
兵庫県いけばな協会展の前期展に行ってきました。兵庫県の各流派が出展するいけばな展です。今回も私が個人的に気に入った作品を中心にご紹介致します。
まずは小原流から見て行きましょう。

※花奏(はなかなで)という小原流の新しい花形の作品。

※大王松を使った「ひらくかたち」の作品。

※バナナを使った作品。

※キングプロテアを使った作品。

※これもキングプロテアを使った作品。

※キングプロテアを使うと豪華です。

※小原流家元作品。

※嵯峨御流の作品。

※これも嵯峨御流。

※多肉を使って迫力の作品。

※いいしれぬパワーを感じます。
嵯峨御流、イイですね~‼️

※真生未生流の作品。

※都未生流の作品。

※典型的な未生流の作品。

※光風流の作品。

※草月流の作品。

※草月流です。なかなか攻めてます。

※容真流の作品。

※佳生流の作品。

※知香流の作品です。

※知香流の作品です。

※花奏(はなかなで)という小原流の新しい花形の作品。
花奏は3つの穂先が異なる方向に交差する花形で、自然界ではアリエナイ形。大抵はアンバランスでミもフタもない作品になってしまうのですが、この作品はよくまとめています。このアタリはサスガです。お見事です。
新しい形としては「ひらくかたち」があります。

※大王松を使った「ひらくかたち」の作品。
テーブルフラワーを意識した新しい花形です、左右対称にビミョーに「しない」ところがポイントだそうですが、これ、イイと思いますか❓ビミョーです。
小原流といえば南洋植物です。

※バナナを使った作品。
これはバナナを使った作品です。
南洋に地上の楽園を夢見た時代を現すような作品ですね~。
キングプロテアなんか使うと豪華になります。

※キングプロテアを使った作品。

※これもキングプロテアを使った作品。

※キングプロテアを使うと豪華です。
あ、これ(↓)お家元の作品でしたか❗
見逃すところでした💦

※小原流家元作品。
ん~・・・家元作品が幹部の作品よりジミ~なのは、いささか問題アリですわ。
さて、次は嵯峨御流を見て行きます。
最近私は嵯峨御流に注目しています。

※嵯峨御流の作品。
こ、これは~❗まるでヌーベル・キュイジーヌ‼️

※これも嵯峨御流。
何とも斬新な構成です。

※多肉を使って迫力の作品。

※いいしれぬパワーを感じます。
嵯峨御流、イイですね~‼️
その他の各流派を見て行きましょう。

※真生未生流の作品。

※都未生流の作品。

※典型的な未生流の作品。

※光風流の作品。

※草月流の作品。

※草月流です。なかなか攻めてます。

※容真流の作品。

※佳生流の作品。
で、最後に知香流の作品です。
この流派、ディオラマ製作に血道をあげていて、笑ってしまいます(失礼‼️)。

※知香流の作品です。
達磨大師ですか。そーですか、そーですか。

※知香流の作品です。
「夏の思い出」と題名をつけたらピッタリきそうな作品。すいません、私にはもう夏休みの工作の宿題にしか見えません💦
おあとがよろしいようで。
華展アップ、いつも楽しみにしているのです。
嵯峨御流はいいな~なのですが、こちらでは見られません。
古典華ではない自由華でも素晴らしい活け方ですね。
草月流もなかなかいいですね。
ご近所の奥さんが何十年と習っていて、華展にも出されてましたが、飾り方が伸びやかなんです。
私は玄関、床の間の飾り方が、いい加減すぎてます(;^_^A
さまざまな流派がありますが、お花の基本は実は同じひとつの原則が元になっています。それは『3つの花で不等辺三角形をつくる』です。
流派によって『しん、そえ、もと』とか『主枝、副枝、客枝』とかさまざまな呼び方をしますが、この原則さえ押さえておけば誰が見てもイイ花になります。
あとは植物の植生に合わせて葉っぱの表を上(太陽の方向)に向ける、これを守れば美しい花になります、たぶん。
これでイイお花を活けてくださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。