日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 薔薇・・そして夕日 *

2011年11月12日 | 風景・お出かけ



今日はヘアカットに行く為に心斎橋へ。 
夫は半ドン、いつもならその車に乗せてもらって降ろしてもらうんだけど。 「今日は自転車で行くね」 
と言うのはお天気が良い精もあるけれど、自転車なら帰り寄り道が出来ると言う。
ゆいちゃんの子守が無いと言う日、まるで自分の休日のような錯覚・・それを少し楽しみたいとカバンにはカメラ。

ひどい方向音痴な私、ネットで今一度場所確認、頭に入れて。 未だ市内の地図東西南北が分からない私。 
心斎橋まで30分で目的地前に到着。 ヘアもすっきり、色づき始めた御堂筋からなにわ筋へ、出た所がうつぼ公園前!
そう、西区のうつぼ公園へ。  私の感、まだいける! なんか単純に嬉しかった。



写真を撮ろうと出かけたと言うのはどれほどぶりだろうか。 けど夫が帰宅する12時半までにはと言う、今日の制限時間。
もう薔薇は見頃が過ぎていたが・・・少しは期待に添える花もある。 あちこちでカメラを向ける中高年の人もいるので撮り易い。
「あの・・ちょっといいですか?」 ローアングルしゃがんで撮っていたら声をかけられた。
自転車を止めて撮っていた小柄なシニアさん。 カメラの事を聞かれたけれど、私は詳しくないですよと言っても色々と話して来られた。
自転車に積んでいるカメラは、手入れされた銀塩の一眼、今はもっぱらコンデジで撮るのを楽しんでおられるようだ。
時には投稿されているらしく、キャノンのコンデジは賞品だそうだ。 人によっては早々に軽く断ったのだけれど、小柄だし人の良さそうな、
ご自分から78歳でもう歳なので一眼は重い、けど友達からは一眼を買いなさいよと勧められるとか。 重いのでふらふらになるなんて。
私も一眼は重いので歩き回ると疲れるので、最近はコンデジが殆どですよ・・と。 PCはやらないそうで、撮ったスナップのカード画像を
見せてくれた。 (でも・・私、時間が・・)と思いながら。 後ちゃちゃっと・・園内を回った。

久しぶり・・

 

午後2時過ぎ、娘たちと愛ちゃん3人でルクルーゼのフエアかなんかで買い物に行くので、夫と4人の孫の子守。
出かける3人を想像するだけでも嬉しい、仲良きことは美しきかな・・。
我が家で何時間もと言うのもなんなので、夫の庭? 大阪港のウッドスペースへ夕日を見に。

何隻もの船が行き交う。

肴を釣っているおっちゃんに興味。

 サンタマリアはいいシルエット 

 ごっつい船が

 いっぱいのコンテナを積んだ長~い船が・・

 暮れて行って・・

 雲は多いものの焼けてきた

夕日とこのウッドスペースの空間、釣り人・・大好きな場面

 「寒くなるから帰るよ・・」と言いながら、焼ける夕日が気になって・・

振り返り・・振り返り・・ 

 「お父さん見て!すごいよ~!」
人が次々と見に来ていた。

今までで見た中で一番の 紅く紅く 燃えるような空だった。
去りがたい夕日だった。

そんな私を待ちながら、孫たちが石の上に乗って遊び出した。 ゆいちゃんまで・・
後では、私には偶然なこの光景が一番お気に入りになった。 人がいる写真はなんかあったかい。

薔薇に気を良くしてもらったうえ、夕日に・・。 
自然は時に怖くもあるが、ほんの少しの時間でも何もかも忘れるくらい感動で身も心も包み込んでくれる。

 


* 耳が痛い・・言葉のお話 *

2011年11月11日 | 雑感

「女房焼くほど 亭主もてもせず」 こんなことわざがある。
が、ちょっとした出来事があって面白くない私、寝てた子が起き過去のことも踏まえて、夫に突っ込んだり責めたりした。 
はっきりとした確証はないままに。 やめればいいのに虫の居所が悪かったのか、2人色々な言葉が行き交った。
普段こんな事は口にしない。 話しながら夫の本音が見えたし、私も自分の本音を伝える事が出来た。
38年、何度か言い合った事はあったが、その本音のお陰ですべてはいい結果に繋がっていたと思う。 より心は近くなって。 

30代の頃同じような事がらで言い合った時夫が言った言葉を思い出した。 
「疑うより、信じた方が楽やで」 確かにそうだが、それには自分自身の心の幅が必要である。 寛容の心なんて、まだ修行が足りぬ。
夫は外が好き、私は家にばかりいるのでついよからぬ憶測・・当然ながら。 

男性は面と向かって妻を褒める言葉なんて言えなくても、外へ出れば他人には言える、さりげなくもやさしい言葉上手でも言える。
ある雑誌に”妻は夫には見せないような笑顔を、外へ出ればよその旦那さんにする事が出来る”と言う事は夫も妻も一緒か?
面白くないけど2人住まいなのに、気まずく言葉少なと言うのはしんどい、こんな日を過ごしているようでは駄目と言い聞かせる。
”夫婦は鏡”と言うやん。 夫も思っているかも知れん、けど私にはそんな場は無い。 夫は変わらない、根っからのやさしいタッチの言葉。
(夫婦だって、思っていても言葉にせなあかんことあるんやで! たとえありがとうでも。 夫婦こそ大事なんと違う?)

朝起きて一番、台所の万年暦をめくったら・・これ。 耳痛いわ! すご! どんぴしゃ!
慌てて10日の分に戻した。 まるでめくるのを忘れていたかのように。  夫は絶対めくらないから(見てもない、多分)
手にしてまだ4日目のカレンダーだけど、気付かなかったが裏側には言葉の解釈が書かれてあった。 

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相手の心の中は、読めない、測れない。 想像はできても、正確には読めない、測れない。

相手の心を測る秤があれば、どれだけ便利か。
だけど、そのような秤ができたら、人間は秤に頼って 自分の心を磨かないようになるのでは。
相手の心をまとめるには、本を沢山読む事。 自分の心をまとめるには、文章を書く事。
それから、物事の計算をする。 計算は後ですること。
昔の人は「読み」「書き」「そろばん」と、順番を教えてくれている。

相手を変えるエネルギーより、自分を変えるエネルギーの方が、効率がいい。

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今の私にあてはまり過ぎている! なんだか読みながら自分が情けなくて涙が出そうになった。
良く言われてきたし、人さまにも話して来たのに。 「相手を変えるのではなく、自分が変われば相手は変わるのよ」と。
いつの間にか、相手を変えようとしていた。 
主人には見せんとこ、11日はいっつも。 耳の痛い言葉、内緒の話にしとこ。 そして密やかに不言実行。
今はこう言う言葉が溢れている、理解について行けないほどに。 しかし、この一言で反省や決意をさせたってすごい。

生協さんのパンフレットにあったカレンダー、漫遊書・文・黒田クロさん。 「60秒言葉のセラピー」
表紙さえ見ていなくて・・内容は分からなかったが、新しい言葉は新し気持ちで見られると思って来年用に買った。
出会いは必然、それは人との出会いばかりでなく・・こう言ったことの出合いにしても然りである。
自分を変える方が楽。 

今日は雨予報なので、昨日から8時に迎えに行くねと言っていたが、やっぱり雨。
夫婦とは・・夫・・私・・なんて、孫と戯れながら、寝顔を見ながら様々な思いに浸り考えていた今日の私。
究極は程よい関係で人生やり遂げたい・・2人しかいないんだもの、やっぱり私が変わらないと。
「女房焼くほど、亭主もてせず」そう言い聞かせて。


* 所帯を構えて・・ *

2011年11月10日 | 雑感

展君のおばあちゃんがさっき亡くなったと、朝6時半次女が電話で知らせてきた。 
展君はすぐに病院へかけつけた。 次女は通夜までは行かなくて良いとの事で子供は保育園、自身はパートに出た。

入院していたがもう駄目かも知れないと言われ、1週間前に展君が見舞ったときには、まだ良く分かっていた。
家を買った事を話したら喜んでくれたようだ。 おばあちゃんっ子だった展君が見舞った翌日から意識が薄れてきたようだ。
「まるで僕が行くのを待っていたみたいに・・」と絶句しながら展君は言った。 

子供を連れて行くべきかとか迷っていた次女だが、後悔しないように行った方がいいと、亡くなる2日前の夜一家4人で見舞った。 
車で送って行った長女がなつめに「おばあちゃんがんばってねって言うてき」って言って、なつめはおばあちゃんに言った。
展君の実家へ行った時は、隣に住んでいるので何度か会っているし、なつめにも分かる大阪のひぃばあちゃん。
しかしもうおばあちゃんは誰のことも分からなかったようだ。 
「一度家へ連れて来て見てもらいたかった・・」 展君は残念がっていた。 叶ったら孫の快挙、どんなに喜ばれたであろうか。

家族葬と言う事で通夜、翌11日の葬儀と親族として最後まで務めをを果たす、夫婦にして初めての体験であった。 
子連れで2日とも帰りも遅くなり疲れ切ったようだが、所帯を持ってそして自分たちの家を構えて間なしの出来事。
今までは全て同居の中での行動、その時とは違い自分たちで対面対処。 こうやって色んな事経験を重ねて成長していくのだ。
親と一緒では見えない気付かないことも、別居となった今色々な事に気付いて行きながら日々を送っているだろう。
「寂しくなったでしょう・・」ご近所さんは口をそろえて言う。 いえいえ、しょっちゅう会える距離、自転車3分。
次女夫婦のこれからを思うと、独立して行って本当に良かった・・と、嬉しく思う。


* 立冬 *

2011年11月08日 | 雑感

朝、いつもよりは少し気温が低い。 寒がりの夫の為に、起きて出かけるまでの1時間だけホットカーペットONにした。
なぜか(理由はあるんだけど)今朝は夫を玄関で見送らなかった。   
今日は立冬、暦の上では。 昨年に比べたら、温かくてどうよと思うが、夏に続いて節電と言われているので、
それはそれで良しかなと。
暑い夏よりは、少し寒い位の方が汗っかきの私には、ちょうどいい。 拭き掃除、動けばまだ汗温かき秋。

ゆいちゃんの上着が、少し厚くなっていた。
しかし子供は風の子、息子が「よろしく」と帰って行ったあと、1時間は家に入らず三輪車で遊ぶ。

なんだかんだあっても、昼間の子守は心の潤滑油。


*ユニバーサル・ワンダー・クリスマス *

2011年11月07日 | イベント

8日から1月9日までの63日間開催される「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス
前日は報道関係者の招待、プレオープン。 孫たちを早い目に保育園へ迎えに行き、みんなで行ってみようと言う事で・・。

 一気にテンションがあがる孫たち。 大人だってわくわく・・のUSJ。

2日前にはなかったケーキやプレゼントのデコレーション。

一気にイルミネーションストリートinクリスマス

5日に撮った30メートルの巨大ツリー



雪の結晶や氷柱(アイスクル) ここに26万498個のLEDの光が灯る。



5時だったので、足早にラグーンスペースに行ったが、すでにいっぱいの人。 8日からの有料席は報道関係者招待席。
路上ではショーは見えないし、絶対に立ったり簡易的な椅子も駄目なので、仕方ない雰囲気だけでも。
夫は開始直前に到着、間に合った。

5時45分 湖上のステージで「フォーエバー・ラブ・クリスマス」ショーが始まった。 場所柄ショーはちらちらとしか見えない。

30人ほどで繰り広げられるラブストーリー
途中空中を姫が舞う、まばゆいばかりに光を放ちながら・・ 動画を撮っていたので、残念ながらスナップは撮れていない。

フィナーレ・・

終わった後、誰もがしばらく、ツリーの美しさに見入っていた。 世界一か・・この灯りの数・・なんて思って言るかな。
近場でそんな世界一を見られるなんて、幸せ。 灯りはなんかほっとするし、癒しだもの。

何しろ今年初めての点灯は誰も知らなかった訳で、帰りつつ色が変わっていく度に、歓声があがっていた。
「きれ~い!」 あちこちで口々に溜息まじり・・・。  出来る事ならもっと光ツリーを楽しみたかった。
今度はショーが見える場所で。 2日前、作って良かった・・年間スタジオパス。

帰りはみんなでガストで食事して・・解散。