猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

冬の雹

2007-12-30 13:14:55 | Weblog
12月30日 日曜日 晴れ
■「おーい。カメラ」
亭主の声が二階の踊り場のあたりでする。わたしのカメラウーマンとしての腕をすっかり認めてくれている亭主からのお呼びだ。わたしは、おっとり刀ならぬ、カメラを持って二階にかけあがった。踊り場の北の引き戸が開かれていた。
「なんなのこれ」
おもわず、驚きの言葉が口をついてでる。日光方面、わが家から見て、北の空が真っ暗だ。稲妻が光る。まるでパニック映画のひとコマみたいだ。
「冬の雷雨だ」

■パチパチと撮っているうちに、わたしの周囲でも音がする。雹だ。雹が降っているではないか。あわてて、今度は地上一面に白く降り積もった雹にカメラをむける。よくとれているといいのだけれど。少し不安になる。シャッターを切り続ける。夢中でシャッターを切るわたしに「おれのブログにもピクチャのおすそわけたのむよ」だって。

■このところ、じぶんのブログを立ち上げたので亭主のブログにはあまりピクチャはのせていない。
「はいはいはい」
亭主流の快活な返事をした。