ゆらぎスタジオの岡山栄子さんが、箕面市の地域特産品である実生(みしょう)ゆずの皮を使い、地域活性の目的で「ゆずモイスチャークレンジングフォーム」を製作されました。
箕面市は、大阪府で唯一ゆずの生産を行っています。
通常ゆずは接ぎ木で栽培され実は小さいですが、箕面市止々呂美地区で栽培されている「箕面のゆず」は、そのほとんどが種から育てる実生栽培で、香りが高く、大粒でまさに最高級品です。
ゆずの果汁を使用した商品は多いのですが、ゆずの皮の大部分は廃棄物となっていました。そのゆず皮を有効活用できないかということで、「ゆずモイスチャークレンジングフォーム」を製作されました。
製作にあたり、大阪府立園芸高校と連携し、ゆずの精油を作る行程を生徒とともに行われました。このクレンジングに必要となる精油は5kgのゆず皮から10mlしかとれない根気のいる作業ですが、生徒たちは一生懸命取り組んでいました。
「活力とにぎわいあふれる地域」をつくるため、新たな事業にチャレンジしようとする事業者に対し、事業の立ち上げを支援しようとする「おおさか地域創造ファンド豊能地域支援事業(平成22年度)」の助成対象事業にも選定され、地域活性化、新たな雇用創出の取組の一環として行われています。
「ゆずモイスチャークレンジングフォーム」は、ゆらぎスタジオとみのお山荘風の杜において、2,520円(税込)(100ml)で販売されています。
<モミジーヌもつかってみようかな。お肌がつるつるになりそうだ。