お茶でもいかが?

おしゃべりおばさんのウオーキング日記

シンポジウム へ

2011-09-16 22:07:09 | 日常の出来事

 

今回参加したシンポジウムは↑(画像左)に書いてあるテーマで3人の登壇者による講演と
パネルディスカッションが都庁都民ホールで行われました。 主催は東京都福祉保健局
運営はNPO法人自殺対策支援センター  ライフリンクです。

第一部は精神科医の香山リカ氏の基調講演で 『震災後の心の変化・社会や人々に起きていること』 を
1時間以上も精力的に話されました。会場が涼しかったせいか最初のうちは眠くて眠くて困りました。
周りの方もコックリ コックリしていました。

第二部はライフリンク代表の清水康之氏がコーディネーターとなり香山リカ氏と
内閣府社会的包摂推進室室長の湯浅誠氏の3人のディスカッションでした。

地震・津波・原発による複合災害で沢山の人達が生活に苦しみ身心共に疲れ果てている実態や、
障害を持った弱者の現実などそれらをどのようにサポートすればいいのか・・・国と民間・そして個人の
役割等々、考えさせられることが多々ありました。特に湯浅氏の数々の経験から語られる内容はとても
説得力があり納得出来ました。

仮設住宅で高齢者の一人暮らしの自死が阪神大震災の時にありましたが
今回はそのようなことが起きないように周りに住む人達との交流が出来る場所や互いに見守る制度が
出来ればよい
と思います。

今日本では毎年3万人以上の自殺者がいるそうです。中でも20~30代の若者や50~60代の男性が
多いそうです。自殺のない生き心地の良い社会になれるようにライフリンクの方々が いのちを支える
色々な活動をしていることを今回初めて知りました。

第三部はミュージシャン ワカバが内閣府 「いのち支える(自殺対策)プロジェクト」 キャンペーンソング
『あかり』(クリックしてね。YouTubeで配信)を熱唱してくれました。とてもいい曲で感動しました。

約4時間に及ぶシンポジウムが終了し帰宅したのはPM6時でした。昼食を食べていなかったので
おなかがぺこぺこでした。帰宅後は、途中で買ったお寿司をアッという間に食べてしまいました。