まさに役得? 向かい同士はそうでもないが、裏側の家の方とは殆ど話すことはなかった。
今年から二年間、三十軒ほどが三筋に一戸建てが並ぶところの班長を仰せつかった。
子供と同級生のお母さんがいた。 玄関にはご主人さまがリタイヤ後油絵を始めて、
掛けてある京都丸山公園の枝垂桜の絵横幅一メートル半くらいもある大きな絵。
募金を集めに行ったときに話が弾み、色々なチケットが手に入るらしく「あったら入れておいてあげる」
で、早速頂いた大阪市立美術館70周年記念『大阪人が築いた美の殿堂』のチケット、
午後夫と出かけた。 雨が降り出し相合傘、腕を組んで・・暖ったか~い。
「なんで一本しか持ってけえへんかったんや」 「だってぇ~」
国宝や・重要文化財の館蔵や寄贈された古き時代の色々な名品約500点。
近畿各地の色々なお寺からの寄託品、教科書で見た江戸時代の作品も多々あり、
時代を超えた逸品、不思議さと感動を覚えた。
鑑賞しているのは殆ど年齢層が高い方たち、今や何処へ行ってもそうである。
最初の素晴らしい調度品や仏像に時間をとりすぎて、あとの興味のある絵画に足早になってしまった。
しかし螺鈿などの昔の細やかな細工の施された調度品にはため息がもれる。
途中ティータイム、最後まで2時間、鑑賞時間構成ミス。
行きに阿倍野近鉄で降ろした娘夫婦と待ち合わせ、帰りに黒門市場で食材を。
街はクリスマス、黒門市場ではお正月準備も賑わい始めている。
あー、なんかせわしいけれど気持ちはゆったり芸術鑑賞の週末。