♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

『優秀賞日記 その1 』 ~始まりのこと。~

2009年09月10日 | 優秀賞日記(回想編)

モノレール「旭橋駅」近くの歩道橋にて。


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今回の沖縄旅行の最大の目的は・・・。

「野村流古典芸能コンクール 三線部門」の試験を受けに行くためでした。



試験が終わって そろそろ一カ月ほど経とうとしています。

ぼちぼち 試験のことについて書いてみようかなぁ・・・と 思います。


しばらくの間 お付き合いよろしくお願いいたします・・・。


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では 最初に・・・

私が習ってる 野村流古典の三線部門の試験について 
ちょっとだけ説明をさせてくださいね。


① 年に一度 8月に コンクール(試験)があります。

② 『新人賞』 『優秀賞』 『最高賞』と 三部門に分かれてます。

③ 試験は 沖縄で行われます。



ものすご~く簡単に言うと こんな感じですかね?



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今年 私は『優秀賞』を受けました。


まず。
試験を受けるかどうかは・・・
試験の一年くらい前に 先生と相談して決めます。



次に。
『試験を受ける!』 と決めたその瞬間から
お稽古は全て試験用のモードに切り替わります。


優秀賞の課題曲の候補は 7曲。

一年間 この7曲をひたすら唄い そして暗譜することに全力を注ぐのです。



そして・・・。

本番一カ月前。
候補曲7曲から まず4曲に絞られます。

ここからは 4曲だけを繰り返し練習します。


そして 本番二週間前。
抽選が行われ 4曲から2曲に決定します。

試験では この2曲を唄うのです。


さぁ! ここからが本当の勝負です!!

ここから試験までの2週間は この2曲以外のことは 一切考えません!
つい昨日まで練習してた曲も全部捨ててしまいます!
全てを 頭から追い払うのです!


そして 2曲だけを繰り返すのです・・・。

             ただ ひたすら・・・。






これは・・・実際やってみると 想像以上にしんどいことでしたねぇ。 



「みいはいゆ」で ビギンや民謡を唄うのは 楽しいことです。

あみかとのユニット「てぃだ花」での活動も 楽しいことです。



人って・・・どうしても 楽しい方に気持ちが向いてしまうものですよね!?
苦しいことは避けたいし 後回しにしたいものですよね!?


もちろん! 私も そうです。 

何回もくじけそうになったし 誘惑に負けそうにもなりました・・・。



そんな くじけそうになったとき・・・

私は自分に こう言い聞かせました。



「何度も沖縄へ試験を受けに行く 財布の余裕は
 私には なーーーーーいっ!!!





そう!

ぶっちゃけ そういうことなのです・・ね!   



試験は 沖縄で行われます。

ということは・・・
試験を受けるためには 絶対的に 沖縄へ行かないといけないのです!


旅費 食費 おみやげ代に おこずかい等々・・・。
いろいろ考えてたら 最低でも10万円は必要です!



ということは・・・?

簡単に言うと・・・
本番での演奏時間 約10分のために 10万円近いお金が ぶっ飛ぶのです!

つまり・・・1分が1万円!???
(・・・って これはちょっと乱暴な計算ですけどね。)



            うぅぅぅっ・・・・・・!



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そのことを考えたら

『今年駄目でも 来年があるさ~。』

なんて・・・


    とてもとても! 気楽には思えない私なのでした。








ゴールに向かって まっすぐに・・・。





   さぁ! 次回は 沖縄の試験会場から お伝えいたします!   

  









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