のインスタントラーメンの麺を茹でて、合わせてみたのだった!!^^v

   

             (2015/05/11)

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[映画『脳内ポイズンベリー』を観た(寸評)]

2015-05-10 23:33:27 | 新・物語の感想

☆・・・面白かった。
 恋愛話はそれほど凝った内容ではない、が、この作品では、心の中に存在する5人の「個性」が、主人公イチコの言動を「会議」するのが特色。
 5人の個性は「理性(西島秀俊)」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」・・・、たまに、「欲望の暴走」が出現する^^;
 悔しいけど、真木よう子が可愛い。
 やや人工的な美に見えるのだが、全編を通して動きの中でも可愛いので、美しいのだろう・・・。...
 その好きになった若い彼氏とのすれ違いの恋が描かれる。
 お互いなのだが、間の悪さもあり、過去の過ちもあり、プライドもあり、素直になれない点もある。
 その都度、心の中の「会議」が行われ続ける。
 そして、好きな相手との交際は、いつしか、「ポジティブ」が休眠している自分に、イチコは気づくのだった。
 自分の大事な個性を殺してまでの交際とは何なのだろうか?
 イチコは決断するのだった。。。

             (2015/05/10)

コメント (2)
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[近況(101)]

2015-05-10 09:41:15 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・先日、16歳の女の子が、うちで働かせて欲しいと言ってきた。
 何度も家族と来店しているけど、ここにきて、グッと綺麗になっていってるのが手に取るようにわかる。
 働いてくれたら、お客さんも喜ぶだろう^^
 女性客も、その子がまだまだ幼いので、お姉さん的な視線で可愛がってくれるだろう^^
 でも、正直、うちの店の規模で、2人体制は不要だ。...
 私を甘やかせて、更に肥えさせるだけだ^^;
 大きな宴会が入った時に、ヘルプでバイトしてもらおう^^

 以前、弟と、その知り合いの部長さんが、「俺たちは声がいいから、<声カフェ>っちゅうのを開こうぜ! 『いらっしゃいませ・・・』と、その声でお客さんを魅了するのだ」と言ってた。

 私も、<幼女バー>を作ろうか。
 1歳半くらいの、歩き始めで、まだ話すことのできない赤ちゃんに毛が生えた程度の幼児が、店の中を、指をくわえたり、「ブギューッ」とか「アチョプ」とか奇声をあげたり、のっくらのっくら歩いたり、床に座ったりして、お客さんはそれを眺めて癒されると言う店・・・^^;

 昨夜は暇で、数組の持ち帰り、ナカジ君のボトル空け、サイゼちゃん一行の飲みなどで、なんとか形になった程度^^;
 なので、真夜中にチラシをポスティングしに行く。
 昨夜は、横田基地の第5ゲート近辺の住宅と、拝島駅近辺のマンションに配りに行く。
 これがなかなかの有酸素運動なんだよね^^v

 で、牛浜駅前の駐車場に戻って帰宅をはじめると、釜爺や、その彼女の小リスちゃんたちがたむろっていた。
 釜爺 「おいおい、今、そっちに行ったら、閉まっていたよぉ」
 私 「うへ、暇だったから、店を閉めてチラシを配りに行ってました^^; 儲け損ないました!!」
 釜爺 「残念!!」

 私は、いろんなコレクションがあるのだが、手塚治虫物や、「ノモンハン事件」物など、他にもいろいろ集めているが、キューピー人形も大好きで集めている。
 今日は写真を写していないので、QP の写真を載せておく。
 高価なQP、投げやりな細工のQP・・・、と何でも集めている。
 お客さんの家で、寂しげなQPがいたら、私のもとに連れて来て欲しい^^v

             (2015/05/10)

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[近況(100)]

2015-05-09 01:47:16 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・明日早いので、短めに書きます。
 昨夜は、中盤、店にはO山氏だけだったのだが、そこへ、白人の若い女性がやってきた。
 「オキャクサンデハアリマセン、スイマセン」と、手作り小物を売ってきた。
 女性はウクライナ人で二十歳、三か月の交換留学生として日本に来ているそうだ。
 ブレスレットとかキーホルダー、マトリューシカを買ってくれとのこと。...
 私とO山氏のむさい男二人だけだった中に、一服の清涼剤となったし、なんだかんだで、20分ぐらい会話を楽しませてもらったので、ブレスレットを買うのだった^^

   

 そして、今日。
 あんましパッとしなかったが、そこそこの御来客^^
 特筆するのは、半年くらい前に、昭島で「遠すぎる、どうせ来ないだろう」と思いつつ、チラシを配ったことがあるのだが、半年を経て、そのチラシを見てきてくれたカップルが来店。
 メチャ嬉しかった^^

 先月二週間、イタリアに行っていたハイボーラーさんが来店。
 おみやげと土産話と、向こうで撮った写真を持ってきてくれた。
 おみやげは、キャンティの麦わらボトル風デザインのキーホルダー。
 早速に財布に付ける^^

   

 私 「向こうでフリット、食べた?」
 ハイボーラー 「うん」
 私 「うちの店のほうがおいしいでしょ?」
 ハイボーラー 「うん」
 私 「でも、あのいまいちさえないのが本場の味なんだよなぁ。うちの店は、極力、現地のイタリアの味を目指しているから、必ずしも、うまいからと言って、それではダメなんだよなぁ。。。」

 写真の数々は、やたらとハイボーラーさんの巨乳が目についたのだが、やっぱ、本場のイタリア料理の写真や、イタリアの市場の写真はじっくりと見てしまうなぁ^^

   

 翌日が飲酒に厳しい仕事だが、このアルコール分1%の飲み物は助かるんだよなぁ^^

   

             (2015/05/09)

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[映画『王妃の館』を観た(寸評)]

2015-05-09 01:25:40 | 新・物語の感想

☆・・・あんまし観る気なく、評判も芳しくないようだったが、いざ観てみると、なかなか面白かった。
 おそらく浅田次郎の原作は描き込みが充分だったのだろうけど、それを充分に描くには圧倒的に尺が短く、内容の説明不足が甚だしかった。
 パリのツアーのコメディパートと、かつてのルイ14世の幼少時のパートが語られるが、説明不足のため、そのテーマ的な乖離が激しい。
 コメディパートも、まじめな人がお笑いにチャレンジしてみましたって感じで笑えない。
 そんな中、予告編では一番ネックと思われた水谷豊の演技が、現在の作家・北白川役と、過去のグランシェフ(市村正親に似ていた)役と、一番に面白く、楽しんだ。...
 幼きルイ14世の決断は、話が説明不足なので唐突なのだが、「脳内補完」をフルにし、「さぞかし、幼くしての、その決断、色々と考えた末なのだろう」と、私は感動することにした^^;
 なんか、「レ・ミゼラブル」みたいな歌も流れていたし^^;

             (2015/05/09)

 

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[「手塚レジェンドの男(『バンダーブック』)」の巻!]

2015-05-08 14:31:51 | 新・物語の感想

☆・・・昨日は、GW明けで、お客さんの少ないのが見込まれ、ゼロさえもあり得た。
 だからこそ、「勝負どころ」であったが、ふたを開けてみたら、新規さんも二組入り、開店直後から満席となった^^...

 常連の舞台芸術家さんが来た。
 私 「昨日、八王子で古本祭りだったんですけど、僕は手塚治虫ファンなので、手塚マンガの持ってないのを物色したんですが、持ってないのが一冊しかなかったんですよね」
 ・・・特に、舞台芸術家さんが手塚治虫を知っているとはわからない。まあ、世間話としてだ。
 私はなおも話し続けた。「一度でいいから、手塚治虫に会いたかったんですよね^^」
 舞台さん 「俺、一度、会ったよ」
 私 「えっ!?」
 舞台 「30年以上前、24時間テレビのスペシャルアニメ『バンダーブック』の絵を描いていた頃、その製作パーティーで、「よろしくね^^」と言われた」
 ・・・日テレの24時間テレビは、その初期のころ、スペシャルアニメを放送していたのだ。その第一回が『バンダーブック』で、世界初のテレビでのオリジナル2時間アニメであった。
 私 「えっ、舞台さん、昔はアニメやっていたんですか、って言うか、私、家庭用ビデオのない時代でしたが、小学生高学年で、もう夢中で見て、今も記憶が鮮明に残っている作品ですよ。それに・・・」
 と、私が、古本まつりで購入した手塚治虫のエッセイ本を見せた。
 「この本の最後に、ちょうど、『バンダーブック』の脚本が丸々 転載されていて、昨日眺めながら、懐かしさを感じていたんですよ」
 舞台 「おお、これ、何カットも、俺が描いたよ^^ 宝塚の手塚治虫博物館の壁画のブラックジャックにリボンの騎士、アトムとヒゲオヤジも俺がデザインした。カプセルに入った手塚治虫も俺作成だよ^^」
 私 「えーっ!!!!!」
 舞台 「阪神大震災で、崩壊したみたいだけどね」
     ・・・こ、この人、「レジェンド」だったんだ!!
 私 「じゃ、じゃあ、あの、伝説の話・・・。テレビで、手塚治虫『バンダーブック』の前半部が放送されているときに、手塚治虫が後半部の絵コンテを描いていたという話は、・・・本当なんですか?」
 舞台 「ああ、絵コンテはあり得ないけど、編集していたのは本当だよ。間に合わなかったんだな^^;」
 私 「うへーっ!!」
 私は全身の鳥肌を立てた。
 まさに、歴史の生き証人が目の前にいて、私は、もう、「あわわ・・・」と言葉が出なかった・・・。

 ・・・『バンダーブック』には、ブラックジャックも登場し、主人公に言うのだ。

    「何度いやァわかるんだ。過去は変えられねェ、あきらめな…。
     だがな…、未来ならいくらでも変えられるんだ…」

 タイトル写真は、私が35年以上前に購入した『バンダーブック』のアニメ本。
 下の写真は、『バンダーブック』出演時のブラックジャック^^

   

             (2015/05/08)

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[近況(99)]

2015-05-07 00:15:43 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・私は、昼間の仕事の通勤中に見る産業廃棄物回収業<富士繁>の回収場のスペクタクルな情景に、いつも興奮している。
 なんか、ダイナミックなのだ。
 だから、工場萌えならぬ、ガレキ萌えで、写真に残したくてしょうがないのだが、朝、5時半出勤の時でも、従業員がいるとあっては、写真が撮りにくい。
 だが、今日、GWで皆さんお休みらしく、私は、きっちりと写真に収めるのだった。
 写真では分かりにくいが、クレーン車の後ろの、巨大な、折り重なった鉄骨がなんともいいんですわ^^;

   

             (2015/05/07)

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[近況(98)]

2015-05-07 00:01:35 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・昨日は、八王子で「古本まつり」がやっていた。
 数年前、ここで安い手塚治虫本を買ったので、今年も物色していたら、自分が持っていないものは一冊しかなかった(>_<)

   
 だが、私の探し求めている「ノモンハン事件」についての高額の書籍がいっぱいあった。

   
 希少本との出会いは一期一会である。
 逃せない!...
 私は、一万円以上、購入するのだった・・・^^;

             (2015/05/07)

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[猫のミューツー日記(22)]

2015-05-06 23:52:02 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・母親が旅行から帰ってきて、やっと猫ミュウに平安が戻ってきた。
 ミュウは、母親不在の間、ふてくされて、タンスの上の奥に引きこもっていた。

   
 だから、私は、そこを封鎖した。

   
 すると、ミュウは、二階の階段の縁(ふち)で過ごすようになった。

   
 そこだと、私は気軽に可愛がれる。...
 今回、私は非常にミュウに優しくしてあげた。
 階段の縁(ふち)にいたときは、30分ぐらい、首輪の中側をかいてやった。
 ミュウはリラックスしたことだろう^^;

             (2015/05/06)

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[近況(97)]

2015-05-06 23:45:45 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・とある女性が、会うごとに、昔の彼氏の話をして、「私より給料が安かったのに、結婚したら、私に家に入れと言ってた^^;」という、
 最初は、なんか生々しいことを言う子だなぁと思っていたのだが、
 次第に、そのセリフは私を牽制しているのではないかと思えてきた。
 つまり、「あなた、どうせ、収入低いでしょ? 私に絡んでくるな」っちゅうこと。
 ・・・何を仰る^^;...
 私は、女性にしては収入の高い職業のその人の、少なくとも倍の年収はあるぞよ^^;
 あまりにも繰り返し言われるので、ちょいと気になったのであえて言っておくのだ。
 昼の仕事も問題なく遂行してますし、お店も順調ですし^^
 明日はビン回収の日!
 もちろん、お客様のおかげであるが、
 これだけの量の空き瓶を出せる、個人経営の狭いお店はないだろうて^^
 この銘柄、日本での消費ナンバーワンの噂は伊達じゃあない!

             (2015/05/06)

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[近況(96)]

2015-05-06 23:32:58 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・今日はさすがに、後半は暇だろうと、早々に店を閉めて帰宅しました。
 前半、盛況になったのがラッキーと言えましょう。
 昨日のミオン一家の誕生日に続いて、イッシー一家の娘さん(女子高生)も誕生日で、私、二日連続で、ツンさんシステムのケーキを作りましたよ^^
 この、出来合いの洋菓子食材を買ってきて、みんなでテーブルで作りながら美味しく頂くというシステムは、ツンのアイデアなので、私は、これをやるときは、ツンの名前を出すことにしています。
 これは何を意味するかというと、スライサーを使って生ハムをカットするのを店内で見せるという方式は、うちの店がやり始めたことなので、真似する方は、挨拶ぐらいするのが礼儀だろうということです。...
 それはさておき、さて、ケーキが出来上がり、私は、バースデーソングを歌いました。
 すると、カウンターにいた永田っちのお父さん(略して、永田っ父)も一緒に歌ってくれたのが嬉しかった^^
 この間、永田っ父が来た時のお連れさんは、カントリーミュージックのバンドを組んで、この辺のホールでライブをやっているそうだ。
 うちの店は、ホント、いろんなミュージシャンが来る・・・。

             (2015/05/06)

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[映画『ビリギャル」を観た]

2015-05-06 09:02:59 | 新・物語の感想

☆・・・私は、大学で教職過程を受講していたこともあり、また、この年齢になると、これまでの仕事の中で、例えば、数十人と言う請負現場の責任者などになり、人の指導を考えさせられることもしばしばあった。

 お店では、仲良くなったお客さんに、意見することもあるし^^;

 そんな中で思うのが、悪いほうに流れている人物・悪い状況の人物を、いかにして、良いほうへ向かう手助けをするか、という問題がある。...
 もちろん、そこには、受動者の、現状への漠然とした、「このままではいけないんじゃないか」という疑問があり、「自分を変えたい」という不満を持っていることが前提だ。
 いや、そんな前提もいらないのかもしれない、ただ、ちょっぴり、自分を変えてくれる人を信じる素直さだけでもいい。

 ・・・もちろん、私は、そんな状況の中で、自分の力不足を痛感して生きてきた。

 この作品、企画物のようでいて、主人公に起こった変革が、自力・他力、ともに段階を追って丹念に描かれていて、クライマックスはもちろん、話の要所要所で私は泣かされた。
 普通の可愛いタレントにしか思ってなかった有村架純が、全くツッコミを入れられない完ぺきな演技でおバカなギャルを演じていた。

 おバカなギャルの決断と変革が伝わってきた。

 主人公さやかには、親譲りの素直さと意志の強さがあった。
 転機は、仲間をかばい、喫煙の罪を一人で受けて無期停学になったことに始まる。
 エスカレーター式に大学まで行けて、あとは適当な男と結婚…、という図式に乱れが生じたとき、さやかは「この先・未来」を考えさせられる。
 かくして、母親に連れられて、とある学習塾に向かう。
 そこで、さやかは良き指導者と出会い、自分が今まで知らなかった世界を知る。

 さやかは辛い勉学の生活に入り、だが、「未来なき楽な生活」に舞い戻ることはなかった。

 人間というのは、「幻影の安楽の生活」から脱することが非常に難しい生き物だ。

 だが、さやかは挫けない。

 さやかというドン底偏差値の頑張りは、次第に、家族を変え、親友を変え、指導者さえも変え、小さな世界を変えてゆく。
 さやかが慶応に受かれば、いつの日か、大きな世界も変わっていくだろう、さて・・・!

 私は、このようなスポ根展開が大好きである。
 受験テーマでは、『受験のシンデレラ』なども、ビデオ屋でレンタルして是非 観てください。
 金儲け主義の塾講師が、末期ガンに侵され、そんな中で知り合った貧しい少女に、自分の受験テクニックの全てを尽くして東大合格に導く物語。

 また、全然関係ないんだけど(いや、ちょっとは関係ある)、私が最も感動した短歌を挙げておきます。

   黒板に 書かれたことが すべてなら
         白いチョークを ひとつください

 作者の名は、当時女子高生の樋口リカさんだそうだ。
 途端に、私は、とてつもないドラマが、「バーン!」と頭に広がり、感動した。
 女学生が、何らかの苦難にぶつかったのだろう。
 それは、彼女の、初めての、<人生における障害>であったのかも・・・。
 それまで、何不自由なく生活してきて、おそらく、大それたことなどではなく、生活の中でのささやかな願望は、常に達成してしかるべきだと、信じて疑ってこなかった<夢見る乙女>の終焉のときだったのかも知れない。
 2004/05/02の産経新聞にこの短歌が載せられ、評されていた。
 評者の福島泰樹氏が、その評で語ってくれている。
 『・・・(この歌を)唇にのせた途端、鮮烈な感動が体を走った。作者に会うべく車を飛ばした。校長室に入って来たのは、セーラー服の清楚な少女だった。
 大学に入り、演劇をやりたい。しかし家の事情で、許してもらえない。思い余って先生に相談した。すると、それが君の運命だよ、という返事が返ってきた。生まれて初めて短歌を書いた・・・』
 この女の子は、その後、この歌が福島泰樹氏の目にとまり、多くのメディアで紹介され、娘の演劇への進路を許さなかった父親の心を動かしたと言う。
 この歌における、この高校生の主張は、あまりにも穏やかで、無力でもある。
 私は、そのせめてもの<抵抗>にホロリとさせられる。
 「黒板に自分の想いを書く」、そんな、はたから見たらささやかな事が、この高校生の精一杯の<過激な反抗>なのである。
 ・・・おそらく、育ちがいいのであろう。暴力的な発想が微塵も感じられない。
 しかし、そう言わせている心情には芯の強さが窺われ、毅然としていて、揺るぎない。
 彼女の暮してきた環境から生成させられる<決断>としては、最も激烈なる思いであるだろう。
 そう・・・、彼女の生活においては<限界>があり、この短歌には、この女子高生・樋口リカさんの限界バリバリの過激な思いが込められているのだ。
 人の心を打たないわけがない。
 清く、正しく、美しい、究極の歌である。

             (2015/05/06)

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[近況(95)]

2015-05-06 08:00:35 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・う~、稼いだ~、忙しかったぁ~。
 1:30pm to 1:30pm だ!
 GW開店時間を広げたのは正解だったな。
 本日の売り上げも、家賃越えをし、嬉しい限りだ。
 ミオンさんファミリー有難う御座いました^^...
 皆さん、誕生日おめでとうございます(家族4人、ジージョちゃんを抜かした3人の誕生日が近い)。

   
 ジージョちゃんといっぱい遊べて嬉しかったです!
 そして、トモミン一行も、毎度の楽しい仲間たちでした。
 娘・息子さんたちの成人パーティーは是非 うちの店で!^^
 イワシの干物、皆さんがお帰りしてから、店で焼いて、みんなで食べましたYO^^

   
 新規のご夫婦が来て、そして、予約のカップルが来て、ナカジ君が来て、全く休む間がない^^;
 ミユさんが職場の仲間と来た。
 いつもほろ酔いのミユさんだが、同期との飲みとのことで、なんかキリッ! としていた。
 みんなが帰っても、まだ、21時半だった。
 私は「よし! 23時になったらズラかろう!」と思った。
 が、数組の新規のお客さんが来た。
 その中に、面白い警察官の方が来た。
 うちの店、消防隊員、救急隊員、自衛官、、、と硬派な漢が揃ってきたぞ!
 このポリスマンとの会話が盛り上がり、気づいたら、夜中の1時半でした^^;

             (2015/05/06)

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[近況(94)]

2015-05-05 08:28:18 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・今日は嬉しい日^^
 私の「ジュテームな気持ち」を一身に受けるジージョちゃん(3歳)が午後一で来店するのだ。
 ジージョちゃん一家の4人のうち、ジージョちゃん以外の三人の誕生日が5月前後に重なっているので、うちで食事をしてくれるのだそうだ^^v
 ツンさん直伝のケーキを作ってあげようぞ!

 実は、5/2の終盤から5/4の中盤まで、うちには女性のお客さんしか来なかった。
 しかも、ほとんどが女性ペア!
非常に盛況だった一昨々日の最後のサヤさんやヨコちゃんに始まり、一昨日のミオンにエミール、ユカちんにアベール、サイゼ一行に、新規さん、翌日も新規さんが二組続き、またも、BBQ帰りのサヤさんがアムロちゃんを連れてきてくれた。
 GWウィークで羽目を外し、ガンガン飲んでくれる^^

 アイプリが素通りした時もあった^^;
 アイプリはお店にちょくちょく顔を出してくれるので、会うのが当たり前のようにも感じていて、会えないと、日々の生活が、なんか物足りない^^;
 まあ、お店の前を通って、挨拶を交わすだけでも良し!
 来店すると、やっぱ、お金を使わせちゃうからね^^

 ・・・が、昨日の夕方に、近所の重鎮二人の男性が来店してくれた。
 女祭り終了^^
 しかし、なんと、そのお一人が、永田っちのお父さんと知った。
 つまり、永田っちの娘さんから見ればおじいちゃんだ。
 可能性として、私も「義祖父ちゃん」と呼ぶ可能性も無きにしも非ず!^^;

 続いて、ナカジ君が来店し、軽く飲んで去った。
 私は、昼からずーっと飲みを勧められながらの接客で、頭が痛かった。
 やっと休めるなぁと思ったが、運命的に、ナカジ君が去ったので女性が来そうに思ったら、新規の若い女の子の団体が来た。
 ハシゴ三軒目とのこと。
 私はカプレーゼをお勧めし、再来店を祈るのだ!
 うわぁー、華やか^^v
 きっと、数人は常連になってくれるはずだ!

 続いて、常連のW夫妻。
 Wさんはピアノの先生なのだが、よくよく話をすると、なんと、ビビさんのお母さんに教えていることが分かった。
 永田っちと言い、ビビさんと言い、町内は繋がっているなぁ^^v

 写真は、すねて、片目が泣きはらしたようになっているミュウ。。。

   

             (2015/05/05)

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[三遊亭鬼丸独演会に行った(with圓歌師匠^^)]

2015-05-04 02:30:32 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆・・・昨日は、三遊亭鬼丸独演会に行きました。
 やっぱ面白かった。

   
 鬼丸師匠は、二席 噺したのだが、どちらも、私、お初だったので得した気分^^
 一席目が「のめる」で、二人の男の騙しあいの噺。...
 そのとき、本題に入る前に、「今日はうちの師匠(三遊亭圓歌)もゲストに来てくれているのですが、本も出したし、仲入り(休憩)にロビーで販売するので覗いてください」と言った。
 私は「おっ、新刊か!」と、その書籍を休憩時間に買った。
 そして、鬼丸師匠、二席目の「明烏」の時の、本題前のフリートークでのたまうのだ。
「いやぁ、仲入りで、私の手ぬぐいや扇子をご購入のお客様有難う御座います^^ うちの師匠の昔の本もいっぱい捌けて、売り子の歌扇さん(鬼丸師匠の弟弟子)が『帰りは重くない』と言っておりました^^」
 なんだと! 私は、購入した圓歌大師匠の書籍の奥付を見た。
 初版1998年!
 うは、騙された^^;

   

 ゲストの江戸家小猫さんの動物ものまねは、とても面白く。
 小猫さんが、先代や先々代や先々々代の芸を守りつつ、新しい芸を求め、アフリカまで渡る話の結果としてのヌーのものまねは面白く、
 また、オーソドックスなニワトリなどもちゃんと楽しいのだった^^

 三遊亭圓歌大師匠は、これはもう、面白い。
 確かに老いてはいるが、すぐに会場の空気を温めて、爆笑の渦に変える。
 面白くてたまらなくて、初見のお客さんはすぐに、この方の大ファンになるだろう。
 ただ、私は、圓歌大師匠の語る経験談の話「中沢家の人々」を、果たして「落語」と言っていいのだろうかと甚だ疑問なのだが…^^;

 会場では、久しぶりに鬼丸息子クンの姿を見てポップコーンをあげたのだが、この子、ジャニーズ的な美少年に成長していたので驚いた。
 2年前は眠そうな幼児だったのに。。。

             (2015/05/04)

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