今日は岡本太郎生誕100年を祝うフリー・ライヴ・イベント「TARO100祭」を観に六本木ヒルズに来ています。先程OKAMOTO'Sというバンドが終わりました。まったくノー・チェックのバンドでしたが、モッズな感じで格好良かったです。特にドラムに痺れました!
この後、田島貴男、サルガヴォ、鼓童と続きますが、寒すぎて最後まで居れるか分かりません…。
帰宅後追記:
六本木ヒルズ・アリーナで行なわれた「TARO100祭」。岡本太郎生誕100年という記念すべきバースデーを祝うフリー・ライブ・イベントです。会場のあちこちに彫刻やオブジェが飾られ、ステージ後方には象徴的な巨大な仮面があしらわれている。私が会場に到着した時は、既にトップ・バッターのOKAMOTO'Sのライヴが始まっていまして、初っ端から凄い人が集まり盛り上がっていました。
OKAMOTO'S
正直、この日初めて知ったバンドだったのですが、かなり格好良かったです。モッズと言うか初期フーを思わせる雰囲気で、特にドラマーさんの叩き方がキース・ムーンを彷彿とさせるような弾けっぷりで堪りませんでしたね。ビートもキレキレでしたし。もうほとんどドラムばっかり見てました。で、このOKAMOTO'S、バンド名は岡本太郎からきているそうで、メンバー4人全員がオカモト姓を名乗っているそうです。面白いですね~。なんてったって4人とも90年代の生まれですからね! ちなみにドラマーさんはTHE PRIVATESの延原達治さんの息子さんだそうです。さらにベーシストはダウンタウンの浜ちゃんの息子さんだとか。なんか凄いな!
田島貴男
ORIGINAL LOVEのシンガー。正直、それ程良くは知らないんですけど、気になる人なんですよね~。ソロでどんなことやるのかな?と思いきや、ストレートにアコギ弾き語りでした。首にはハーモニカのホルダー下げて、完全にフォーク・スタイル。ですがやってる曲は妙にブルージー&ファンキー。アコギ弾き語りであれだけファンキーな味を出せるって流石です!ギターよりもむしろ歌でグルーヴを出してる感じ。あれは黒かった! しかもず~っとそういう路線で行くのかと思いきや、メロウな曲あり、フォーキーな曲あり、ジプシー・キングスあり、ジャイブ的なスウィングありと、短いセットながら深い歌心を堪能させてくれました。終盤には客席とのコール&レスポンスもあって、「ソウルパワー!」とか「爆発だ!」と連呼したりして、微妙にシュールな感じが良かったです。最後は苦笑いしながら「終了…」と言い残して去っていきました。
Salle Gaveau
ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指す五重奏団だそう。失礼ながらこちらもこの日初めて知ったバンド。ギター、アコーディオン、ヴァイオリン、鍵盤、ベースという編成。流石ポスト・ピアソラと言うだけあって、タンゴの情緒を感じさせながらもアヴァンギャルドなミクスチャーを聴かせてくれました。エレキ・ギターが入るのでプログレやフュージョンっぽい感じもありましたね。個人的なイメージとしては、この日最も岡本太郎を感じる演奏でした。最後には岡本太郎に捧げる曲を演奏していましたが、アコーディオンとヴァイオリンのソロが素敵でした!
鼓童
いや~、これはホント素晴らしかった! 岡本太郎は「芸術は爆発だ!」と言いましたけど、私は鼓童を観て思いましたよ、「和太鼓は宇宙だ!」。ちょっと意味不明で申し訳ないですけど、それぐらい、和太鼓の音色とリズムが織りなす世界にトリップさせられたんです。神聖な雰囲気のなか、叩き手の気合いと気合いのぶつかり合いが音となって押し寄せてくる感じ。折り重なる低音とめくるめくリズム。圧巻でしたね。終盤には歌も歌われたんですけど、それがまた良かった!あの声に痺れた! 日本の文化って素晴らしいな、とあらためて思わされました。
それにしても、バースデーを祝うためにこれ程までに個性豊かなメンツが揃ってしまうあたり、さすがは岡本太郎ですね!
岡本太郎さん、100歳おめでとうございます!
この後、田島貴男、サルガヴォ、鼓童と続きますが、寒すぎて最後まで居れるか分かりません…。
帰宅後追記:
六本木ヒルズ・アリーナで行なわれた「TARO100祭」。岡本太郎生誕100年という記念すべきバースデーを祝うフリー・ライブ・イベントです。会場のあちこちに彫刻やオブジェが飾られ、ステージ後方には象徴的な巨大な仮面があしらわれている。私が会場に到着した時は、既にトップ・バッターのOKAMOTO'Sのライヴが始まっていまして、初っ端から凄い人が集まり盛り上がっていました。
OKAMOTO'S
正直、この日初めて知ったバンドだったのですが、かなり格好良かったです。モッズと言うか初期フーを思わせる雰囲気で、特にドラマーさんの叩き方がキース・ムーンを彷彿とさせるような弾けっぷりで堪りませんでしたね。ビートもキレキレでしたし。もうほとんどドラムばっかり見てました。で、このOKAMOTO'S、バンド名は岡本太郎からきているそうで、メンバー4人全員がオカモト姓を名乗っているそうです。面白いですね~。なんてったって4人とも90年代の生まれですからね! ちなみにドラマーさんはTHE PRIVATESの延原達治さんの息子さんだそうです。さらにベーシストはダウンタウンの浜ちゃんの息子さんだとか。なんか凄いな!
田島貴男
ORIGINAL LOVEのシンガー。正直、それ程良くは知らないんですけど、気になる人なんですよね~。ソロでどんなことやるのかな?と思いきや、ストレートにアコギ弾き語りでした。首にはハーモニカのホルダー下げて、完全にフォーク・スタイル。ですがやってる曲は妙にブルージー&ファンキー。アコギ弾き語りであれだけファンキーな味を出せるって流石です!ギターよりもむしろ歌でグルーヴを出してる感じ。あれは黒かった! しかもず~っとそういう路線で行くのかと思いきや、メロウな曲あり、フォーキーな曲あり、ジプシー・キングスあり、ジャイブ的なスウィングありと、短いセットながら深い歌心を堪能させてくれました。終盤には客席とのコール&レスポンスもあって、「ソウルパワー!」とか「爆発だ!」と連呼したりして、微妙にシュールな感じが良かったです。最後は苦笑いしながら「終了…」と言い残して去っていきました。
Salle Gaveau
ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指す五重奏団だそう。失礼ながらこちらもこの日初めて知ったバンド。ギター、アコーディオン、ヴァイオリン、鍵盤、ベースという編成。流石ポスト・ピアソラと言うだけあって、タンゴの情緒を感じさせながらもアヴァンギャルドなミクスチャーを聴かせてくれました。エレキ・ギターが入るのでプログレやフュージョンっぽい感じもありましたね。個人的なイメージとしては、この日最も岡本太郎を感じる演奏でした。最後には岡本太郎に捧げる曲を演奏していましたが、アコーディオンとヴァイオリンのソロが素敵でした!
鼓童
いや~、これはホント素晴らしかった! 岡本太郎は「芸術は爆発だ!」と言いましたけど、私は鼓童を観て思いましたよ、「和太鼓は宇宙だ!」。ちょっと意味不明で申し訳ないですけど、それぐらい、和太鼓の音色とリズムが織りなす世界にトリップさせられたんです。神聖な雰囲気のなか、叩き手の気合いと気合いのぶつかり合いが音となって押し寄せてくる感じ。折り重なる低音とめくるめくリズム。圧巻でしたね。終盤には歌も歌われたんですけど、それがまた良かった!あの声に痺れた! 日本の文化って素晴らしいな、とあらためて思わされました。
それにしても、バースデーを祝うためにこれ程までに個性豊かなメンツが揃ってしまうあたり、さすがは岡本太郎ですね!
岡本太郎さん、100歳おめでとうございます!