試験会場は 琉球新報社 本社のホールでした。
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試験は 毎年8月に行われます。
この時期は 台風と重なりやすいので 本当にハラハラします。
ところが!
今年は お天気に恵まれたんで ほんとに助かりましたね!
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試験は まず 新人賞部門からです。
今年は全国から170人の受験者があり 四日間かけて行われました。
それが終わると いよいよ 私が受験する 優秀賞部門 です!
優秀賞は 受験者162人で 同じく四日間の日程です。
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試験は10時から始まります。
受験時の正装は・・・
男性は 紋付き袴。
女性は 黒留袖か 各流派認定のユニフォーム。
私は黒留袖を着ました。
・・・とはいえ 自分で着付けなど出来ないので
事前に 衣装のレンタルと着付けの出来るお店を手配しときます。
実は この作業がなかなか大変なのでした。
ネットで調べて 手当たりしだい電話して・・・。
私の場合 なかなか適当な場所が見つからなくて
結局 会場まで車で30分くらいかかるところに!!
そのため 当日は 朝の7時にはホテルを出て お店に向かい
9時には着付けを済ませて 会場に向かう・・・
という かなりのドタバタぶりでしたね。
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とにもかくにも・・・
なんとか10時前には会場に到着した私。
受付では こんな風に 受験票が次々と張り出されていきます。
受付を済ませて 早速試験会場となる「ホール」に入ってみます。
(うわっ!)
扉をあけたとたん!
ピーーーーンッ と張りつめた 独特な空気が
いっせいに 襲いかかってきます!!!
「ゴクッ・・・。」
思わず息を呑む私。
ステージには 一面に赤い布が敷き詰められ
そこから少し離れた所に 審査員の方のイスがズラッと並んでいます。
その後ろが客席となっています。
(す・ご・い 雰囲気やわ・・・。 はぁぁぁぁ・・・。)
夏真っ盛りの暑い暑い沖縄のハズなのに・・・。
この部屋だけは やけにひんやり~としてて
思わず背筋がゾクゾク~ッ と震え上がる私なのでした。
会場入り口のシーサーも緊張気味?
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そうこうしてるうちにも
刻々と試験開始の時間は迫ってきているのです!!
~つづく~