日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* まだ桜・・の、公園散歩・・ *

2007年04月19日 | 花や木



午後はひとりだったので、カメラを持って自宅から500メートルほど離れた公園へ行ってみた。
三人の子供たちが通った小学校の、向かいにある公園。 
たとえ近所でも、外出のコースが違うと通ることもあまり無いくらい久しいかも知れない。
子供と入学式が終わった後は、必ず写した公園の入り口の桜を一度は見ておきたいとも思った。
残念ながらソメイヨシノなのですでに青葉に変わっていたが、八重の桜は満開であった。

もうどちらかと言うとみんな桜は食傷気味だろうか。 
しかし散り急ぐ潔き花ゆえの美しさ、もう少し青葉に変わるまでは楽しんでいたいと思ってしまう。



小学二年のとき「尾道の千光寺の桜がみたい・・」それが最後の言葉となった祖母との別れや、
病にて精も魂も尽き果て、桜の開花を待てなかった8年になる叔父との別れは共に3月最初であった。
そんな大好きだった人たちの無念の思いと合わせて、花の中に面影や思い出を見い出しながら、
ファインダーを覗き、シャッターを押した。

祖母も叔父もやさしくて、笑顔が素敵だった。


* 公園散歩・・・ *

2007年04月17日 | 花や木

◆カラスノエンドウ  マメ科 ソラマメ属

(通り雨でもあるかな・・)黒い雲が空を覆ってきた。 午後3時からの散歩に躊躇していると、
「降ったら降ったときのことやん、0%やもん」 次女が私を押し出すかのように言う。
中央体育館横の公園。 「こんなに桜の木があったんやね」 「早く来れば良かったね!」
七分散っているが、満開のときが伺える。 御衣黄と言う黄緑色の桜や八重桜は満開である。

真ん中辺りのチューリップ畑には、赤、白、黄色、そしてピンクの花。
そのそばではそれぞれにワンちゃんを連れた、ご年配の方のグループがおしゃべり。
誰かがベビーカーのなつめをあやしてくれている。 チューリップが風に揺れる。





(え~団体さんのウォーキング!?)老若男女・・いえ老男女。 20人以上はいたが目立つ。
べちゃべちゃ話しながらぞろぞろ園内を歩いている。 リーダーらしきスパッツをはいた女性が
「パタパタ歩かないで、靴底を上げるようにさっさと歩いて!」ハンドマイクで言う、そりゃぁそうだろう。
公園のあっちこちでおばあちゃんの輪、おじいちゃんの輪。 時間は充分にあると言う人たち、
今は何処でもこのような光景が溢れている。 はい、紛れもなくもうじき私も・・? なのか?



久しぶりに丘陵へ登って行くと、1ヶ月前は枯れ木ばかりだったのに、随分と様変わりしている。
あちこちに季節が確実に歩いていることを、嬉しく実感した1時間ほどの散歩。
明日はどうやら寒いらしい。  先日さっさとなおしたストーブまた出した。


* 静かな月曜・・ *

2007年04月16日 | 花や木



お天気がいいと外は少しにぎやかさがあるが、曇り空の今日は静かな週のはじまり。
「ちょっと外へ出てくるわ、帰りに買い物してくる」 「なんで? お姉ちゃんが来てくれるのに」
「だって今日の写真ないんやもん」 「どのくらい?」 「1時間」 「(笑)なんで写真撮るくらいに1時間も!
30分もあったら充分やろ」 (娘よあなたは分かっていない、冗談じゃない、オート専門ったって、
ただ所構わず押せばいいって言うもんじゃないんだから)

近所の公園へ行くまでに街路樹にはいつの間にかハナミズキが楚々と咲いている。 
公園の、秋にはあふれんばかりの黄金色の葉が枝垂れていた銀杏、こんなにまるはだかに!
と言うくらい、刈り込んでいたのにいつの間にか緑が・・。 春・・芽吹きの春・・なんだか嬉しくなる。

そんな緑の中に家族の顔が浮かぶ。 そしてみんなの明るい頑張りが。
朝、仕事が始まる前の愛ちゃんからメールが入る。 「今日もひろとは元気に保育園に行きました(^・^)
って言いたいんですけど、かなり機嫌が悪かったです。 (^_^;) 
今日から5時半までです私が木曜お休みなので、また土曜日お願いします
朝からみんなで気にしていた、どうだったかなとか。  
0歳児で一番上の大将くん、きっと心やさしいお兄ちゃんになることだろう。



* どうなんでしょう・・ *

2007年04月15日 | 花や木

なんだこれは!とお思いでしょう。 まだお見せ出来るようなものではないのです。
土曜夫は仕事、会社の子と丹波の加工やさんへ出向いた。 
桜並木があったようなのでと夫は期待して双眼鏡やデジカメ持参で出かけたのである。
土曜日でひろとをあずかっていた。 次女夫婦となつめは出かけたので私独りだった。

以外や4時に帰宅した夫が「車に花積んでるで、見てみ」野菜は持ってあがってくれていたのに。
(え? 夫が花を?)それこそ以外!見てみると黒いポットに入った花の苗がなんと12個、みんな違う花。
「安かったん?」思わず言った。 だって傷みかけの花もいくつか、まるで残り物~みたいなんだもの。 
「なんでみんな違うの・・」 「いや・・寄せ植えかな・・とか」照れくさそうに、いえきまり悪気に。  
照れで適当に選んだのか、向こうさんに適当にのせられて買ったのか、だってきれいに咲く肥料まで。
「駄目か?」 「・・いいや・・嬉しいよ、ええよありがとう」 (言葉は便利だ)
前日の雨風で桜も駄目だったようで写真は一枚も撮っていなかった。

今日の正午過ぎ震度3の地震があった。 二階にいたが横揺れ、夫は試合、娘夫婦はお花見、
私一人だった。 本当なら近所の丘陵公園に久しぶりに写真でもと思っていた矢先のこと。
こんな時留守にするのも心配なので、思い出したように屋上で昨日の花を植えた。
(寄せ植えったって・・)屋上の花なんて一度も上がって見る夫でもないのに、それに最近は、
布団を干したいので花やプランターの数を減らしていたのだ。 (せっかく減らしていたのにね)
苦笑いしながら、植えたとりあえず。 四階なのでこのとき地震だったらもっと揺れたに違いない。

よって今日の写真が無い! あわてて屋上で撮ったのが夕日が沈みかけた6時半。
どうなんでしょう、ぴんぼけばかり。 それに今一。 どうなんでしょう・・とりあえず・・アップです。
花の似合わない夫の厚意に敬意を表して。


* 造幣局桜の通り抜け・・(11日) *

2007年04月13日 | 風景・お出かけ

本当はこの記事は11日に書くべきものである。
11日は初孫ひろとの初誕生日、お祝いはみんなが揃った日曜に済ませていた。
誕生日の保育所はちょっとしのびないと、おやすみにし長女が計画してくれた。
早々に仕事が終わった婿殿も一緒に、次女となつめ総勢6人で造幣局桜の通り抜けとなった。
もちろん、孫たちは埃っぽい通り抜けはパスして大川沿いの桜並木を娘たちがベビーカーで散策。 
私と、前日長女と通り抜けた婿殿とは別々に通り抜ける。
今にしてみれば、もっと品種あったのに~とか、桜の名前もとらえておけば良かったと反省。

一年前の今日、朝入院し午後3時39分に「立派なお産でしたよ」と看護師さん、4キロ近いひろと誕生。 
その生まれた時間丁度に息子から、長女の携帯にひろと宛て・おめでとうのメールが入った。
大川沿い両岸の桜、ひろとの目にはどう映っていたのであろうか。
孫は覚えてはいないであろうが、この佳き日造幣局の桜の中を歩いたことは生涯忘れないと思う。
1時間の通り抜け、人も多くありませんし埃もありません。 よろしかったら、通り抜けて下さいませ。


造幣局桜の通り抜け・2007  クリック