お茶でもいかが?

おしゃべりおばさんのウオーキング日記

博物館と美術館へ

2019-10-10 21:23:17 | 日常の出来事


       上野公園大噴水の池の周りにおかれた可愛い花々

 

 

いつもの美術館友に誘われて上野に行きました

上野駅の公園口でお昼に待ち合わせ、博物館や美術館に行く前に
東京国立博物館内にあるホテルおおくらレストランゆりの木
ランチを食べました。このレストランはいつも行列が出来て混んで
いますが、珍しく今日は空いていて、待たずに入れました。

広いレストラン内は静かでゆったりとしてお喋りをしながらランチを
楽しみました。

 

 


      画像は2人で食べたランチです

 

以前、友にお会いした時に「身体の調子が良くないの」と言っていたので
心配していましたが、今日はとても元気で「なんともなかったわよ…」と、
話していてホッとしました。我々の年代(高齢者)は病気になり易いので
病気や怪我の話しを聴くと、私はすぐに“明日は我が身”?と思ってしまい
不安になります。

ランチの後は東京国立博物館 上野公園 本館特別4-5室 で開催されている
「文化財よ、永遠に」というテーマの特別企画展を観に行きました。

 

日本の各地でまつられているたくさんの仏像が長い年月とともに老朽化したり
傷つき災害に見舞われたりもします。この企画展では震災や長年放置されて
破損したり、解体したりした、奈良時代や平安時代や鎌倉時代の仏像を
何年も掛けて修復された仏像が、展示されていました。
中には約75年振りにベトナムより里帰りした鎌倉時代の阿弥陀如来立像が
ありました。この展覧会は住友財団修復助成30周年記念の特別企画だそうです。

 
次は東京都美術館で開催されているコートールド美術館展を観に行きました。
ロンドンのコートールド美術館は、イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の
殿堂です。(私はこの美術館の名前を知りませんでした

 

 

この美術館の創設者サミュエル・コートールドはイギリスの実業家で卓越した
コレクターでもあり、マネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴーガンといった
巨匠たちの傑作を収集しています。私はこの時代(1800年代)の印象派の
画家たちの作品がとても好きです。

 

  セザンヌやルノワールの作品などが印刷されたパンフレットです

 


    ロビーに飾られたルノワールの作品「桟敷席」


この展覧会のみどころは印象派の巨匠たちの代表作品が集まって
いることとその名画を読み解く上質な鑑賞法を提案していました。

今日は友は仏像を、私は印象派の名画を心ゆくまで観賞することが
出来てとても幸せでした。