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箕面に古くから伝わる「祭り」と「民話」を紹介。企画展「箕面の伝承展~祭りと民話~」を箕面市立郷土資料館で開催しています

2024年10月25日 | こんなことがありました!

 箕面に古くから伝わる「祭り」と「民話」にスポットを当て、祭りの歴史的・地域的意味合いや由来、民話の神秘性や地域色を紹介する企画展「箕面の伝承展~祭りと民話~」を、令和6年10月25日(金曜日)から12月8日(日曜日)まで、箕面市立郷土資料館で開催しています。



 箕面には昔から各地域で伝承されている「民俗文化」が数多く存在しています。しかしながら少子高齢化などにより、「民俗文化」を伝承していくことが少しずつ困難になっています。そのような状況下において、今後「伝え継いでいくものは何か」という課題に向き合い、今回の企画展を開催するに至りました。
今企画展では開催にあたり「祭り」と「民話」という2つのテーマに絞って、そこで暮らす人々の息吹を感じる民俗文化を取り上げます。



 「祭り」の展示では、箕面市内で毎年開催されているたくさんのお祭りの中でも、箕面に縁の深い「役行者」に由来するといわれる「天狗祭り」など、個性豊かな祭りを地区ごとに紹介しています。
今回は、箕面地区の「聖天宮西江寺 秋季大祭 天狗まつり」、萱野地区の「まんどろ火祭り」、西小路地区の「八幡太神社 秋季例大祭 西小路天狗祭り」、桜・桜井・桜ヶ丘・半町・新稲地区の「阿比太神社 秋季例大祭」、牧落地区の「牧落八幡大神宮 秋季例大祭」、小野原地区の「春日神社 秋季例大祭」の6つの祭りを取り上げ、実際に祭りで使用されている貴重な「装束」「面」「道具」について展示するとともに、それぞれの祭りについて解説しています。



 「民話」の展示では、先人から語り継がれてきた数多くの民話から、特に地域性を色濃く残す9話を取り上げ、実際に民話の舞台となった場所を紹介するとともに、それぞれのストーリーとその背景などの解説、また力強いタッチで生き生きと描かれた民話の原画などを展示します。展示は約3週間で入れ替えを行い、前半(10月25日~11月15日)は「宙にとまった行巡上人」「滝壺に落ちた刀」など5話の民話、後半(11月16日~12月8日)は「箕面の聖」「消えた観音様」など4話の民話が紹介されます。前半と後半に分けてお越しいただき、ぜひ異なる展示をお楽しみください。
また11月には、郷土資料館内の交流スペースにおいて計4回の箕面の「民話紙芝居」イベントを行いますので、紙芝居まつり・講座などを開催している団体「人と本を紡ぐ会」のメンバーが朗読する紙芝居でも、民話の世界をご堪能ください。



 本企画展を担当した郷土資料館の馬場さんは、「祭りも民話も箕面に伝承されている貴重な民俗文化です。来館者の皆さまにもこのすばらしい文化を肌で感じていただきたいと思います」と話しました。




●企画展「箕面の伝承展~祭りと民話~」(開催中)
【期間】10月25日(金)~12月8日(日)まで 
※毎週月曜日休館(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(船場西3-8-22)
【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410
【費用】無料


●関連イベント 箕面の「民話紙芝居」
【日程】11月4日(月・祝)、16日(土)、24日(日)、30日(土)
【時間】いずれも午後1時30分~2時30分
【場所】郷土資料館内 交流スペース(船場西3-8-22)
【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410
【費用】無料

 

<箕面の歴史を学べておもしろいモミ~!

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