日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 新しい月 おついたち *

2018年06月01日 | 雑感

 
 昨日からしたら 一晩たっただけなのに それはいつもと同じ時間が 経っただけなのに
 違う なんか違う
 やはり おついたち 月の初めと言う日だからか

 まだ古希祝いの宴で みんなと過ごした時間 交わした言葉が 心地よく一日私につきまとう
 忘れないように 忘れないように それは喜寿へ向かう前哨戦だから 
 生きてゆく 大切な 心の糧にしたいから 

 母が良く言っていた 帰省して大阪へ帰って お礼の電話をしたとき
 「ありがとうございました 楽しかった 良かった で終わってはいけない
  あんたが見て いいねと思ったことは これからの自分に プラスにして行く
 これは・・と思うことは 自分の中から マイナスにして行かなくては いけない」と
 そう言える母を その説得力を すごいと思った 

 夫の卓球の試合を見に行ったとき 結婚後共に卓球をする歩みの中で 切磋琢磨してきた 一番近しい友人が言った
 「けんつくさんは いつも 一生懸命考えながら 常に高みを目指そうと 努力していますよ」と
 それを聞いて すごいと思った
 
 一番身近にいるではないか 私の師は 
 少々 冷や冷やする言葉も言うけれど それは相手を思う 心ねのやさしい 包容力のある夫が
 なのに 少しの言葉で喜怒 少しの言葉で哀楽 
 まだまだ私 情緒不安定

 平凡に過ごせたら それが一番の贅沢 一番の幸せなのだと 
 老いを重ねるほどに思う

  でも 平凡な日常ではあっても 
  自分が過ごす 今日一日は
 できれば 昨日よりも今日 今日よりは明日は
 ほんの少しでも 何かを考え 努力を追加できる自分にしたい

 なぜなら 私たちが子供たちへの流れの上流なら 生きざまや心は
 間違いなく 下流に流れて行くと思うから それは確実に
 平凡に生きていく中にも 私たちには親と言う責任が あるような気がするから

 時として子育ては終わったと 人は言うけれど
 生きている限り いや死しても 子供の前を歩いている親なのである
 
 いい加減な 横着な自分には 母のような説得力はとてもないけれど
 自分自身は 少しでも意識しながら 自分を変える努力をする日々でありたい
 そんな生き方 子供たちにも 少なからずそうあって欲しいと思うから

 昨日からしたら 一晩経っただけなのに それはいつもと同じ時間が 経っただけなのに
 違う なんか違う
 やはり おついたち 月の初めと言う 日だからか

 ふるさとの友の笑顔が 私の背中を がんばれとそっと押してくれたのかも知れない
 ひと月で 一年の前半が終わる 
 もう平成・・と刻む六月はない
 何色に染めて行こうか 六月