日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 『初恋の日』に・・ *

2007年10月30日 | 雑感

 


娘たちと、結婚や誕生祝いの買い物に出かけた。 
あちこちのデパートでもそうだが、○ごうデパートにも大きなツリーが飾られてあった。
わ・・クリスマスがくるんやなぁ、これからはクリスマスのイルミネーションで街は輝きで彩られる。
きらきらの好きな孫のなつめは目を輝かせ、しゃべりっぱなし・時々大きな声・・付近の方すみません。



『Grand Afternoon Tea』でも買い物。 
二、三階は生活雑貨、夢が膨らむ、可愛い品がいっぱいとても楽しいお店。  

お店の一階はパンとカフェ。 なつめが眠りそうなのでお茶に、ところが黙々とパンをきっちり食べる!
私が頼んだ”ホットオーレ” 運んでこられて一瞬、れ・・なんとカップに取っ手がない、抹茶茶碗のように。
顔を見合わせた、娘は知っていたが、「手前に三回まわして・・飲むねん」笑いながら言う。
(そんなあほな、飲んだらまた反対にまわして? 結構なお手前でおました・・って言うの?)
セットメニューにはホットサンドやパスタ、パン、飲み物、ケーキ込みで・・¥1,700
ケーキ・・カロリーが・・・、メタボどうする! え~い!食べちゃえ! 美味しい!

 

 
今日は『初恋の日』である。  初恋と言えば島崎藤村の詩。
私の青春時代舟木一夫が藤村の詩『初恋』を歌ったからよけいにこの詩が印象深い。

18日に夫のお姉さんと新歌舞伎座、芸能生活45周年記念”舟木一夫特別公演”を楽しんだ。 
田舎の兄が彼に似ていると言われていた精もあって、彼自身色々なことがあった人生だったけれど、
歌手舟木一夫の歌は全部好きだった。 彼を見ると兄が重なってくる。
川口松太郎原作の芝居に涙し、コンサートでは私は青春時代のみっちゃんに戻りすごく良かった、
彼の生歌は初めて、もう一度公演に行きたかったなぁ、まだ彼の声が耳に残っている。


   『 初 恋 』     島崎藤村

まだあげ初めし 前髪の 林檎のもとに 見えしとき
前にさしたる 花櫛の 花ある君と 思いけり

やさしく白き 手をのべて 林檎をわれに あたへしは
薄紅の 秋の実に 人こひ初めし はじめなり

わがこころなき ためいきの その髪の毛に かゝるとき
たのしき恋の 盃を 君が情に 酌みしかな

林檎畠の樹の下に おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまうこそこひしけれ




初恋・・初めて人を恋する   恋・・ある異性にあこがれ、慕う気持ち


     『 初 恋 』         高校時代のみっちゃん(みく)

あなたの姿が遠くに見えただけで 頬は燃える
あなたの声がかすかに聞こえただけで 胸はときめく
あなたがそばにいると言うだけで 音が聞こえるほどに高鳴る胸                          
あなたの手が少し触れただけで 熱いものが体中を流れる

目を閉じれば あなたの顔が見え
風が吹けば あなたの声が聞こえ
それだけで なぜかしら頬に熱い涙が伝う

あ・・逢いたい・・
この胸の痛み 閉じ込めた想い
やさしく解きほどいて・・




小学校は違った二人、中学に入学したとき同じクラスになった、彼の席は私の隣。 
出席番号16番で同じ。 (以後16は私の幸運の数字となる、6と1を足せば7、ラッキーセブン)

「みっちゃんのこと好きじゃゆうとるよ」 「なによん」 と言いつつ、意識し初め話せば頬染めてた。
(タイプでもなかったのにぃ) そんな彼と一緒になってもう34年になった。

こんな素敵な記念日なのに・、夜は眠くてこの日にかこつけロマンチックなことも話さなかったなぁ。
ちょっと気がきかなかった。 段々こんな風にときめきもなくなってくるのだろうか。