お茶でもいかが?

おしゃべりおばさんのウオーキング日記

港区歴史フォーラム

2016-09-05 12:10:58 | 日常の出来事

9月になり、朝晩の空気は秋の気配を感じますが、昼間の残暑はまだ厳しいですね。

先般の台風で亡くなられた方、多大な被害を被られた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

いつもの応募当選で港区歴史フォーラムに友を誘って赤坂区民センターへ出掛けました。

今回の歴史フォーラムは今年 将軍就任300年となる徳川吉宗をテーマに開催されました。
主催は港区、後援は和歌山市で フォーラムは三部構成で約2時間半に亘り行われました。
吉宗といえばテレビドラマで「暴れん坊将軍」を演じた松平健さんを思い出しますね(笑)

第一部は歴史家・作家の加来耕三氏が徳川吉宗をわかりやすく紐解き、
吉宗が将軍になるまでのいきさつ、人間性や当時の時代背景や歴史の裏話など、
とにかく面白おかしく、ユーモアたっぷりの巧みな話術で観客をひきつけた1時間でした。

私は吉宗が数々の改革をやり(享保の改革)、質素倹約を旨とした事は歴史で習って
知っていましたが、29年余りも将軍の在位を務めたことは知りませんでした。

第二部は港区芸能 ステージです。赤坂芸者による「赤坂をどり」が披露されました。
赤坂の由緒ある料亭で伝統ある芸を披露するために日々稽古を重ねている、
凛として品のある芸者さんたちの艶姿は見事でした。

最後の第三部は俳優の西岡徳馬氏のトークショーでした。
港区にある神社とご自分との関わりや、都内を何度も引っ越しされた話や、
過去に吉宗のライバル徳川宗春の役を演じた時の話しなどをしてくれました。
吉宗と宗春は対立的な立場でしたが、諸説ある中で吉宗は宗春を大切にしたそうです。
西岡氏はとてもダンディで素敵な方でした。

本日のフォーラムは昼夜2回、800名の参加者でした。
夜八時近く終わり、二人とも夕食を食べていなかったので帰宅途中の駅で下車し
ビールを飲みながら夕食をとりました。今日のフォーラムは友も喜んでくれてよかったです。