みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
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『ゆず、香る』 有川浩

2011年10月01日 | 本・マンガ
 小説と入浴剤のコラボ商品「ほっと文庫」に有川さんの小説もラインナップに入っていて、さらに有川さんのバージョンが「ゆず」の入浴剤、そしてタイトルも「ゆず」というので探していました。売っているのを見たことないし、ネットでも入荷待ち状態。Amazonでもなかなか在庫がなくて、やっと手に入りました。ご覧のように箱(右側の)に入浴剤と小説が入っています。あくまで小説はおまけみたいな感じなんで、想像以上に薄いです。

 入浴しながら読めるページ数なので、31ページで「fin.」となります。しかし、企画をされた方には申し訳ありませんが、残念ながら私はお風呂の中で本は読まないので・・・普通に読みました。だって・・・箱に注意書きがしてあったけれど、お風呂で読んだら本がふやけそうじゃないですか・・・学習参考書の類以外の本は綺麗にしておきたいので。せっかくのコラボなら防水加工にしてくれたらお風呂で読んだかもしれませんけれどね。

 短すぎて詳しい感想を書くと、ネタばれに繋がりそうなので控えますが、有川さんらしい作品でした。ベタベタに甘いまでにはいかないけれど、その加減が「ゆず」っぽくて、ちょうど良いかもしれません。そして、小説の内容もちゃんと商品そのものと“コラボ”しているところが、有川さん素敵です。

 私も“彼”の出身県である静岡県人、さらに私の家は元みかん農家だったので、英語サークルでの「みかんバトル」や「うなぎバトル」をしちゃう気持ちは、わかるなー。(さらに静岡県は広いので、まあ、県内でもいろいろあるんですけどね・笑)わかるなーというのはそれだけじゃないかもしれないけれど・・・。やっぱり有川さんが描く登場人物(主人公)はまっすぐで好き。

 そして、私もゆずは大好き。飲んでもよし、食べてもよし、お風呂で使ってもよし(入浴剤含め)ですもんね。普段お酒はあまり飲まないけれど、これを読んでいたら、ゆずのお酒を飲みたくなってしまいました。


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