■お客猫のチビが毎日やってくるようになった。三度さんどやってくる。エサをあたえさえすれば、まだなんどでもくるだろう。玄関前に置いたエサ皿から堂々とたべまくる。
■わが家のブラッキーちゃんは遠慮して裏口からはいってくるしまつだ。ひかえめな声で鳴き声を上げる。はにかみ猫だ。
■この田舎町の冬は厳しい。ブラッキーを飼い猫として家に迎え入れたのもこうした冬の季節だった。まだ仔猫だった。ミュの食べた空き缶が裏の流しにおいてあった。臭いだけなのに、カタカタと音をたてて小さな舌でなめていた。哀れをもよおし家で飼うことにしたのだった。
■チビは飼い猫のはずだ。どうなっているのだろうか。エサがもらえなくなってしまったのだろうか。猫はいつもミステリアスだ。
ブラッキー
チビ
■わが家のブラッキーちゃんは遠慮して裏口からはいってくるしまつだ。ひかえめな声で鳴き声を上げる。はにかみ猫だ。
■この田舎町の冬は厳しい。ブラッキーを飼い猫として家に迎え入れたのもこうした冬の季節だった。まだ仔猫だった。ミュの食べた空き缶が裏の流しにおいてあった。臭いだけなのに、カタカタと音をたてて小さな舌でなめていた。哀れをもよおし家で飼うことにしたのだった。
■チビは飼い猫のはずだ。どうなっているのだろうか。エサがもらえなくなってしまったのだろうか。猫はいつもミステリアスだ。
ブラッキー
チビ