撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

あんじゅさんが「箕面ビジュアルパフォーマンス大使」に就任!

2024年10月29日 | こんなことがありました!
 

箕面出身のあんじゅさんが、箕面市特命大使の「箕面ビジュアルパフォーマンス大使」(みのおびじゅあるぱふぉーまんすたいし)に任命されました。

箕面市では、市にゆかりがあり、さまざまな分野で活躍している個人や団体に、箕面市のPRを積極的に担ってもらうことを目的として、特命大使の制度を、2010年4月に創設しました。

10月29日(火曜日)、箕面市役所であんじゅさんに、箕面ビジュアルパフォーマンス大使の称号が授与されました。
原田亮市長からは「モデル活動やダンス・舞台への出演といったビジュアルを活かしたパフォーマンスで多くのかたを魅了されており、今後の更なる活躍を期待します」と激励の言葉が伝えられました。

あんじゅさんは、「アートやエンターテイメントの普及に携わり、三人寄れば文殊の知恵と言うように、みんなで話して生まれるものでまちを元気にしたいです。みんなと笑顔で楽しい日々にしたいです。」と、今後の意気込みを話していました。

場所:箕面市役所

 

 <ますますの活躍、応援しているモミー


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ニュージーランドの「ポイ」で踊ってみよう!

2024年10月29日 | 国際交流員から


 Kia ora! (マオリ語の挨拶)
 国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
 氏名:トレース
 職業:箕面市国際交流員
 趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服

皆さま、Happy Halloween(ハッピーハロウィーン)!🎃

10月31日のハロウィーンにはお菓子を交換したり、仮装をして楽しむイメージですが、NZではハロウィーンはそれほど祝われていないと思います。でも、私の実家では「『トリック・オア・トリート』と子どもたちが来るかもしれない!」と言い訳にしてスイーツを買って食べます。
さて、今回のブログはハロウィーンについてではなくて「Poi(ポイ)」です!

10月12日「アートフェス@箕面船場ひろば」のイベントで、国際交流員のブースを設置しました。去年のアートフェスにも参加しましたが、今回は「ダンス」のテーマと合わせて、新たなチャレンジでNZの「ポイ」を作って踊るワークショップを行いました!

「姉妹都市を紹介するクラフトを作って遊ぼう」のブースにて、
参加者とNZの「ポイ」とメキシコの「ピニャータ」を作りました!

そもそも、「ポイ」とは何でしょうか?

「ポイ」とは

ニュージーランドの伝統舞踊に使われている「ポイ」

「ポイ」はマオリ族(ニュージーランドの先住民)の「カパハカ」という伝統舞踊で使うものです。
マオリ語では:

  • 「Poi(ポイ)」=「ボール、玉」
  • 「Kapa Haka(カパ ハカ)」=「列になって 踊る」
    (「ハカ(踊り)」とも呼ぶ)

ポイを使うときは主にハカを踊るときや、マオリ民謡を歌うときに限られています。そのため、伝統的な儀式やマオリ文化のイベントで見ることが多いです。多くの学校でカパハカの部活があり、カパハカの全国大会に出たりすることもあります。そして、普段はポイを回すのは女性とされていますが、だれでも回せます!

カパハカの演奏でポイを回している様子
(写真提供:James Heremaia)

ポイは元々何のために作られたかと言うと、様々な説がありますが、最も多いのは、手首や腕の筋肉を鍛えるためのものという説です(細かく編むためや、戦いに備えるため)。他にも霊的な儀式に使われ、モア(絶滅された鳥)の卵を運ぶための籠から始まったとも言われています。

「ポイ」の作り方について

ポイの作り方

 NZでは、出来上がったポイをお土産として売っているところもありますが、個人的には自分で作る方がおススメです。材料が少なく、作り方が簡単で、毛糸や生地の色を変えることも可能ですので自分の好みに合わせることもできます!

一般的なポイは赤、黒と白の3色の毛糸と白いビニル袋(または生地)で作られています。その3色がマオリ芸能で最も使われる色の組み合わせです。各色が象徴している意味について複数の定義がありますが、組み合わせると霊界・人間界・自然界の一体化を象徴していると言われています(マオリ文化以外のポリネシアの文化にも同じ使い方があります)。

ポイの頭(ビニル袋の部分)の中に綿やティッシュを入れており、そうすると回すときに丁度いい重さになります。しかし、伝統的なポイはNZのマオランやガマ(植物)で作られていました(伝統的なかごやマントと同じ作り方)。伝統的な製法で作るとかなり硬くてケガをしやすいので、現代では飾る用として贈り物にすることもあります。

20世紀初頭のポイ(サウスカンタベリー博物館)
(写真提供:Lianne Maitland via Wikimedia Commons

他には、ポリネシアの文化にもポイのようなものがあり、ハワイで観光客用の演奏用の「ファイアーポイ」などもあります。他にLEDライト付きなどの「モダーンポイ」もありますが、NZから生まれた文化ではなく、「ポイ」を借用語にしている大道芸らしいです。色んな国でポイと似てる文化があります!

「ポイ」の踊り方について

ポイの簡単な回し方

「ポイ」には色んな回し方があり、文章では説明しづらいので、動画を見ながら練習するのがオススメです!
ポイを回すとき、左右に回すのが自然に感じるかもしれませんが、まずは前後に回すようにしてください。また、ポイのひもが長い場合、手首にぐるっと止めると長さを調整できますので、ひもを長く作る方がオススメです!(毛糸で作るとき、編んでも短くならない長さにするように注意)

ポイは必ず2個でできていますが、1個だけを回す振り付けもあります!

私は初めてポイに触れたのは小学校の授業でしたが、最初は上手に踊れませんでした。アートフェスのブースでは、初心者でもすぐに上手に踊れた方がたくさんいて、楽しんでもらえた様子を見ると、ポイを紹介することができて良かったと思いました!

このブログを読んでNZのポイについて興味を持ってくれたら嬉しいですし、参考にして作って踊ってもらっても大歓迎です!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!
箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)!






  ポイを回すだけでも意外と難しいモミ!~

 

箕面市では、9月1日から10月31日まで、統一キャンペーン「オレンジゆずるバスでお出かけしよう!」を行っています


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