猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

シャッターチャンス

2007-12-19 22:46:12 | Weblog
12月19日 水曜日 晴れ
■ 空気がはりつめ頬がつめたい。いよいよ本格的な冬のおとずれ。

■ 歯科によってパソコン教室に行く。途中F橋から男体山をみる。今朝は男体山から女峰にかけて日光連山がくっきり姿をあらわしていた。

■男体山に白く雪が美しいヒダをつくっていた。

■ 写真を撮ろうとおもつたが急いでいたので帰りに撮ればと撮らなかった。

■帰りにはすっかり男体山はかすみ見えなくなっていた。

■ ……残念……

■ 『物のみへたる光、いまだ心にきへざる中にいひとむべし』(三冊子)

■ いつも亭主が言っている言葉だ。亭主の好きな言葉だ。それを、実感として体得した。一瞬一瞬を写したり、書きとめないとわすれてしまう。変化してしまう。かならず紙と鉛筆を持って書きとめなさいと。わたしがものぐさをしたので被写体は消えてしまった。

■ なるほど、こういうことなのか。無常迅速。はかないものの移り変わりを心に留めて生甲斐としたい。一瞬のきらめきにこころをうばわれる。感動する。

    12月15日写す 公園でひっそり咲いていた