
宮部みゆき/著
どんどん増えていく積ん読(^^;。これもその1冊でした。ずっと興味はあったのですが・・・これが初めて読む宮部さんの作品です。文庫1冊ですが、分厚くて、最初は読むのが大変かな?と思いましたが、面白くてあっという間に読了。
休職中の刑事の本間が、亡き妻の親類から婚約者を探してくれと頼まれる・・・。その女を探すけれど、なかなか出てこないし、謎が深まるばかり・・・・。本間と同じように、この女は何者なの?なぜこんなことをしなければならなかったの?と読んでいました。そして最後は・・・人によっては納得がいかないかもしれないし、私だってその先は気になりますが、この終わり方は劇的。
クレジットカード社会の闇や戸籍について・・・物語の設定は平成になったばかりの頃で20年も前だけど、全然古くない・・・。闇金、多重債務など・・いつ、誰にでもこんなことがあってもおかしくないな・・と思うと怖くなりました。ネット通販はしても代金引換がほとんど。普段は全く使わないけれど、クレジットカード・・・というかクレジット機能付きカードを何枚か持っている私。銀行のキャッシュカードだってそう・・・。自分は大丈夫、関係ないなんて思っているけど・・・気をつけないとね・・・。
どんどん増えていく積ん読(^^;。これもその1冊でした。ずっと興味はあったのですが・・・これが初めて読む宮部さんの作品です。文庫1冊ですが、分厚くて、最初は読むのが大変かな?と思いましたが、面白くてあっという間に読了。
休職中の刑事の本間が、亡き妻の親類から婚約者を探してくれと頼まれる・・・。その女を探すけれど、なかなか出てこないし、謎が深まるばかり・・・・。本間と同じように、この女は何者なの?なぜこんなことをしなければならなかったの?と読んでいました。そして最後は・・・人によっては納得がいかないかもしれないし、私だってその先は気になりますが、この終わり方は劇的。
クレジットカード社会の闇や戸籍について・・・物語の設定は平成になったばかりの頃で20年も前だけど、全然古くない・・・。闇金、多重債務など・・いつ、誰にでもこんなことがあってもおかしくないな・・と思うと怖くなりました。ネット通販はしても代金引換がほとんど。普段は全く使わないけれど、クレジットカード・・・というかクレジット機能付きカードを何枚か持っている私。銀行のキャッシュカードだってそう・・・。自分は大丈夫、関係ないなんて思っているけど・・・気をつけないとね・・・。
宮部作品はミステリーにカテゴライズされるわりに、推理や犯人探しなど二の次三の次なのが最大の魅力だと思います。
ラストシーンが印象的な作品も多いです。本作は映画のワンシーンのような劇的な終わり方をしますが、意外な登場人物を最後にさらっと持ってくるのもうまいんだよなあ、この人は。
並行して描かれる捨て犬のエピもどこか本筋に重なるんですよね。巧いです宮部氏。
先日ようやく文庫化となった「楽園」を読みました。「模倣犯」のその後のお話ですが、これも面白かった~♪
初宮部とのことで、これからたくさんの傑作が読めるみゆみゆさんがうらやましい・・・(笑)
読者が選ぶ最近のミステリーナンバー1にも選ばれていますよね。
あ、そうそう書き忘れましたが、捨て犬のボケのエピソードも良かったです。関係ないようで、関係あるというか・・・。
『模倣犯』もずっと興味はあったのですが、分厚くて・・・それで今まで宮部さんを読まなかったのかも(^^;。
でも、ちょっと読んでみようと思っています。
これからいろいろな作品を楽しみたいと思います(^^)