「誕生日はルミナリエでみんなで楽しもう」 長女のはからいで、保育園児2人を迎えに行った後、車で湾岸を走る。
「お父さんも行きたかったやろうなあ」 とっさに長女が電話、電車で阿波座に着いた時で、次の駅九条が
阪神線に乗り換えなのだ。 なんと言うグッドタイミング、親への思いはしっかり通じていた。
電車が朝潮橋まで行っていたら、夫は引き返してまで来なかったはず。
孫たちが小さいので、混雑する光の回廊は今回はパスして東遊園地広場を楽しむことに。
歩く途中で右手に見えた! 光のアーチの中を歩いてきた人たちの笑顔が輝いていた。
「通行の妨げになりますので立ち止まって写真を撮らないで下さい」 何度もアナウンスがあるが・・でも・・ね・・
広場に入り目にするとまばゆい光に人々は口々に 「わ~!」「きれ・・い・・」
平成7年の震災後から、毎年12月に開催されている 「神戸ルミナリエ」 今年で16回目。 13日(月)まで。
まさに光の芸術である。 今年のテーマは「光の心情」「輝きの記憶を留めるために」
ゆいちゃんもこの明るい輝きなら喜ぶのでは・・と思っていたが・・到着と同時にすやすや・・
広場に到着したらしい夫、「じぃじー!!」 孫たちが光の中心で叫ぶ。 周りの人の笑う中ですぐに合流。
20万個の電球。 毎年変わるレイアウト。
光の輪に囲まれていると、震災時の神戸、素晴らしく復興した神戸の力に熱くなる。
中心へ向かう
来年もどうぞルミナリエが開催されますように・・ ベルをめがけて・・当たると鐘が鳴る、祈りの音に聞こえる。
美しいイルミネーションにも喜んだが、孫たちには・・やっぱりアンパンマンが・・・
「いっぱいいれてね!」 なつめの声に、にっこり笑ったお兄さん、袋にいっぱい入れてくれた。
モザイクで食事をするべく歩いていると、風船細工のお兄さんがいて器用に作ってプレゼントしてくれた。
そばのコンピューター手相占い、大人たち全員やった。 結構当たっている性格。 納得そして見直しに。
夕食は誕生日のお祝いと、セイ君がスポンサー。
ちょうど香港のセイ君から電話があった。 「行きた~い」 そうだろう、もう7ヶ月以上になる出張。
甥っ子、姪っ子随分成長したよ~。
神戸阪急そばキャナルガーデンの巨大ツリー
そして大好きな、このイルミネーション。
まるで空から星が降ってくるようで、いつまでも眺めていたい空間・・
暗闇の中を帰る車、時はクリスマス前・・さまざまな形のイルミネーション、やはり神戸の夜は上品に素敵だ。
上着も着ないで、とても暖かい、私61歳になった夜。
朝から、母、姉、妹たち、ブログのお友達・・色んな方から電話やメッセージをいただいた。
無事迎えられた幸せ、有難いことである。
この年になるとやはり身体に気をつけて・・が一番の言葉。 元気でがんばらないと!