ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

@アースデイ東京

2010-04-17 18:22:10 | フェス、イベント
今日は地球のことを考えて行動する日です。という訳で、代々木公園で行われている、アースデイ東京に来ています。色々なブースを観て回って、フジロックのスタンプ・ラリーをやって、オーガニックなホットドッグやらを食べて、あ~マイ皿持ってくれば良かった…、と反省したり。で、なんだかんだでお楽しみはやっぱりライウ゛ですよね。しかしブラブラ遊んでいるうちにLeyonaが終わってしまいました。これからOharu with k そしてブルース・ザ・ブッチャー&ムッシュかまやつ! 楽しみです。


帰宅後追記:

今年のアースデイ東京は、いつもの代々木公園のイベントエリアと、さらにその向かいの広場までに会場を拡大し、例年以上に大きなイベントとなっていました。昨今のエコや環境問題への関心の強さを感じさせられましたね~。そして会場が広くなった分、空間に余裕ができたために大変過ごしやすく、より一層ピースフルな雰囲気のイベントになった印象です。

会場内をぶらぶらしている時に、メインステージから和製キャロル・キングのような、フォーキーでソウルフルな女性ヴォーカルが聴こえてきたんです。これ誰だろう?と思いながらも観に行かなかったのですが、後で調べたらマジェスティック・サーカスの児玉奈央さんだったんですね~! ソロだと随分違う雰囲気の歌を歌うんですね~。観なかったことが悔やまれます。また次の機会にちゃんと観たいと思います。

Oharu with k は格好良かったですね~。石井勝彦さんのギター、野外に映える良い音してました。最後の「風に吹かれて」は染みましたね。そしてblues.the-butcher-590213。今回はムッシュかまやつ氏を向かえてのステージ。そのムッシュが中心かと思いきや、彼の立ち位置は意外にも一番端っこでした。ですがさすがに「Be-Bop-A-Lula」、「Walking The Dog」、「Kansas City」、「High Time Baby」など、両者の共演アルバムに収録されたビートバンドっぽい曲を中心にした構成でしたね。しかしその分ハープのKOTEZさんは、先日の春風なんかに比べると若干テンション低めだったかな?なんて思ったり。とは言え相変わらず怒濤のようなブロウを決めて盛り上げていました。終盤にはLeyonaさんも合流し華やかなステージになりましたね。最後は「Mojo Boogie」で大団円。どうせなら「Got My Mojo Workin'」も演って欲しかったですけどね~。ムッシュは妙に楽しそうでした。

アースデイ東京、明日(4月18日)もあります。明日はゴンチチが出るんですよね~。行きたいな~、って言うか多分行きますけどね…。






マイ・ベスト・ゴフィン&キング

2010-04-17 03:13:19 | SSW
キャロル・キング&ジェイムス・テイラーのスペシャルな来日公演が始まりました。私も初日の4月14日に観に行きましたが、そのステージでは、ブリル・ビルディング時代のゴフィン&キングの名曲も歌われています。という訳で、今回はゴフィン&キングの数ある名曲の中から、私の大好きな10曲を選出。YouTubeで見つけた関連動画へのリンクも貼ってみました。

*コンサートの内容に触れますので、これから観に行かれる方は読まないことをお勧めいたします。


(You Make Me Feel Like) A Natural Woman

LADY SOUL
ブリル・ビルディング時代に終わりが近づいた頃にアレサに提供し、大ヒットした名曲。先日のキャロル・キング&ジェイムス・テイラーのライヴ(以降、先日の二人のライヴ)では、前半のハイライトとして登場し、キャロルの彼女らしい暖かくもソウルフルな歌声が素晴らしかったです。正直、この曲はアレサで聴かないと…、なんて思っていた私も、キャロルの熱演に感動しました。でもアレサの歌も素晴らしい!
http://www.youtube.com/watch?v=Yi6dqhi8Ptw&feature=related

Will You Still Love Me Tomorrow

THE SHIRELLES / GREATEST HITS
作曲が得意なキャロル・キングと、作詞に秀でたジェリー・ゴフィン。二人は意気投合し結婚します。そんなゴフィン&キングの最初のヒット曲がこのシュレルズに提供した「Will You Still Love Me Tomorrow」でした。これはガールズ・ポップの金字塔。しかもキャロル・キングのソロ作「TAPESTRY」でのセルフ・カヴァーもまた良い味わいなんですよね~。 もちろん先日の二人のライヴでもいいところで歌われて、キャロルの歌にジ~ンときました。ジェイムス・テイラーの、そっと添えるようなハーモーニーがまたね。
http://www.youtube.com/watch?v=-_u53G4XLko&feature=related

Take Good Care of My Baby

THE SILVER BEATLES / THE ORIGINAL DECCA TAPES
はい、すいません、ブートレッグです。ビートルズがデビュー前にカヴァーしていたゴフィン&キング作品。オリジナルはボビー・ヴィーですかね? でも私にとってはやっぱりビートルズなんですよね~。有名なデッカ・オーディションのデモ・テープに収められたものです。ビートルズは他にゴフィン&キング作品の「Chains」もカヴァーしてますし、作者クレジットをレノン&マッカートニーとしたのも、おそらくブリル・ビルディングへの憧れからでしょうね。でも自作自演バンドの旋風を巻き起こしたビートルズが、結局はブリル・ビルディングの時代を終わらせた、とも言われています。
http://www.youtube.com/watch?v=LhdCiRCj6KU

Pleasant Valley Sunday

THE MONKEES / GREATEST HITS
そのビートルズの対抗馬として、アメリカが威信を賭けてプロデュースしたのがモンキーズ。もちろん米屈指のメロディ・メイカー、ゴフィン&キングも楽曲提供しました。この曲は格好良いですよね~。先日の二人のライヴでは、セットリストにはなかったものの、客席からリクエストが飛んだのですかね?ジェイムスが「確かこんな感じだったかな?」って感じでサビをギター弾き語りでチラッと歌い、それを引き継ぐように今度はキャロルがピアノを弾きながら歌い、二人とも楽しそうでした。ほんの一瞬でしたが、ちょっと幸せな一時でしたね~。
http://www.youtube.com/watch?v=sUzs5dlLrm0

The Locomotion

LITTLE EVA / THE LOCO-MOTION
ゴフィン&キング作品で最も有名な曲はやっぱこれでしょうね。62年の大ヒット曲。このリトル・エヴァはもともとはゴフィン&キング夫妻のベビー・シッターだったそうですから、なんか良い時代でしたよね。後のグランド・ファンク・レイルロードによるカヴァーも有名ですね。先日の二人のライヴでは最後の最後で演奏され盛り上がりました。やっぱりこの曲は演ってくれないとね。
http://www.youtube.com/watch?v=C5OoQadZTPk

Some Kind Of Wonderful

THE DRIFTERS / GOLDEN HITS
ベン・E・キングが抜けた後のドリフターズによるヒット曲。これも良い曲なんですよね~。でも残念ながらYouTubeの映像は見つけられませんでした。まともなカヴァーすら探せませんでした。良い曲なのに…。グランド・ファンク・レイルロードで有名な方は沢山出てきたんですけどね~。

Up On The Roof

LOURA NYRO / CHRISTMAS AND THE BEADS OF SWEAT
この曲もオリジナルはドリフターズの大ヒット曲。でもドリフターズから2曲選ぶのもなんなので、敢えて70年のローラ・ニーロのアルバムから。この曲も大名曲ですね。キャロル・キングによるセルフ・カヴァーもありますし、ジェイムス・テイラーのカヴァーもある。色々聴き比べてみるのも面白いかも。
http://www.youtube.com/watch?v=RVYqR0bnoqQ&feature=PlayList&p=7A54B91DD9FAE76D&playnext_from=PL&playnext=1&index=73

Wasn't Born To Follow

OST / EASY RIDER
映画「イージーライダー」にゴフィン&キング作品が使われているというのも面白いですよね。元々は「THE NOTORIOUS BYRD BROTHERS」に入っていた曲ですけどね。キャロル・キングによるヴァージョンは、それと同じ頃にリリースされたザ・シティの「NOW THAT EVERYTHING'S BEEN SAID」に収められていますが、こればっかりはバーズのセンス勝ち!
http://www.youtube.com/watch?v=gWhgLjim6Rc&feature=related

It Might As Well Rain until September

CAROLE KING / COMPLETE RECORDINGS 1958-1966
ブリル・ビルディング時代のキャロル・キングは作曲家として裏方に徹していた印象がありますが、実は数枚、シンガーとしてもシングルをリリースしているようです。そのうち、唯一のヒット作がこの曲。もちろんゴフィン&キング作品。ソロシンガーとして大成功を収めるあの歌声とは違う初々しさがあって、これもなかなか素敵です。でやっぱ曲が良い!!
http://www.youtube.com/watch?v=RwMp5sE0Kyw&feature=related

Ferguson Road

CAROLE KING / RYMES & REASONS
ゴフィン&キングは、二人が離婚してからも仕事仲間であり続けたようです。こちらはキャロル・キングの72年のソロ4作目。その中にひっそりと収められたゴフィン&キング作「Ferguson Road」。この曲、あんまり人気無いんですかね…。私大好きなんですけど。残念ながら動画はありませんでした…。