それは 夕べの三線の練習中のことでした。
「ニャーッ! ニャーッ!(その音出すのやめてくれにゃあ!お願いだからにゃー!)」
音楽が大キライなちゃ~。
音が鳴り始めると 何かと練習の邪魔をしにくるんです。
それが 昨日は全く邪魔しに来ない。
(何か妙だなあ~。)
と思いつつ …。
ま!練習に集中出来るからいいか…と 放置。
そして 練習も終わり お風呂も入り さて寝ようかな と 思ったその時!
ん?
ちゃ~ あまりにも静かすぎる!
そうです!
この時に 気づいたんです!
これは…
これは…
確実に ちゃ~は…
脱走してるわーっ!
・・・・・・・・
そういえば!
夕方 近所の人が来たんで 裏の戸を開けて その後鍵をしてなかったかも…?
気づいた時点で すでに夜中の11時過ぎ。
さすがにこの時間なら呼んだら帰って来るだろうと 名前を呼びながら家の周りをウロウロ探索するも 全く気配なし。
しばらく探すもさすがに寒いし もう寝ないと明日も仕事だしなあ…。
ということで この日の捜索は断念。
でも もし帰ってきた時のために と ちゃ~がよく出入りしてるサッシの戸の鍵は開けておくことにしました。
実は これ 初の試み。
カギが開いてることに気づいて うまく入ってきてくれたらいいんやけど…。
(この寒空で 震えてないかなあ?迷子になってないかなあ?)
いつも 布団の上で長~くなって寝てるちゃ~がいない という 妙に心配と不安な気持ちのまま眠りについたんですね。
・・・・・・・・
そして翌朝。
いつも通りに鳴る朝の目覚まし。
(はっ!ちゃ~はどうしたろう?)
目覚めた瞬間 1番に感じたのは足元のズシッとした重さ。
「あーっ! ちゃ~ 自力で帰ってきてたのね。 良かった~。」
そんな こちらの喜びの声もどこへやら。
「ウニャアーッ!!!(うるさいにゃあ。あたちはまだ眠いんだからにゃ!)」
夜遊び帰りのちゃ~は まだまだ寝不足のようで プイッと横向いて 再び眠りについたのでした。
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最近は ますます知恵がついてきてて 唯一開けられなかった玄関の重い扉まで開けるようになってしまったちゃ~。
ちゃ~の脱走劇は 今や日常茶飯事の恒例行事になりつつあるようです。
そんなわけで。
これからは夜遊び徘徊も始まりそうな 不良化しつつある?レディスちゃ~なのでした。
空を飛ぶ夢でも見てるのかな~?