みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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岩崎峰子 『祇園の教訓』

2007年08月15日 | 本・マンガ
 図書館では自分の好み以外のコーナーもぶらりぶらりさまようことがあります。岩崎峰子さんの本は前から気になっていたものの、読まずじまい。先日記事にした大和和紀さんの『紅匂ふ』のモデルにもなっているし、図書館でたまたま見つけたので、読んでみようと思いました。

 この本、話題にはなりましたけど、私の知人や各レビューなどでも酷評していので(苦笑)ちょっと避けていたのもあるのかもしれません。まあでも読んでみなければ、何か言う資格はないと思い読みました。

 読みやすかったし、なるほどと思うこともありました。けれど、なんか失敗例というか嫌なお客さんのことは、何か違うなぁと思うことや、具体的に著名人の名前をあげていいのかなぁと思ったり・・・。とは言いつつも、トップに立つ人間や一流と呼ばれる人のいう事は参考になりますね。

 共感できた部分としては「お稽古事は素直に」。私もプロではなく、道楽(?)ですが、お稽古事は素直に師匠のいう事を聞いています。不器用で、最初はだめでも、そういうタイプの人は後でしっかりと身につくと思います。

 本はもちろんですが、自分を磨くには、実際に「すばらしい人」と接することが大事だと改めて思いました。私はその点では恵まれているのかなと感謝しています。

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