猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

ポケットの中の子供たち

2007-12-18 15:11:57 | 身辺雑記
ポケットの中の子供たち
12月18日 火曜日曜日 晴れ
■ ことし携帯をかった。
■ ポケットの中でブルブルとふるえる。ピピーと音がする。
■ わたしの気持ちがネガティブなとき、ポケットのなかでビビーと不吉な音がする。あわててでる。何かあったのかしら……。明るい声がかえってくる。「元気」をもらう。
■ 決して不吉な音などではなかつた。わたしに幸せを運んでくる音だった。
■ メールでおしゃべりができる。
仕事、子供の世話と忙しい息子や娘たちとの距離が縮まったようなきがする。

■ 特に息子との距離が。男の子はよっぽどの用事でもないと連絡がない。あるとき二、三ヶ月連絡が取れないときがあった。心配のあまり会社に電話をした。元気に仕事に出ていると聞いて安心した。思わず「生きていたんですね」といったのをおぼえている。
ケイタイでメールを入れると必ずメールが戻ってくる。励ましの言葉だったり、喜んでくれたり、心配してくれたり。
息子や娘がますますいとおしくなる。

■ 子供たちからメールが入る。東京と鹿沼の200キロの距離の隔たりが一瞬にしてなくなる。
子供たちがすぐそこにいる。
街を歩いているときでも、キッチンにいるときでも、寝ているときでも、文字や言葉がケイタイを通してわたしに語りかける。

■ ケイタイはわたしたちをつなぐ分身。
■ それも手軽に時をえらばず寄り添ってくる分身。
■ポケットの中の子供たち。いつもいつも一緒だね。