『太秦ライムライト』 （BSプレミアム）

　１４日、BSで放送された『太秦ライムライト』という映画を見ました。昨日放送されたものは、どうやらテレビ編集版として劇場公開より先に放送されたようです。そして、これはどういう映画かと言いますと・・・あの斬られ役の福本清三先生の主演映画なんですよ！！！！！！！『ラストサムライ』にも出演され注目度が高まった福本先生ですが、まさか主演作品が作られるなんて・・・・感慨無量ですね。

　物語は、役名は違いますが、福本先生の人生をそのまま映画化にしたようなお話です。あらすじは、『太秦ライムライト』公式HPあらすじをご覧下さい。

　「どこかで誰かが見てくれている」

　福本さんは自分の著書のタイトルにもされていますが、こんな事をおっしゃっています。

　時代劇では斬られ役、現代劇では死体役・・・など名前もない「その他大勢」の役で、目立たないかもしれません。しかし、そんな彼らがいなければ、殺陣は成立しません。地味だけと必要な存在だし、うまく斬られるのにも努力が必要なんですよね。今では、映画村で福本清三ショーが開催されたりと密かな人気を誇る福本先生ですが（きっかけは「探偵ナイトスクープ」かな？）、主役を引き立てるための人生も・・・なかなかできるものではありません。そんな福本先生の生き方も人気の一つなのかな？と思います。

　映画のほうは・・・中盤少し眠くなってしまいましたが（苦笑・・・たまたま私が歯医者さんに行った日で鎮痛剤を飲んでいたのもあるかもしれませんが）、やはり劇中劇の撮影シーンというか殺陣シーンは圧巻でした！しかも映画スターが松方弘樹。私はこの方の時代劇は「遠山の金さん」くらいしか見たことがないのですが・・・すごくかっこよかったです！そして、福本先生の斬られっぷりはやはり圧巻でしたね！！