日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* あたらしい月・・新しい年度 *

2011年04月01日 | 雑感

いつもなら、月末に家中のカレンダーをめくりながら新しい月に向けて気持ちがピンと何かしらなるのです。
けれど・・様々な事柄が頭の中でごちゃごちゃしていて中々気持ちが新しく入れ替わらない、年度替りでもある大切な月なのに。
いけないこれでは、そう思いながら整理のつかないすっきりしない葛藤の日々。

被災された方々、若い人はまだこれから先長い将来があるけれど、私たち以上になると0からのスタートはきつい。
しかし・・このままでいいはずはなく、立ち上がろうとする再生に向けて頑張ろうと気持ちを奮い立たせておられる姿には、
本当に胸を打たれます。  あちこちでの募金活動で協力することしか、それくらいしか出来もしない自分が、
いつまでもこんな気持ちでいるのは恥ずかしいことだと思いながら。 

”汝 己自身を知れ”  人さまから頂いた色紙の言葉は今の私の為に・・だったのでしょうか。 


* 卯月(四月)は新たな旅立ちの気持ちで・・ *

2011年04月01日 | 雑感

冷たい冬を耐えた木々が一斉に芽吹き、日本の花桜が野山や街をやさしく彩る季節となりました。
人は桜の花に酔い、花の姿に酔い・・
私は桜は・・桜の花は、誰をも笑顔にせずにはおかない・・ずっとそう思ってきました。 だから桜はまさに魔法だと。

被災された地域にも残った桜がもしあるならば、咲いて人々を笑顔に変えてくれるでしょうか。 
ひと時でも和みの桜になって、あきらめないでと言う希望の花になってくれるでしょうか。 
多くの犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 
そして被災された方々が少しでも早く、普通の生活に戻れますようにと心より願っております。

三月十一日の東日本大震災、あまりにも過激で残酷な自然の破壊力に信じられないほどの現実に震えます、悔しいです。
一からではなく、ゼロからのスタート・・まさに・・そんな方々の余りにも膨大な数字、同じ日本の中でなんて・・。
それでも被災された方々が、不自由な生活の中で前向きに頑張ろうと言い聞かせながら助け合い励まし合いながら
暮らしておられる姿には胸が熱くなります。 田舎育ちの私ですが、本当は遠い過去はみんながそうであったような気がします。

未曾有の大地震、津波に加え原発・・日本はもちろんですが世界中の人たちが自分ごとのように受けとめながら、
日本への暖かい支援をして下さっている行動や姿に、まさに世界は繋がっているひとつになろうとしているように見えます。

今何をしていても被災者の方たちの姿が重なってしまいます。  もし自分だったらと何度も置き換えてしまいます。
今自分がそして家族が揃って生きていると言う現実、その事だけでも充分であって、これ以上の幸せはないでしょう。
自粛の賛否はそれぞれが判断する所ですが、人の悲しみや痛みを感じながら、そこに心を寄せる、気持ちを添える
そのことの大切さは忘れてはならない、そしてささやかなことにも感謝しながら生活をする事を改めて思い知らされました。
卯月、四月は広い意味で新しい年度であると共に、新たな心の旅立ちの気持ちで・・スタート・・そう思っています。