誰もが真摯に祈りを込める8月6日8時15分の黙とう、島岡美延です。広島原爆の日、77年前、すべてが変わった日。今年も式典では核廃絶と平和への願いが語られるけど、もやもやしかない現実。核兵器禁止条約は眼中にないかのような広島出身の首相。
もやもやは旧統一教会と政治家との関わりのことも。反社会勢力との交流があったと指摘された芸能人は「相手がそうとは知らなかった」と釈明してもテレビからいなくなります。さすがに権力者の政治家の皆さん、「知らなかった」とか、「古くからのつきあいなので」と言っておしまい。祝電一つでも、広告塔として利用したい相手に「お墨付き」を与えるという自覚、ゼロ。
さらにコロナ対策のもやもや。BA.5対策強化宣言って一体、なに? 和歌山県知事は、何の役にも立たないから宣言はしないとバッサリ。夏休み、お盆になるから気を付けて、といっても変わったことは別になし。今日も人のいる店内、車内では周囲への配慮としてのマスクをし、屋外でははずして行動します。
コロナ関連では現場の負担を減らすために入力項目を減らすなんて言ってますが、保健所などは逆効果で、結果として作業が増えると。つまり、現場が何で困っているかがまったくわかっていないと知人が怒ってました。結果として、政治は何もしないまま。それでも政権を支持する国民。もやもやですね。
ほとんどの問題は「現場と政治の乖離」で起きていますよね。
貧困の問題にしても「今、この国で起きている」という感覚は3代目などが多い与党政治家には、ないでしょう。
今や、「国は最後になっても」何もしてくれない、と思っている人が多くて、選挙にもいかないのかしら。