猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

ゆりの木

2007-12-15 20:13:21 | Weblog
   ゆりの木
              

12月15日 土曜日 晴れ 夕刻より雨
■ 公園にでかける。ゆりの木が天に向かって一直線にのびている。精悍な外観。50メートルも超える高さになるらしい。

■ ゆりの木の下。ベンチに人々が座っている。本を読んでいる人。もの思いにふけっている人。まどろんでいる人。みな自分の世界にひたっている。

■ なぜかそのうしろ姿は寂しさをただよわせている。それはみな初老の人たちだからか。わたしの心の目のせいか。
わたしたちの年になると、いくらもない未来のことを考えるといろいろな不安が心をおしつぶしそうになる。

■葉のすっかり落ちたゆりの木はこれから来る春に向かって葉や、花を咲かせる準備をしているのだろう。わたしたち老人もポジティブにかんがえることにしょう。

   公園の鴨
       

   公園でひっそり咲いていた花