箕面市出身で東京音楽大学大学院に特別特待奨学生として在学中であり、本格派ピアニストとして活躍されている鈴木愛美さんが箕面市特命大使「箕面ピアノ音楽大使」に任命されました。任命にあたり、12月16日(月曜日)に箕面市立豊川南小学校において、原田市長から鈴木さんに特命大使称号の賞状を授与する、箕面市特命大使就任式を行いました。
鈴木さんは、2002年生まれで4歳からピアノを始めました。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)を首席で卒業され、現在、東京音楽大学大学院修士課程に特別特待奨学生として在学されています。さまざまな大会で輝かしい受賞歴があり、第27回フッペル鳥栖ピアノコンクールフッペル部門第1位、、2023年8月、第47回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリおよび聴衆賞、あわせて、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞受賞。同年10月、第92回日本音楽コンクールピアノ部門第1位および岩谷賞(聴衆賞)、2024年11月、日本人ピアニストとして初めて第12回浜松国際ピアノコンクールを優勝されるなど、「文化・芸術のまち」を目指す本市に大きく貢献していただいていることから、このたび「箕面市特命大使」に任命することとなりました。箕面市特命大使として「箕面ピアノ音楽大使」に就任後は、さらなる箕面市の魅力をアピールしていただきます。
当日は、プロの演奏家の生の演奏による音楽体験を小学校に提供する「学校クラスコンサート事業」(ソニー音楽財団・ピティナ主催)の一環で、箕面市出身のピアニスト、鈴木さんの母校である豊川南小学校で、箕面市で2025年1月11日(土)に開催されるConcert for KIDS公演に出演予定のトロンボーン奏者の加藤直明さんが共演するという、今回限りの企画が実現しました。母校の児童の目の前で演奏を届け、演奏が終わると会場は拍手に包まれました。原田市長も、鈴木さんと加藤さんの演奏を聴き終わると大きな拍手を送りました。
学校クラスコンサートを終えて、鈴木さんは「学校でこのようにコンサートした経験がなかったので、最初は不安でしたが、加藤さんが場を盛り上げてくださってとても楽しかったです。クラシックに馴染みのない子どもたちでも楽しめるように考えてきたので、楽しんでもらえて良かったです。逆に子どもたちから元気をもらいました。」と話しました。
また、箕面ピアノ音楽大使に就任されたことについて鈴木さんは「出身校である豊川南小学校で大好きなピアノを演奏できて嬉しかったです。箕面は街の雰囲気が好きで、帰ってきたらとても落ち着きます。得意な音楽を通じて箕面の皆さんに少しでも貢献できたら良いなと思います。」と話しました。
<お問い合わせ先>
■箕面市 市政統括 箕面広報室
電話:072-724-6716(直通)
■特命大使については
箕面市 人権文化部 文化国際室
電話:072-724-6769(直通)
<これからは箕面ピアノ音楽大使としてよろしくモミ~!
箕面市では、12月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「阪神・淡路大震災から30年 ~今、できることを始めよう~」を行っています