熱海のMOA美術館で毎年8月1・2日で開催される薪能の公演に行ってきました。事前申し込み制ですが、無料なのでおいしい催しです。1日は観世流、2日は宝生流の能です。美術館の方では、『開場25周年記念 国立能楽堂コレクション展』があり、能の前にこちらの展示を見られればな~と思っていたのですが、仕事が長引いてしまったのもあり、薪能のみ・・・ということになりました。近場ですし、期間中には展示だけでも価値はあると思うので行く予定ではいます。
一、観世流能 『羽衣』 和合之舞
去年こちらの美術館の能楽堂で見た『羽衣』も和合之舞という小書きでした。その時のシテだった祥人師は今回は地頭でした。今回のシテは彌右衛門師です。会場は三保松原ではないですが、海や木々が背景ですので、とても幻想的ですね。
初めて鼓でお稽古した曲ですし、「愛鷹山や富士の高嶺」など私にとっては日常の風景が謡われていますし、装束や面なども素敵で・・・とても好きな曲です。今日も舞台が見えにくいのが難でしたが、(無料なので文句はあまり言えません。)それでも羽衣は素敵でした!!!
シテ(天女):山階彌右衛門
ワキ(漁夫白龍):村瀬 純、 ワキツレ(漁夫):村瀬 提、村瀬 彗
笛:藤田次郎、小鼓:幸 信吾、大鼓:大倉慶乃助、太鼓:観世元伯
地謡:関根祥人、木原康之、大松洋一、藤波重孝
武田友志、角 幸二郎、木月宣行、坂井音隆
後見:長谷川晴彦、高橋 弘
二・大蔵流狂言 『神鳴』
2度目の鑑賞。前回は茂山正邦さんの神鳴でした。一般的には怖いイメージのある神鳴様が雲を踏み外して落ちてきた・・という点で既におかしいです。さらに治療のための針も怖がったり・・・。
昔の人は現代よりももっと雷が怖かったでしょうけど、こんなにおちゃめな姿になってしまうのも、自然と密接だったからなのかな~とふと思ってしまいました。
シテ(神鳴):山本則俊、 アド(医師):山本則秀
地謡:山本泰太郎、遠藤博義、山本則孝
三・観世流能 『安達原』
この曲は観世流以外では『黒塚』となっております。初めて見ます。席がやはり・・・ですので、糸車を繰る場面など全くといってよいほど見えなかったりしたのが少し残念でした。けれど老婆が出てくるところで風が吹いてきてちょっとおどろおどろしかったり、薪能ならではの自然の演出が演目にぴったりのようでした。
鬼になってからも凄みというよりもおどろおどろしい感じでしたね、このときも気のせいかまた風が出て肌寒くなったような感じでした・・・。
前シテ(里女)後シテ(鬼女):観世芳伸
ワキ(山伏祐慶):村瀬純、ワキツレ(供山伏):村瀬堤、アイ(能力):山本則重
笛:藤田次郎、小鼓:幸 信吾、大鼓:大倉慶乃助、太鼓:観世元伯
地謡:高橋 弘、関根祥人、木原康之、長谷川晴彦
武田友志、角 幸二郎、木月宣行、武田宗典
薪能は雰囲気を楽しめますが、シテの演技や囃子の音を楽しめるかというとそうでもなく・・・難しいところですが、やはり能楽堂で見るのが一番だなと思います。マイクを通して聞く能楽の音は違和感ありますし、マイクの位置が床に置いているのか、太鼓の音や足拍子の音が変な感じでした。それでも無料で楽しめるイベントなのですけどね(^^)
明日も行こうかと思っていたのですが、その次の日の朝めちゃくちゃ早くから予定があるし、仕事もあるので明日はパスします・・・。源次郎先生がいらっしゃるのですけどね・・・。
一、観世流能 『羽衣』 和合之舞
去年こちらの美術館の能楽堂で見た『羽衣』も和合之舞という小書きでした。その時のシテだった祥人師は今回は地頭でした。今回のシテは彌右衛門師です。会場は三保松原ではないですが、海や木々が背景ですので、とても幻想的ですね。
初めて鼓でお稽古した曲ですし、「愛鷹山や富士の高嶺」など私にとっては日常の風景が謡われていますし、装束や面なども素敵で・・・とても好きな曲です。今日も舞台が見えにくいのが難でしたが、(無料なので文句はあまり言えません。)それでも羽衣は素敵でした!!!
シテ(天女):山階彌右衛門
ワキ(漁夫白龍):村瀬 純、 ワキツレ(漁夫):村瀬 提、村瀬 彗
笛:藤田次郎、小鼓:幸 信吾、大鼓:大倉慶乃助、太鼓:観世元伯
地謡:関根祥人、木原康之、大松洋一、藤波重孝
武田友志、角 幸二郎、木月宣行、坂井音隆
後見:長谷川晴彦、高橋 弘
二・大蔵流狂言 『神鳴』
2度目の鑑賞。前回は茂山正邦さんの神鳴でした。一般的には怖いイメージのある神鳴様が雲を踏み外して落ちてきた・・という点で既におかしいです。さらに治療のための針も怖がったり・・・。
昔の人は現代よりももっと雷が怖かったでしょうけど、こんなにおちゃめな姿になってしまうのも、自然と密接だったからなのかな~とふと思ってしまいました。
シテ(神鳴):山本則俊、 アド(医師):山本則秀
地謡:山本泰太郎、遠藤博義、山本則孝
三・観世流能 『安達原』
この曲は観世流以外では『黒塚』となっております。初めて見ます。席がやはり・・・ですので、糸車を繰る場面など全くといってよいほど見えなかったりしたのが少し残念でした。けれど老婆が出てくるところで風が吹いてきてちょっとおどろおどろしかったり、薪能ならではの自然の演出が演目にぴったりのようでした。
鬼になってからも凄みというよりもおどろおどろしい感じでしたね、このときも気のせいかまた風が出て肌寒くなったような感じでした・・・。
前シテ(里女)後シテ(鬼女):観世芳伸
ワキ(山伏祐慶):村瀬純、ワキツレ(供山伏):村瀬堤、アイ(能力):山本則重
笛:藤田次郎、小鼓:幸 信吾、大鼓:大倉慶乃助、太鼓:観世元伯
地謡:高橋 弘、関根祥人、木原康之、長谷川晴彦
武田友志、角 幸二郎、木月宣行、武田宗典
薪能は雰囲気を楽しめますが、シテの演技や囃子の音を楽しめるかというとそうでもなく・・・難しいところですが、やはり能楽堂で見るのが一番だなと思います。マイクを通して聞く能楽の音は違和感ありますし、マイクの位置が床に置いているのか、太鼓の音や足拍子の音が変な感じでした。それでも無料で楽しめるイベントなのですけどね(^^)
明日も行こうかと思っていたのですが、その次の日の朝めちゃくちゃ早くから予定があるし、仕事もあるので明日はパスします・・・。源次郎先生がいらっしゃるのですけどね・・・。