みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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ドラマ 『火車』

2011年11月06日 | テレビ
 原作はとても面白かったし、ラストが好きな作品。先日、同じく宮部みゆき原作『魔術はささやく』もドラマ化されたけれど、こちらはイマイチだったので、少し不安でしたが、上川隆也の刑事さんはきっと良いだろうと放送を楽しみにしていました。

 この本の面白さを映像にするのはちょっと不安でしたが、面白かったです!!『魔術~』よりは断然よかったです!

 失踪した“女”が何者なのかということが分かっていく過程と、あのラストがこの作品の面白さだと思うのですが、変になっていなくて安心しました。佐々木希は可愛いけれど、演技はどうか知らないので正直不安だったのですが(爆)、しゃべらないし、ほとんど“写真”だけですから、良い方に作用していましたね。

 時代設定も小説と同じくバブル崩壊後の90年代初頭が舞台でした。私はちょうど本間刑事の子どもくらいの年齢かなー。300系新幹線がちょうど走り始めた時とか覚えていますし(小学校が新幹線沿いだったからよく見えたのだ)、子どもが見ていたテレビの戦隊ものはジュウレンジャーか!と反応したり・・・。そんなわけで、バブル期のことはよく知らないのだけれど、社会問題とミステリーが絡んでいてやはりこれは面白いですね。

 上川さんもああいう役は似合うけれど、ゴリが良い味出してましたねー。また原作も読んでみよう。