今年7月に行われた「2016年度第63回NHK杯全国高校放送コンテスト」(主催:全国放送教育研究会連盟、日本放送協会)テレビドキュメント部門に出場された大阪府立箕面高等学校放送部、及びその部員として井出佑香さん、朝賀しお莉さん、大玉琴音さんに、12月9日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
また、朝賀しお莉さんには、今年8月に行われた「第40回全国高等学校総合文化祭」(主催:文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟、他)にアナウンス部門で出場されたことに対しましても、箕面市長表彰が贈られました。
同部への市長表彰は、昨年に続き2回目となります。
この日お越しいただいた小山優輝さん(3年)は昨年度の部長であり、杉本列温さん(3年)は制作、朝賀しお莉さん(2年)は映像とアナウンスを担当されました。
今回コンテスト用に制作した作品「伝えたいこと」は、筋ジストロフィー患者を題材としたドキュメンタリーです。
大会終了後からコツコツと取材を続け、今年5月頃からそれらをつないでは修正を繰り返し、6月の提出期限に間に合わせたそうです。
その中で、北海道で出会った難病に負けず力強く生きる患者さんに、大変感銘を受けられたとのことでした。
朝賀さんは8月の全国大会にもアナウンス部門で出場されており、大会用に作成した大阪大学の夏祭りを題材とした1分30秒の原稿を、放送部の作品と平行して作成するのは大変だったそうです。
来年の出品作品のテーマは、バリアフリースイミングにする予定とのことですが、部員5人のうち3年生が3人、2年生が2人で、1年生部員がいません。
「全国大会に出場したことを多くの人に伝え、部員勧誘に努めていますが、なかなか入部希望者が現れません」と話されました。
ご自身の将来については、小山さんは「教育関係が希望ですが、メディアにも興味があります」、杉本さんは「学校の先生になりたい」、朝賀さんは「報道関係に就職したい」とのことでした。
(左から)杉本列温さん、小山優輝さん、朝賀しお莉さん、倉田市長
倉田市長は、「みなさん、それぞれの将来を模索して頑張ってください。1年生部員の勧誘もめげずに頑張ってください」と激励しました。<箕面高校放送部のみなさん、市長表彰おめでとうございます!1年生が入部するといいモミ~