3月19日(土)に箕面市立西南図書館で中村佑介さん講演会「目指せ!イラストレーター」を開催しました。
この講演会は西南図書館の冬のテーマ展示「もう一つの本の楽しみ~挿絵・装幀・イラスト~」の一環として行ったものです。日頃図書館利用をする機会が減ってきている中高生に、もっと身近に感じてもらうきっかけ作りとして、本の表紙も手掛けられている人気イラストレーターの中村佑介さんに依頼し、この講演会が実現しました。
講演会には12歳の中学生から社会人までたくさんのかたが参加され、親子で参加されているかたも多くみられました。
当日は人と本を紡ぐ会によるグッズやサイン本などの販売も行っており、開催時間前から多くの人で賑わっていました。
いよいよ開始時間になり、中村さんとアシスタントの真理藻さんが入場されると、みなさん興奮と同時に目が輝いていました。
中村さんは講演を数多くされているそうで、講演会当日の客層に合わせて話す内容を変えているそうです。そのため、スクリーンやホワイトボードなども使用して、とてもわかりやすく、親しみやすい内容でした。講演会中は笑いが巻き起こる場面もたくさんありました。
特に、ハローキティの特徴でもあるリボンが左右対称ではない理由や、まねて描いたイラストが下手に感じる理由についての話は、大人も子どももとても納得させられる内容でした。
講演会後半には当日参加者が持参したイラストの評価をしていただきました。一人一人丁寧に、改善点や苦手な部分の克服法、画材についてのアドバイスまでされていました。評価をしてもらった学生も、とても丁寧なアドバイスに「作品をみてもらうのは勇気が必要だったけれど、みてもらってよかった。周りに自慢したい」
と話していました。中村さんも「最近の学生たちはとても絵が上手で驚いた」と話していました。
箕面市立図書館では他にもたくさんのイベントを開催していますので、今後もご期待ください。
<未来のイラストレーターがたくさん参加してくれたモミ~♪図書館には画集などいろいろな本があるからとても参考になるよ!