みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『ダブルフェイス 潜入捜査編』

2012年10月16日 | テレビ
 仕事で帰りが遅くなったのと、まったくもって忘れていたのもあり・・・途中からしか見ていませんが(苦笑)、昨夜はTBS・WOWOW共同制作のドラマ『ダブルフェイス』(公式HP)を見ました。これは、私が大好きな香港映画『インファナル・アフェア』のオフィシャルな日本のリメイク版なのです!!!何年か前に、映画の『3』が公開されたとき、このブログでも猛烈プッシュしていましたねー(笑)私は、こういう潜入捜査ものとか好きですが、これは本当に奥深くてね・・・大好きなんですよ。(香港時代のジョン・ウー監督作品で、同じくトニーが潜入捜査官の『ハードボイルド・新男たちの晩歌』も好きなんですけどね・こっちはドンパチすごいけど・笑)

 香港から横浜に舞台を移しての日本版。東京じゃなく、横浜というのもよいかもしれない。トニー・レオンの役(ヤクザに潜入している警察官)は西島秀俊、アンディ・ラウの役(警察に潜入しているヤクザ)は香川照之。他のキャストも概ねオリジナルの雰囲気を壊さずに良い感じ。特に西島さんは、トニーの哀愁漂う感じとそっくり!!!ボスと会っているときに、やくざに襲われそうになり・・・自分は逃げてタクシーを降りたあと、ビルの上からタクシーの上にボスが・・・というシーンは、オリジナルのトニーの表情が大好きなのですが・・・・このシーンの西島さんもよかったよ!!!!香川さんは、まあ、アンディのほうがイケメンですが(笑)、演技は上手いし、雰囲気はアンディ・ラウ演じるラウの感じかも。

 物語はこれから面白くなるところ・・・で終わりでした。続きの『ダブルフェイス 偽装警察編』(WOWOW公式HP)は今月27日にWOWOWで放送、TBSでも12月か1月に放送されるそです。WOWOWは見られないので、再放送を待ちましょうか。今回の分の前半も見ていませんので、どちらにしてもDVD待ちかしら?

 個人的趣味としては、ハリウッドでリメイクされアカデミー賞作品賞まで獲ってしまった『ディパーテッド』(当ブログ感想記事)よりも、前半の段階では、こちらのほうが断然好みですね(笑)ただ、後編の予告を見ると・・・女性関係の役どころがちょっと違うのかな?と思ったり・・・。

 というわけで、久しぶりにDVDを引っ張り出して、見ましたよ~!



 映画館で見て以来「1」は本当に大好きで、DVDも何回も見ているのですが・・・やっぱりこれは良く出来ているし、傑作です!!!人にDVDを貸すと、だいたい皆さんハマってくれます!「●●さん、こういうのが好きなんだ~意外!」と言われたことも(笑)(どういう風に思われたんだ?!)

 あと『ディパーテッド』や今回のドラマを見ていても、オリジナルをご覧になっていない方・・・


 悪いことは言いません、ですから・・・・・・・・・・・

 絶対に『インファナル・アフェア』を見てください!

 久しぶりに1を見たら、ラストは泣いてしまった。ちなみにハリウッド版は、ラストがちょっと違うんだなー、それが不満なんだなー・・・。なんていうのかな・・・ハリウッド版も、もちろん警察に潜入しているほう(マット・デイモン)も苦悩しているんですが・・・香港のオリジナル版は、ラウの苦悩の描かれ方もすごいなーと思います。一筋縄でいかないし、それこそ「無間道」が描かれているというか・・・

 ていうか・・『ダブルフェイス』についてよりも、『インファナル・アフェア』語りになってしまった(汗)

小林賢太郎テレビ4

2012年10月01日 | テレビ
 BSプレミアムで連日「小林賢太郎テレビ」が放送されていました。30日夜は、待望の新作である4作目が放送されました。

 「日本の伝統」をテーマにしたコントです。個人的には、先週のポツネンヨーロッパより、こちらのほうが好きだな~と思いました。この手のものは、ラーメンズ名義ではないですが、日本文化をネタにした『THE JAPANESE TRADITON ~日本の形~』が大好きなので、これは期待大!!!

 冒頭の天狗コントはもう最高でしたよ!!!お神輿の新しい掛け声候補「そいやっさー!!」は、その後のコントの伏線があるしね(笑)天狗さんから風神様雷神様へのメールもおかしかった~!!個人的には、これが一番面白かったです!おしゃれ~なげ術的なコントもよいけれど・・・賢太郎さんのこういうコントが好きなんだと改めて思いました。

 あと、楽屋での、小道具コントも面白かったな~

 ということで、これからの賢太郎さんにも期待したいです。

小林賢太郎テレビ ライブポツネンinヨーロッパ

2012年09月24日 | テレビ
 昨夜、NHKBSプレミアムにて、ラーメンズの小林賢太郎さんのライブポツネン「P」パリ公演の様子とメイキングの模様が放送されましたので、見ました。ポツネンさんは、舞台版(DVDでですが)でもテレビ版でも見たことがありますが、言葉と絵やパントマイムを多様した賢太郎さんらしいアートなお笑いで、とても好きです。今回はパリ公演ということで、言葉の壁に挑戦ということでした。

 最初のコント・・・タイトルは忘れてしまいましたが、「●、■、▲、▲」のパネルを使って、いろいろなことを表現していきます。日本に関することの間違い探し。フランス語も併記してのコントです。ラーメンズの日本語学校的なものをもうちょっと上品にした感じ(?)結果的にはこれが一番面白かったかな~。

 言葉を使わないだけあって、いつも以上に芸術度が高かったです。賢太郎さんが作り出すコントは、ラーメンズ・ポツネン・KKPなどありますが、どれも、味が違います。でも、今回は、ポツネンでもまた異色だったかな?と思いました。いつもの面白いとは違う面白いかな・・・?面白いというよりも「キレイ」だと思いました。
 メイキング風景も興味深かった。いろいろなものがネタになるんだろうな~。

 さて、次はどんなコントというか賢太郎ワールドを見せてくれるのでしょうか?来週30日23時30分から、同じくBSプレミアムにて「小林賢太郎テレビ4」が放送されます。こちらもチェックしないと♪

『小林賢太郎テレビ』 (再放送)

2012年06月12日 | テレビ
 ラーメンズ公演DVD鑑賞記事や関連記事を度々書いておりますが、私はお笑いではラーメンズが好きです。といってもお笑いとかよく分からないのですが(笑)“お笑い”というジャンルを超えた新しいというか彼らにしか作れない知的かつアートな笑いだと思っています。ラーメンズといての二人の活動が一番面白いですが、個々の活躍もそれはそれでうれしい限りです。普段テレビには滅多に出ませんが、3年前のある日、帰宅してテレビ(NHK-BS2)をつけたら「賢太郎さん!!ええ、何これ!!」と思ったら、その番組は終わってしまった。私が見たラスト数分の番組は『小林賢太郎テレビ』でした。DVDも出ているのですが、これがBSプレミアムで再放送されました。

 活動の場は主に舞台ですが、あえてテレビでしか表現できないことにチャレンジ!という趣向のこの「小林賢太郎テレビ」。仲には、これ舞台でもいけるんじゃないかな?とも思いましたが、「うんうん、賢太郎さんの笑いはやっぱりいいよね~!」何度も思いました。
 
 冒頭の寝ているポツネンさんはMr.ビーンみたいでした(笑)そして、その後のラジオ体操は爆笑もの!「ラジオでしかラジオ体操を聞いたことがない人」という設定なので、聞こえてきたまま体を動かします(笑)時々、本当に合っていますが(笑)アナグラムなどの言葉遊びが好きな賢太郎さんだけあって、これは素晴らしい!!!

 そして、「腑に落ちない展」も素敵です。「乱暴な丁寧」←乱暴に書きなぐった「丁寧」という文字。や「丁寧な乱暴」←丁寧に書いた「乱暴」という文字とか・・・。実際にやって欲しいです。

 コントだけでなく、賢太郎さんが、どういう風にコントを作っているかという制作過程も覗くことができたりして、面白かったです。
 
 言葉のセンスも、美術センスも、動きも・・・とてもおしゃれで知的でアートな賢太郎さんの笑いの世界は、やっぱり好きです!

『アルプスの少女ハイジ』最終回の誤解

2012年02月07日 | テレビ
 静岡ローカル局の平日夕方は、アニメの再放送をやっています。といっても、今の私が見ることはほとんどない時間帯ですので、ハイジが再放送されているのも知らなかったのですが、たまたま先日『アルプスの少女ハイジ』の最終回をやっていたのを見ました!ハイジは大好きなので見てしまいました。静岡は、「ハイジ」「タッチ」「ドラゴンボールZ」「キテレツ大百科」あたりをヘビーローテーション(?)でしょうか?なので、「ハイジ」は再放送で何回も見ています。しかし、ちゃんと最終回も見ているはずですが、意外と勘違いしているもの・・(笑)ハイジが再放送されているなんていうのも知らず、たまたま見たら、クララがもう立てるようになって、クララのお父さんとおばあさんが泣いているシーンでした。(私も泣きました。)

 「クララが立ったわ!」は最終回の前の回なんですよね(笑)ついつい最終回かと思ってしまいます

 でも最後に、春になったらクララがアルムにくるわ!というところはちゃんと覚えているんですから最終回は見ているんですよね。あまりにも有名なシーンと最終回を脳内編集していました(笑)それはともかく、久しぶりにハイジを見たけど、やっぱり良いですねー!チーズフォンデュが食べたくなりましたあと、最終回ではフランクフルトに帰ったクララと階段で歩く練習をしているロッテンマイヤーさんが好きです(笑)

芸能百花繚乱 「狂言を楽しむ」

2011年11月26日 | テレビ
 昨夜(25日9のNHKEテレ「にっぽんの芸能」は、前半は人形浄瑠璃『曽根崎心中』について。そして後半は狂言特集、しかも茂山千五郎家の狂言ということでチェック!です。
 
 千作さんと、千之丞さんご兄弟の『棒縛り』。そして逸平さんの『豆腐小僧』(スタジオ録画)が放送されました。

 『棒縛り』は一部ですが、やはりこのご兄弟の狂言はいいですね。千之丞さん亡き今、もう二度と見ることはできませんが、こうしてお二人の狂言を“久しぶりに”拝見できたのはうれしいかぎり。タイプが違う二人だかからこそ、面白いですよね。

 そして『豆腐小僧』は実際に見たことがありますが、そのときは千之丞さんの豆腐小僧でした。豆腐を持って立っているだけなのに、可愛くて可愛くて・・・。逸平さんの豆腐小僧も可愛いですね。(童司くんのもかわいいだろうなー)千之丞さんの域にはまだまだかもしれませんが、これからを期待したいですね!やっぱり茂山狂言は面白いな~と思いました。

にっぽんの芸能 『名優ふたり ~七世尾上梅幸・二世尾上松緑~』

2011年11月18日 | テレビ
 映像でしか見たことはないけれど、実際に見てみたかった!と心から思う役者さんでもあり、そしてもしも実際に見ていたら、絶対に惚れこんでいたであろう二世尾上松緑、そして七世尾上梅幸の特集がNHKEテレ「にっぽんの芸能」で放送されたので、見ました。

 『魚屋宗五郎』『茨木』でのお二人の共演舞台の一部を見ることができましたが。やっぱり実際に拝見したかった!!!『茨木』は私も2回ほど見ていて好きな舞踊劇なのですが、いやいや・・・本当に凄い!!映像でこのくらいなのだから、実際の凄さがどんなだったのだろうか?と思いました。亡くなられたのが、私がかぶきのかの字も知らない子どもの頃に亡くなられたので・・・。そういえば、2回みたうちのひとつ、最初に見た『茨木』は芝翫さんの茨木童子と仁左衛門さんの渡辺綱でした。このとき、仁左衛門さんは確か病気休演された富十郎さんの代役だったはず。(ちなみに2度目は玉三郎さんの茨木です。)映像で残るのはもちろんありがたいことですが、心の中に焼き付けている舞台の思い出も大切にしていきたいですね。

 そして・・・来週はなんと!茂山狂言特集だとな!千作さんと千之丞さんの『棒縛り』と、逸平さんの『豆腐小僧』ですってー!『豆腐小僧』つながりで京極さんも出るとか!これも要チェックなり!

ドラマ 『火車』

2011年11月06日 | テレビ
 原作はとても面白かったし、ラストが好きな作品。先日、同じく宮部みゆき原作『魔術はささやく』もドラマ化されたけれど、こちらはイマイチだったので、少し不安でしたが、上川隆也の刑事さんはきっと良いだろうと放送を楽しみにしていました。

 この本の面白さを映像にするのはちょっと不安でしたが、面白かったです!!『魔術~』よりは断然よかったです!

 失踪した“女”が何者なのかということが分かっていく過程と、あのラストがこの作品の面白さだと思うのですが、変になっていなくて安心しました。佐々木希は可愛いけれど、演技はどうか知らないので正直不安だったのですが(爆)、しゃべらないし、ほとんど“写真”だけですから、良い方に作用していましたね。

 時代設定も小説と同じくバブル崩壊後の90年代初頭が舞台でした。私はちょうど本間刑事の子どもくらいの年齢かなー。300系新幹線がちょうど走り始めた時とか覚えていますし(小学校が新幹線沿いだったからよく見えたのだ)、子どもが見ていたテレビの戦隊ものはジュウレンジャーか!と反応したり・・・。そんなわけで、バブル期のことはよく知らないのだけれど、社会問題とミステリーが絡んでいてやはりこれは面白いですね。

 上川さんもああいう役は似合うけれど、ゴリが良い味出してましたねー。また原作も読んでみよう。

『魔術はささやく』 ドラマ

2011年09月10日 | テレビ
 先日読んだ、『魔術はささやく』がドラマ化され、昨夜9日放送されたので、見てみました。登場人物の設定がかなり原作と違っている点で、「期待しないで」見ようということで見てみました(苦笑)が・・・思っていた以上に冒頭から疲れましたよー

 和子の背負っている罪がデート商法から老人介護詐欺(?)に変わったのは別によいと思うし(結局、男性一人の人生を狂わしてしまっているのですしね・・・)それによって犯人が変わるのも別のよいと思う・・・けれど、和子と守が姉弟という時点でやっぱり違う。守が背負っている不幸というよりも、彼の賢さや協力してくれる周りの人たちのことがもっと描かれてもよかったのではと思いました。これが描かれていればもっとよかったと思います。

 うーん・・・やっぱりちょっと残念だったなー。配役は悪くはないとは思いますけれど、肝心なところは変えちゃだめだな~と思います。テレビの時間枠の都合もあるから、いろいろあるんでしょうけれど。

 詐欺主犯格を演じた小池栄子の悪女っぷり(褒めてます)と、本屋のポップと、大きすぎる遺影が印象に残りました。

芸能百花繚乱 『連獅子』

2011年09月03日 | テレビ
 4月から新しくなったNHK古典芸能系の番組「にっぽんの芸能」は、前半の「花鳥風月堂」も今までとは違った切り口の番組で面白いので、ついつい見てしまいます。(壇れいさんの着物もいつも素敵♪)昨夜2日は、仁左衛門さんとお孫さんの千之助くんの『連獅子』が放送されるというので、拝見!!今年6月に新橋演舞場で上演されたものです。最近、いろいろ事情があって、歌舞伎でも能でもミュージカルでも観劇から遠ざかっている私・・・(観劇どころか映画も全然だなぁ・・・)故に千之助くんすっかり大きくなったな~ってことを感じました。仁左衛門さんも相変わらず素敵すぎるんですけどね♪

 やっぱり生で見たかったな~と思いましたが、こうしてテレビで見られることにも感謝です!インタビューにもありましたように、10年後の連獅子も見てみたいですね!!

『JIN -仁-』 ドラマ版完結

2011年06月27日 | テレビ
 中途半端に終わった前シリーズドラマから約1年半・・・映画化や続編の噂も製作テレビ局側は一時期否定していましたが、やはり続編は作られました。その前に原作マンガも終了。そしてそのドラマもついに最終回を迎えました。原作とは違う展開になるだろうなというのは予想通り。原作も一応スッキリ終わらせていましたが、二人の仁先生の存在がパラドックスすぎて、正直よくわからなかったのです・・・。原作では幸せな結末だった咲さんは、ドラマではかなりかわいそうだったけれど、ドラマの終わり方のが原作よりも納得はできましたし、泣けました。ずっと独り身で、はっきりとした記憶がなくなっても一途な咲さんが切なくて切なくて・・・あの手紙を仁先生が読むシーンは号泣。綾瀬はるかの咲は本当ぴったりでした!(彼女だけでなく、皆さん魅力的で当たり役だと思います~)そして原作にはない美紀の存在と野風との繋がりもすっきり。

 原作マンガも面白かったですが、結末はドラマ版の方が良かったと私は思いました。
 

祐一郎さんがCMに~♪

2011年06月13日 | テレビ
 そろそろ蚊に悩まされる季節になりました。我が家には犬がいますので、フィラリア対策で犬がいるところには渦巻き形蚊取り線香を焚いています。あの香りは好きだし、なんかノスタルジックなんですよね~。

 そして、なんと山口祐一郎さんがアース渦巻き蚊取りのCMに出演されています!!!テレビに出るイメージすらあまりないので、ましてやCMなんてビックリ!!!

 アース製薬HPのCMギャラリーでCM動画を見ることができます。渦巻き花火編、かち割り氷編の2バージョンがあります。浴衣で線香花火、縁側でスイカと夏らしいCMです。我が家もこれを犬用(笑)として使っていますが、祐一郎さんが宣伝しているこの蚊取り線香を今後も買い続けることとします(笑)最近あったいやなことも、これからの暑さもこのCMを見たら吹っ飛びそうだし、この夏は祐一郎さんで乗り切ろう(笑)

 って・・・親と大して変わらない年齢なのに(実際に親子でもおかしくない年齢差・・・)なんで、かわいいなんて思ってしまうんだろう(笑)


 【余談】
 ミュージカル『レ・ミゼラブル』が大千穐楽を迎えました。最近情報に疎いので、“大”千穐楽なんて知らなかったのですが・・。レ・ミゼは今まで山口バルジャンで3回見ました。初めて見たときは、何も知らずに見たので2幕は涙がすごいことに(苦笑)なるくらい感動しました!!もちろん再見の度に新たなる発見、さらなる感動をもらいました。私のiPodにはもちろんレミゼが入っています!日本での公演は終わりということで、見に行けばよかったと思いましたが、新演出バージョンで、この作品に会えることを楽しみにしています。もちろん新バージョンは日本版で(また山口バルジャンで)も見たいけど、これはいつか本場ロンドンで見たいと思う作品です。

「探偵Xからの挑戦状!」

2011年04月29日 | テレビ
 NHKの「探偵Xからの挑戦状!」の第2回「ビスケット」に山口祐一郎さんが探偵役で出演されるということで早速チェック♪久しぶりに見る山口さん♪探偵姿およびお香のシーンもいいんですけどね、個人的にはたこ焼き焼いていたり、居酒屋で働いていたり、自転車に乗って新聞配達しているのが・・・萌えツボでした(笑)

 本編もお香がトリックに絡んでいて面白かったです。「源氏香」は雅な遊びですね~。一度体験してみたいなと思いました。
 
 普段あまりテレビは見ないから初めてこの番組のことを知りましたが、以前にもやっていたのですね~。取り上げられた物語を収めた本を読んでみたくなりました。

NHKドラマ 『フェイク 京都美術事件絵巻』 第五回「能面の告白」

2011年02月02日 | テレビ
 もう第5回ということですが、今まで見ていなくて(興味ある題材なのに普段あまりテレビドラマを見ないので知りませんでした)昨日が「能面」がテーマということで、これは能楽ファンとしてはチェックしなければということで見ました。

 主役の財前直美と能といえば・・・私的にツッコミどころ満載だった『天河伝説殺人事件』を思い出します(笑)このドラマもあの映画とはまた違ったツッコミどころもありましたが・・・。

 そしてあの映画と同じこともまた感じました。能面をしてればわからないと思って入れ替わる能がらみの殺サスペンスものにつきもののアレです!!!

 普通シテが入れ替わったら分からないのか?と思ってしまうんですが・・・。あの映画みたいに親子ならまだしも、別人なら分かりそうなものだけど・・・・特に身内とか一緒に舞台に立っている人とかさ。

 他にもツッコミどころはあったけど、それはおいておいて(苦笑)、ロケに使われた能楽堂があの鏡板ですぐに京都観世会館だと分かりました。一度行ったことがあるので、ロビーはあんなだったな~と思い出したり、裏側があんな風になっているのか~と。『隅田川』演能シーンでシテを演じたの誰だろう?と思いながら見ていましたが、味方玄さんだそうです。

 大河ドラマ以外のテレビドラマなどで能が絡むと、必ず殺人事件が起こり、ツッコミどころ満載ですが、たまには違う感じのができないかなと思ってしまいます。けど・・・そんなもんかな・・・。

 さて、最近は毎日のようにテレビの近くにいるときは数年前の自分たちの舞台のDVDを見ながら(聞きながら)過ごしています。今度やる曲が入っているDVDだから勉強というか参考に聞いているのですけどね。ついでに自分のも見たけど・・・恥ずかしい~・・・。

『二代目の肖像 中村吉右衛門の世界』

2011年01月18日 | テレビ
 BS朝日となぜか静岡あさひテレビで放送された吉右衛門さんのドキュメンタリーを見ました。なぜかと思っていたら静岡あさひテレビの制作とのこと。道理で先日電車に乗ったら一両全部吊り広告が吉右衛門さんだったのか!(私もこれで放送を知ったのですが)
 
 私が歌舞伎をまだ見ていなかったときでも吉右衛門さんのことは鬼平で知っていましたし、歌舞伎を見るようになってからは、もちろん好きな役者さんのお一人。数多く見ているわけではないですが、『仮名手本忠臣蔵 七段目一力茶屋の場』の由良之助は吉右衛門さんの由良之助で一番多く拝見していますし、吉右衛門さんの役の中で一番大好きなお役!!(もちろん仁左衛門さんの由良様も素敵ですがね~)他にも弁慶や、又平なんかも好きですがね。でも、まだまだ拝見していないも、そして見たいものもたくさんあるな~と改めて思いました。
 
 そしてもちろん吉右衛門さんといえば鬼平!!やっぱり吉右衛門さんの鬼平はかっこよすぎます!!そして白鸚さん(先代幸四郎)の鬼平もちょっとだけ見ることができました。私は初めて見ましたが、こちらも再放送か何かで見てみたいなぁ。

 テレビにしても本業の歌舞伎にしても、吉右衛門さんの演技は魅力的ですよね。豪快かつ繊細、男らしくて、色気もあって・・・素顔も素敵です♪番組の最後で「(舞台を見に来たお客さんが)生きているうちに吉右衛門を見てよかったと思ってくれる役者になりたい」というようなことを仰っていましたが、本当にそう思う役者さんです!とますます思いました。

 そして、小学校での歌舞伎の体験&鑑賞講座(?)の活動も紹介されていました。こういった活動をされていることは雑誌や新聞などで見たことはありますが、こうして具体的に映像を見るのは初めて。かなり本格的で楽しくて・・・生徒さんがうらやましい!!!堅苦しいと思われてしまう歌舞伎も娯楽なんだということ、そして魅力がたくさん詰まっているというのは、生き生きとした生徒さんたちの表情から伝わってきますね。うらやましい。そして、こうして子供たちに普及をしている吉右衛門さんや関係者の方たちの努力も素晴らしいなと思います。

 最後は某演目の舞台になっている我が地元が!絵がご趣味の吉右衛門さん。海岸からの富士山を描いていらっしゃいました。もっと絵をじっくり拝見したかったです。全体的にとても良い番組でした!