何処を切り取ったら・・迷い悩みしかし何処を切りとっても・・。
一昨年のブログには、到着は同じくらいの時間だったし、お寺を出たのがわずか30分今回が長いだけ。
>12時ごろ 「も~えんちゃうか」
>それでも 家内はカメラを手放さず 「イラっとくる」!
夫はブログにこんな風に書いていたが、今回感じることは、総門から入って表参道を歩くとき、もうすでに
「わ~!すごいすごい!」 その時夫はまだ後方だった。 「こっちが綺麗よ!」夫を呼ぶ、夫が来る。
いつの間にか、またいなくなる。 その繰り返しである。
しかし二年前と違うところは、私が夫の存在を忘れないで探すようになったこと(進歩、進歩!)
お互いに勝手にあちこちと好みで撮るけれど、気がついて探すと夫の方も私を待ってくれていたりする。
気が長くなったのか、夫は変わった。 ブログに載せるようになって、欲が出ているのだろうなぁ。
やいやい言わずに待っていてくれたりするところは(ほんと、嬉し~い)
勅使門の前辺りからしばらくは美しさで離れがたい気持ち。
ほっと一息ついたところで地域の婦人部の方かどうか、皆さんに昆布茶をサービスしてくれほっと温まる。
そうして”出会いものめぐり”の広場へ誘導、うまい! 長岡の民芸品やお漬物や食品、雑貨などが売られている。
昆布茶をいただきながら苔むした庭、山茶花を眺めるのも真っ赤な紅葉のようなわくわく感はないが、
やはり緑を見ると、気持ちが落ち着くのは歳のせいか。
浴場の前のすのこに散紅葉、小坊主さんのだろうか下駄が脱いであったが、修行している姿が見えるようで
下駄を撮っていると(変なおばさん)なんて思っているのではと自覚、ささっと一枚カシャ。
”出会い物めぐり”で実演つきのおせんべいを見て買い求め、場所を抜けるといよいよクライマックス!
タイムトンネルとか言うが、まさに紅葉のトンネル。 人がどっと多くなるので写るけど仕方ない。
それだけ美しくて、大勢の方の目を楽しませてくれているという事なのだから。
小坊主さんの紅葉便りでは、開門前の参道紅葉した木々、散りばめられ敷き詰められたかえでを撮影、
毎日更新されていて、読みながらとっても楽しくなる。いわゆる光明寺紅葉を10倍楽しむ方法ってところ。
この艶やかさは・・色具合はさすが京都、言葉にならない。
来年はしっかり小坊主さんの紅葉便りを見て、それに朝一番に来よう。
このトンネルだけは・・JR東~海さんも、お勧めな訳だ。 CMの影響でいっそう観光バスの数も多いのだろう。
とにかく素晴らしい。
薬医門の白い幕から眺める紅葉もいいなぁ。
光明寺は一方通行になっていて、戻ることは禁じられている。
この門をくぐったら・・あ・・もう少しで終わる・・。
最後に黒い瓦が赤をいっそう引き立たせる。
最初通った場所辺りを振り返り振り返り、後ろ髪惹かれる思いとはこのような。
夫はすでにお寺の前のお漬物やさんにいるではない! 待って~。 これで精いっぱいかな、夫の辛抱も。
光明寺のHPには本当に癒された。 紅葉の賑わいばかりでなく、出来れば雪の白、青葉の緑、
静寂なそんな頃にも、ゆったりと一度来て見たいものである。 ありがとう、光明寺さん!
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と、結んである。 私の紅葉の中では・・東福寺も凄いけどここが一番なのである。
あちこち行っているのに、ブログが私の生きざまとするならば、書き残していくべきだろうなぁ。
写真のデータは外付けディスクに保存してあるものの、引き出すことはまぁない。
今、パソコンに向かう時間はあまり無いのに、時に過去記事を見ては懐かしんでいる自分がいる。
若いと言う事はいい、それなりの歳も味わあるのだけれど、ファミリーもみんな成長している訳で。
皆さんのブログから気を頂いているし、感動したり共感したり、充分に楽しんでいる秋。
春には桜の花の優しさに年度替わりの気を頂き、紅葉では一年の感謝と新しい年への気持ちの更新、
沢山の紅葉を見せて頂いて、次の年へ繋ごうか。
「そうだ京都、行こう 2023年」 鬼が笑うかな。 いや、間もなく師走である。