さくらももこ 漫画版 『ひとりずもう（上）』

　さくらももこのエッセイ『ひとりずもう』の漫画化。さくらももこの漫画（『ちびまる子ちゃん』）ファンからすると、久々のコミックということで、しばらくは漫画とか映画とか封印（会までは・・・）と思っていたのに、書店で見かけてすぐに手に取ってました（笑）これはいわゆるまるちゃん時代（小学生）ではなく、中学～高校時代のお話です。まるこのコミック（初期）に収録されているほのぼの劇場シリーズで読んだことのあるようなネタが多いかな。
　私は１０代はつい最近のつもり（＾＾；だし、さくらももこが中学くらいの時に生まれているので、時代は違えども、共感できる部分がたくさん。こういう面白さって、まることかサザエさんの面白さなんだろうけど・・・。

　しかも同じ静岡県ということで親しみ持っています。巻末の思い出の食べ物コーナーは清水と私の住んでいる東部は若干距離があるので、静岡おでんはなじみないのだけど（＾＾；。さくらえびは本当においしいですね。私の地元はアジの干物だけど（笑）イルカは・・・私も食べたことない・・・（＾＾；。本にも書いてあったけど、母曰く「本当に臭い」そうです。そして、あの、のんびり気質は同じかなぁ・・・。

　全体的にほのぼのしています。まるこちゃんコミックスに収録されているような初期の作品の方がギャグ満載かな？！これはこれで面白いので、また昔のも読み返したいです。下巻も楽しみです。