みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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劇団四季 『オペラ座の怪人』 名古屋公演 (3月12日)

2016年03月15日 | ミュージカル
実に約10年ぶり(!!)に『オペラ座の怪人』を観劇してきました。うーん・・・その前回の観劇がついこの間のようです(;・∀・)

さて今回のキャストはこちらの画像を参照してください。



芝さんはベテランの役者さんで、私も結構好きですが、この名古屋公演でファントムデビューされました!涼太さんのラウルは私も10何年ぶり(笑)に見ました。そしてマダム・ジリーの秋本さんは・・・以前メグ・ジリーをやっていた方ですよね?!ほほ~今はお母さんのほうの役になったのねぇとちょっと感慨深くあります。

この日の席はA席(1階のD列端)でしたが実質最前列でしたので、とても迫力がありました!(ただアーチの上にいるファントムとかは見えづらかったですが・・・^^;)

一時期はかなり見ていたのですが、「あ、こんなんだったっけ?」とか、前のほうでしたので、マイクを通して伝わってこないセリフ(脇でしゃべっている設定で)が聞こえてきたりと、何度も見ているのに新鮮な感じでした。

それにしても、舞台セットは、観客もオペラ座の観客と一瞬思えるような演出だよな~と改めて感じました。オークションの場面で、シャンデリアに灯りがつき、アーチも姿を現す・・・。これだけで、感動ですね。学生の時に、これを見たくてバイトをしてお金を貯めて(もちろんオペラ座だけではなくて、歌舞伎などもそうですが)京都まで行ったりという思い出も蘇りました(笑)

劇中劇のオペラシーンなどもあるので、声楽出身の人たちがたくさん出ているのもオペラ座ならでは。歌に関しては、本当に安心できますね。(好みとかはあるかもしれませんが)そんな中・・・初の芝ファントムは、今まで見てきた高井さんのような歌い方とは違うので、最初は戸惑ったものの(?)結構スルメのようにくるファントムかもしれません(笑)

でも10年も経ち、それなりに人生経験も積んでいくと、見方(?)もちょっと違ってくるというか・・・ファントムのクリスティーヌを思うが故の行動はやはり行き過ぎだから、そんなんじゃダメだよとか(笑)でも、そんなことを超えて感動の涙を流してしまう理性を超えた魅力がないとこの役はできないんだろうなとも改めて感じました。

久保さんのクリスティーヌもなかなかよかったなと思いましたし、涼太さんラウルは渋くなって素敵になっていましたね!

何度見ても、ラストには感動。

やはり『オペラ座の怪人』は凄い!と思いました。