
東儀秀樹さんてご存知ですか?
雅楽奏者として有名な方ですよね。
私は この方について詳しくは知らないんですけど…。
先日ラジオで 東儀さんについて興味深い話をしていたので 少し紹介しますね。
・・・・・・・・

東儀さんは この写真の「ひちりき」という
縦笛のような?リコーダーのような?
楽器を よく吹かれてています。
この ひちりき 1オクターブと少ししか音が出ないんですって。
それは この楽器が存在してる もう何百年も前からそうだったようです。
ひちりきで出せる最高の音は「ラ」。
ところが !
なんと 東儀さんは「シ」 とか 「ド 」の音まで出せるんですって!
そして これは ただ単にスゴイこと というだけではないんだそうです。
これは「ひちりきの長い歴史を変えた」
と言っても過言ではないくらいの出来事なんだそうです。
もし東儀さんが ひちりきは「ラ」までしか出ない楽器だ と決めつけてたら
きっと「ラ」までしか出せなかったんでしょうね。
わたしも よく…
「三線はギターと違って 弦が3本しかないし フレットもないから 出来ることが限られてるんよね~…。はあ~…。」
なんて 自分の腕の未熟さを三線のせいにしたりしてるんだけど。
限界を決めないことで 新しい可能性が広がるんだな…
としみじみ思ったことでした。
特に和楽器って 西洋楽器に比べて作りがとてもシンプル。
だからこそ「出来る!」と信じて工夫すれば
意外と出来てしまうことってあるんじゃないかな?
なんて 三線を弾きながら そんな風に思うとき けっこうあるんですよね。


ソヨソヨ~