たまたまつけてたテレビで流れてた映画「俺たちに明日はない」。
なんとなく見始めたら 止まらなくなってしまいました。
映画をあまり観ない私でも タイトルくらいは知ってる有名な映画。
でも 内容については 全く知らなかったので
もう 最初からハラハラドキドキしっ放し。
最後の方なんて (もう無理…。見るのやめようかな…。)
何度も自分と葛藤しながら…。
でも 結局止められず。
内容は ボニーとクライドという恋人同士の2人が
仲間と共に次々と銀行強盗を繰り返し 最後には…
という内容。
内容的には けっこうシンドイんだけど
それでも途中までは わりと楽しく見られてたんですよね。
今みたいに 科学的な捜査なんてなかった時代。
追いつ追われつのカーチェイスも
けっこうノンビリムードに見えてしまうし。
ルパン三世のルパンと銭形警部の追いかけっこみたいな雰囲気さえ漂ってるんですよね~。
でも タイトルは「俺たちに明日はない」。
これは どう転んでも 結末がハッピーなわけはないだろうと…。
そしたら案の定 最後は予想通り…
というか 予想を超える凄まじい終わり方。
the end の文字が出ても しばらくは放心状態だった私…。
(だから途中で止めとけば良かったのに…。)
と いう思いと(最後まで見て良かった!)
両方の気持ちが入り混じり 何ともヘンテコな気分になってました。
とはいえ このラストの救いの無さは本当にツラかった…。
主人公の2人が とても素敵で魅力的だったから
余計に辛いラストシーンでした。
銀行強盗を重ね 殺人まで犯してるのに
何故かこの2人 悪く思えないんですよね。
不思議な魅力さえ感じてしまうボニーとクライド。
特にボニーを演じた女優のフェイ ダナウェイさんは 本当に素敵でした。
そして 衝撃のラストシーン。
全てを悟った2人が 一瞬見つめ合った
その表情に
何とも言えない気持ちになってしまった。
その後が凄すぎたから 余計に…ね。
ま! 銃撃シーンが苦手な私にとって
もう一回見たい映画ではないけれど…。
でも 一度は見ておいて良かったな って素直に思える映画でした。
あたち…コワイの絶対ダメだからにゃ!