午後1時
おしゃべりしながらの楽しいお昼休みも終わり
いっぱいになったお腹を抱え、またパソコンに向かって仕事を始めました。
すると、「開けて~!」と、廊下から佐藤の声が。
ん? 大きい荷物でも持ってて、ドアが開けられないのか? と思い、
「は~い、待っててね!」と、笑顔で開けてあげた。
のに・・・
あれ? 誰もいない?
たまたま通りがかった隣の会社の事務員さんが一人、
湯のみ茶碗をいっぱいにのせたお盆を持って、キョトンとした顔で立ち止まっていました。
あ、あ、すみませ~ん。
どこからか、「開けて~」という声が聞こえてきたもので~ と、
愛想よ~く、静かにドアを閉めたものの
なんか、バツの悪い鳩時計の鳩になった気分。。。
さて、あの声は何だったのか。
戻って来た佐藤に聞きました。
実は、ちょっと離れた給湯室で、OKで~す! と言っていたらしい。
え~~~!?
OKです と 開けて って 聞き間違うか?!
だって~、そう、聞こえたんだもん! しょうがないじゃな~い!!
さとみみ と呼ばれている さとみ でした。